横浜駅からほど近くにある横浜市民防災センター。防災・減災教育の拠点であり、市内唯一の体験型防災学習施設です。キャッチフレーズは「楽しく学んでしっかり備える」。実際に地震や火災、水害を模したコンテンツを体験できるので、大人も子どもも一緒に“もしもの時”への備えを学べます。
今回は5歳の息子と一緒に、「地震・火災体験ツアー」と「水災害体験」に参加しました。最初は「まだ息子には難しいかな？」と思っていましたが、そんなことはありませんでした。ガイドさんの丁寧な説明に目を輝かせて耳を傾け、実際の体験では自分なりに考えながら体を動かす姿に驚かされました。
地震の揺れを再現する部屋に入り、阪神淡路大震災の揺れ(震度 7)を体感しました。減災トレーニングルームという部屋でシミュレーションが始まると、息子は慌てながらも「頭を守って、机の下へ！」と身をかがめました。実際の煙の中を避難する体験では、「低い姿勢で動くんだよね」と小さな声で確認しながら進む姿に成長を感じました。
体験後、「煙が出たらしゃがむんだよね」と自然に口にするようになり、防災意識がしっかり芽生えていたのが印象的です。
次に体験したのは、水害を想定したプログラム。浸水した扉にかかる強い水圧を実際に押してみたり、水流の中を歩いたり。大人でも驚く力強さに「こんなに動けなくなるんだ！」と実感。息子は「流されちゃうから気をつけないと」と真剣な表情。自然災害が増える今、こうした体験はまさに“学びの第一歩”だと思いました。
館内には、消防士の制服を着られるブースもありました。ヘルメットや防火服を身にまとい、息子はすっかり“ちびっこ消防士”。普段はなかなかできない体験に息子は大満足。
「ぼく消防士になる！」と笑顔でポーズを決めてくれて、思い出に残る1枚が撮れました。こうした遊び心あふれる体験があることで、子どもたちがより親しみを持って防災を学べるのだと感じました。
「住みたい街」として子育て世代からも注目される横浜は、私もいつか住んでみたいと思っている場所。住むとなると、一番気になったことが防災についてでした。このように体験を通して知ることができ、本当にありがたかったです。私が参考にしているサイトも載せておきます。
今回伺った横浜市民防災センターは、親子で「楽しく学べる防災のテーマパーク」のような存在。入館・体験ともに無料なのも驚きです！また、施設の隣には、「沢渡中央公園」という大きな公園があり、芝生もあるので、小さい子のボール遊びや、ジョギングなども出来て、幅広い年齢層の方の憩いの場所となっています。横浜駅西口から徒歩で約10分という立地も魅力で、家族でのお出かけ先として、強くおすすめしたい場所なので、ぜひチェックしてみてください。
【施設概要】
横浜市民防災センター
所在地：神奈川県横浜市神奈川区沢渡4-7
アクセス：横浜駅西口から徒歩約10分
料金：入館・体験ともに無料（一部予約制あり）
開館時間：9:15～17:00（休館日：月曜、年末年始）
横浜市民防災センター
所在地：神奈川県横浜市神奈川区沢渡4-7
アクセス：横浜駅西口から徒歩約10分
料金：入館・体験ともに無料（一部予約制あり）
開館時間：9:15～17:00（休館日：月曜、年末年始）
インスタグラムもぜひ遊びにきてください♪
カタログ最新号
特集を見る
