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40代、婚活のやめ時を見極める【40代をモテ期に変える格言Vol.17】

【大反響連載中!】オトナの建前をぶった切り、真理をつく! モテ期プロデューサー 荒野広治さんがお届けする大人のための激辛恋愛論。うまくいかない婚活に疲れた……もうやめたいけれど、いつまで頑張るべき?
荒野広治 meot婚活相談所運営、モテ期プロデューサー

荒野広治 meot婚活相談所運営、モテ期プロデューサー

「息をするようにモテる」をテーマに、日本一恋を言語化するモテ期プロデューサー。過去にモテなかった経験をバネに自分磨きに注力した結果、5つのマッチングアプリで「いいね数日本1位」に輝くなどの経歴を持つ。2021年6月からは活動の場をYouTube LIVEに切り替え、辛口の恋愛・婚活の相談を行い、その経験を生かし、2022年にmeot婚活相談所をオープン。具体的ですぐに使えるテクニックを武器に、ゼクシィ公認セミナー講師やSNSで独自の理論を公開し、現在SNS総フォロワー数70万人を誇る。

Vol.17 もう婚活をやめたい……やめるきっかけは?

読者の皆さん、こんにちは。モテ期プロデューサーの荒野です。


 いよいよ7月、イベントシーズン到来ですね。とはいえ、連日のこの暑さ……。気持ちも見た目もついゆるんでしまいがちですが、チャンスを逃さないようにしていきましょう。


さて、突然ですが「婚活のやめ時」って考えたことはありますか? 今回のタイトルが気になっている人は、すでに婚活をするなど、何かしら行動を起こしてきた人だと思います。なかには、頑張ってもなかなか成果が出ずにもやもやしている人もいるのでは。“婚活”というくらいですから、いつかこの活動は終わりを迎えます。その終わりが、目標とする「愛する人との結婚」であるなら最高のエンディングですが、ひとりの自分を受け入れることだって婚活の終わりのひとつ。


婚活をやめるタイミングについて考えたいと思います。

婚活は続けるのが難しい?

婚活を続けることは、実は簡単なことではないと思います。成果が出ずに心が折れることもある。うまくいっていたと思っていた相手との関係が途絶えて落ち込むことだってあります。大人になってから始める婚活は、特にメンタルを削られると思います。 婚活をやめたくなった理由で僕が一番多いと感じているのが「いいと思う人がいない」こと。女性は特に、こう感じる人が多いのではないでしょうか。


婚活男性は、この人とお付き合いしてみたいという女性にかなりの確率で出会えます。婚活市場に若くて可愛い女性はたくさんいるからです。ただ、相手に選んでもらえないというのが婚活男性最大の悩み。倒すべき“ラスボス”(=若い婚活女子)がかなり手ごわいので、まずは自分のレベルを上げていくぞ、というロードマップがあるのが男。一方、大人女子の場合は戦うラスボスそのものが存在しません。


誰も倒したくないし、倒したいと思わない。対象者がいない、それを見つけるのが一番きつい。婚活相談所であれば会いたいとリクエストをくれる男性、アプリなら「いいね」をしてくれる男性がいても、自分の中ではその人たちは「なし、なし、なし」という具合。


何度かこの連載でも話をしてきましたが、これは婚活市場での自分の価値を受け入れられないまま思考停止しているから。20代の若い女性は、ハイスペック男子からいくらでも申し込みがきますが、40代女性にはいくら美女でも男性は行かないんです。考えてもみてください。スペックの高い男性がわざわざ検索条件に「40代」を入れると思いますか?  逆に「いいね」される相手をメインに活動してしまうと、めちゃくちゃ自分より格下しかいないということになります。婚活しても私に興味を持ってくれる人は、こんな人ばっかり……と感じてしまうと、早々に疲れてやめようかなという気持ちにさせられてしまうのだと思います。

40代モテ期vol17_荒野広治

早期撤退する人ほど自分の市場価値を知らない

「出会いがないからやめる」という女性の多くは、若い時にある程度モテていた(モテていたことに本人が気づいていない人も含む)人が多いんです。若いころの思い出から抜け出せていないんですよね。


40代女性が20代のころは、まだまだ男のほうが頑張っていた世代。デートコースの提案もしてもらえる、メールの返信が塩対応でも何度も連絡が来る。そんな「男が頑張って当たり前」というベースでのコミュニケーションがいまだに抜けていない大人の女性は、年齢が上がり自分の市場価値が下がったことに自覚がないことが多いんです。自分のウリであった若さや美しさが毀損されているのに、「え? 男は頑張るもんでしょ」といまだに言い張る。これが私らしさと言わんばかり、相手の男性を思いやる配慮や会話力もなく、リアクションも薄い女性こそ、自分に合う人がいないと嘆く。この状況では、相手が見つからないのは当然といえますよね。


だから、僕に相談に来られた人が「出会いがない」と言っている場合は、その人の現状をきちんと伝えるようにしています。厳しく聞こえるのか、僕の言葉に傷ついたと言って泣いてしまい怒り出す女性も少なくありません。クレームもきますよ。ただ、残念ながら婚活市場においては年齢で切り捨てられるのが現実。婚活市場での自分の価値が、年齢とともに下がっていくことをもっとシビアに考えてほしい

たくさんの人と会ってみると突破口が開ける

出会いがないと嘆く前に、自分がどれだけの人に「会おうとしてきたか」を振り返ってみてほしいんです。


実は、僕の結婚相談所では、1カ月で紹介リクエストの枠を200人にしています。業界的には30人程度がスタンダードなので、かなり多いと思います。これには理由があって、とにかくたくさんの男性を見てほしいと思っているからです。200枠のうち、10枠は手堅いところ=「いいね」がもらえそうな相手を選ぶ。では、残りの190枠はどうするかというと、「ダメモトで行け」とお伝えしています。成婚率1%のハイスペでも、分母が200近くあれば2人はマッチする可能性が生まれる。いうなれば「数の暴力」(笑)。


(そんなにハイスペックの男性がいるかはさておき)「自分にとって格上」だと思う人は200人ぐらい平気でいます。まずはいろんな人を見て、たくさん申し込んでもらって、話はそれからです。いろんな人とやりとりをしていけば、今自分がどういうふうに見られているのか客観的な評価が嫌でもわかりますし、候補者が少ないより多いほうが婚活がうまくいく可能性も当然高くなります。


もちろん、たくさんのお断りも来るでしょう。そこで、次にどう動くかが命運を分けます。


婚活で成功する人はこう言うんです。


「申し込みしまくってもなかなか通らなくて……ちょっと悩んでいるんです。プロフィール、見てもらってもいいですか?」


婚活をあきらめる人はこんな感じ。


「検索してもいいって思える人がいないので、退会します」


何万人も登録者がいて全然いい人がいないというのはありえません。おそらく、条件を厳しくしすぎて、ほとんど登録者を見ていないのではないかなと思います。こういうタイプはスペックや容姿に求めるものが高すぎる傾向が強いので、永遠に相手は見つからないと思います。

頑張ってもうまくいかないなら一度離れてみるのも手

では、それなりに活動してきた人が婚活をやめたいと感じている場合にはどうでしょう。僕は、1回やめてみていいと思っているんです。ただ、完全に婚活をやめるということ、ひとりで生きていく覚悟をするのは、まだしめないでほしいまたやりたくなったら再開してほしい、軽めの婚活でもいいからと伝えています。


私はもう婚活をやめるって決めたからと、マイナス側の覚悟はいつだってできる。ただ、完全に断ち切ってしまうと、もう一度やり直すのはかなりパワーが要ります。だから、一度ひとりになってみて楽しんでみようとか、本当にずっとひとりで幸せでいられそうかとか、改めて考えてみてほしいんです。


一度は婚活が嫌になったもののやっぱり寂しいとか、今はまだ遊んでくれる友達がいるけれど10年、20年後本当にひとりぼっちになったらどうするの?と、いろんな感情のリズムの中で将来への危機感を覚える日というのは、また絶対きます。だから、僕はいつも婚活を諦めるという人に「いつでも戻っておいで」と伝えています。戻ってくるころには価値観も変わって、考えも柔らかくなった状態になっているはず。現状に満足できなかったのならもう一段階上の相手とマッチするように一緒に頑張ろうと。次は、きっとうまくいきます。

最後にもう一度自分磨きのブーストをかける

そして、本当に婚活をやめようと考えているなら、自信を失ったままやめるのはおすすめしません。最後にもう一度だけ本気で努力してから、納得してや止めてもらいたい。それは、自分磨きにブーストをかけること。自分のレベルを上げて自己成長を感じてから旅に出るという順番にすると、けっこううまくいったりします。自分磨きもいろんな方法があると思いますが、ラスト婚活でマストにやってほしいことが3つあります。


料理と、ダイエット、それからリアクションの向上です。どれも努力すればそれなりにできる。「今、以上に」というのがポイントです。


料理をするかどうかは婚活をしているとどうやっても会話の中で聞かれます。実際まったく料理をしない人なら、日常ではしなくても得意料理をいくつか死ぬ気で身につけるだけでも短期的な努力になります。


ダイエットもしたほうがいい。もちろん、ふくよかな女性が幸せを手に入れることも十分にある。でも、それは体形のうんぬんを吹き飛ばす別の魅力があるから。マッチングの第一ハードルになるのはやっぱり見た目です。太っているから出会いがないという言い訳はさせませんよ。スクワット1回の努力もしないから売れ残ったんだ! と、自分自身にゲキを飛ばしてやってみたらきっと変わります。


そして最後がリアクションの向上も侮れません。


実は、いつもニコニコしている女性って婚活上のデメリットがあっても結婚していきます。逆に美人でも仏頂面の人は、ブツクサ言って結婚相談所をやめていきます。僕が話をしていても、不満そうに眉間に皺を寄せながら聞いていたり、「いや」「でも」「だって」が口グセだったりという人、けっこう多いです。荒野が相手だからでふだんはそんなことはないとか、今日は緊張していて、なんて言い訳する人ほど要注意。相手の人に対して、ムッとする瞬間って、付き合いが長くなればなるほど必ず訪れる。いいなと思う男性と初対面の時は緊張することだってある。素の部分の印象が悪ければ、即終了です。

婚活に疲れたら一旦休止も考えてみる

これまで話しておいて恐縮なのですが、正直、婚活をやめ時は結婚が決まる以外に何か大きなきっかけはないと思います。ただ、一度でもチャレンジしようと思ったその気持ちを大事にしてほしい。ひとりで生きていく、このままでいいと決めるのは、いつだってできる。なんなら、年齢とともに嫌でもそうなる。だったら、せっかく始めた婚活を、まだ可能性のある40代のうちにやめる必要があるのかなと思います。


うまくいかなければ休んだっていいんです、3日坊主だって100回続けば300日頑張れます。だから、一度休んだらまた帰ってきてください。いつでも僕は待っています。


少しだけ婚活に前向きになれた人に贈る、今回の格言はこちら!

【今回の格言】
婚活は、数打ちゃススム
一旦停止でもっとススム
40代モテ期vol16_ill
イラストレーション/いいあい 取材/佐倉 光

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