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vol.42 「持病がネックでうまくいかない」【ケビ子のアラフォー婚活Q&A】

迷えるアラフォー女子のための婚活お悩み相談。 第42回目「持病がネックでうまくいかない」ケビ子の持病は男アレルギー
ハローと書いてこんにちは。どうも、ケビ子です。

お悩み相談、42回目です。
今日の質問です。

質問:3月に40歳になりました。
私の悩みですが、持病が婚活のネックになっております。腎臓の病気で将来透析の可能性があります。今のところ、日常生活は普通に送っているので見た感じは元気そうに見えます。
33歳の時に一年ほどお付き合いした方がいて、きっと彼なら受け入れてくれると信じて話したら、その後態度が変わり別れ話をされました。本当にショックでした。
その後、何とか立ち直り、37歳で結婚相談所に入り、同い年の方から結婚前提のお付き合いをしたいと言われ、持病の事を話しました。
そしたら、「その病気は子供を産めるんですか?持病の事を知っていたらあなたの事を好きになったかを考えてしまいます。」と言われました。それがすごくショックで私の方からお断りしました。
持病を超えるほど自分に魅力がなかったというのもありますし、その男たちがそこまでの器でなかったと友人たちは言ってくれます。
自分には結婚は無理なのかもしれないと思い落ち込む時もあるんですが、どうしても諦める事ができずにいます。
今後、また結婚したいと思える相手に出会えた時にどのタイミングで伝えたらいいのかもわからないですし、受け入れてくれる人が現れるのか悩んでいます。
私もいつも心配してくれる母の喜ぶ顔が見たいです。


40歳、持病がネックとなり婚活がうまくいかないというお悩みです。
辛い思いをされてきたようですね。
自分でも悩みながら交際をしていたにも関わらず、病気への理解が得られないというのはなかなか簡単に想像できるものではない。
病気そのものについてはケビ子には何とも言えないので、ご相談者のマインドを少し変えるお手伝いができないか考えてみた。


ご相談者:将来透析の可能性がある。今は日常生活を普通に送っている。
ケビ子:将来交通事故に遭う可能性がある。今は日常生活を普通に送っている。


可能性というのは極端に言うとこういうことで、誰もが抱えるリスクであること。
加えて今と将来の境目がいつなのか、その見通しがあるご病気なのか、そしてその可能性がどの程度のものか、日常生活を普通に送っているというのはどの程度普通なのかを安心材料として情報提供できるよう準備するのも良いだろう。


ご相談者が文中に数回「ショック」と書かれていたことは、「相手の反応が私の望む回答と違った」ことによるショックのように読み取れる。


ここは一つ、相手の反応のあるべき姿を勝手に想像してショックを感じることを卒業してほしい。 
自分に置き換えてみたらわかりやすいだろう。
懇ろになった男に突然思いもよらない、かつ重要なことを言われたときに「男がこう言って欲しいだろうなと思うこと」を当意即妙に答えられるか。
「実はさ、俺、借金半端なくてさ、クレジットカード作れないんだよね」
「前から言おうと思っていたんだけど、男性不妊なんだ。受け入れてくれるかな」
こう言われて「それってイカすわ!全然オッケー」と言えるだろうか。想像してみてほしい。理解を得ること、または二人の妥協点を見出すには時間がかかるものである、ということ。


広く男性が結婚相手に望むこと、ではなく、ご相談者の交際する相手が結婚相手に何を望むのか。
健康第一の人もいる。子供が絶対に欲しいという人もいる。一方で気が合えばそれが最高という人もいる。
そして、ご相談者が結婚相手に望むことは何だろうか。
一般的ないわゆる条件よりもまず、「病気への理解」が来るのだと相談文から推察している。その場合、やみくもな出会いの場やアプリ婚活よりは知人の紹介、学生時代の知り合い等のご相談者を良く知る人を介した出会いの方が良いだろうと思う。


ケビ子の周囲のケースで言うと、持病がある友人はライトなトーンで医者通いを公言していたし、人前で堂々と薬も飲む。こちらも何とも思わないし友人も普通に恋愛して結婚した。
別の友人は幼少期の交通事故の後遺症が大きく残り素足になれない。それがコンプレックスで必要以上に強気で男を責める性格だったが妙にモテて結婚した。
透析をする年上の知人もいるが、週に3回病院に行かないとならないから旅行がいけないんだよな~でも血液入れ替えるから二日酔いはいっさいなくて便利だと自らネタにしている。
自分でオオゴトにしないというのも一つ大事な心掛けだろうと思う。


何度も使っている例えで恐縮だが、三島由紀夫原作の「潮騒」の映画版。山口百恵ちゃんが演じる主人公が三浦友和演じる恋仲の男に向かって「その火を飛び越して来い」と土砂降りから避難した納屋で焚火を囲んで言うのだ。
火を超えてきたら好きにしていいのよ、というある種通過儀礼を与えるのだが、我々はもう分別のある大人なので、そういうアプローチ方法をやめて、「そこに火があって危ないから私がそっち行くわ」と寄り添う気持ちが大事であろうと思う。
私が好きなら火を飛び越えてくるはず、そういう淡い期待を持ち続けていたら年だけどんどん取ってしまう。
「してもらう」ことに躍起にならず、相手を受容しながら関係性を築いていけたら最高だと思うぞ。

vol.42 「持病がネックでうまくいかない」【ケビ子のアラフォー婚活Q&A】_1_1
幸い、ご相談者は味方になってくれる友人やいつも心配してくれるお母さまがいる。
婚活中は愚痴よりも嬉しい楽しいことを話すように意識してみよう。
そしてご友人、お母さまにうれしい報告ができるよう毎日笑顔でいようじゃないか!


本日の結論:体を大事にしながら、体のせいにしすぎず、優しい気持ちを取り戻しておくれ!


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カモチ ケビ子
43歳で(やっと)結婚。
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。
Instagram(@kbandkbandkb)

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