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<悩み別にプラス!>肩こり、腰痛、安眠のために取り入れたいストレッチ| 40代ヘルスケア

リモートワークが続く昨今、運動不足になっている人、多いのでは? 腰痛や肩こりなど、さまざまな不調が出ている人も多いはず。そこで体力アップや不調改善に効果的なメソッドを伝授!

☆私が教えます!

Dr.KAKUKO スポーツクリニック院長 中村格子先生

Dr.KAKUKO スポーツクリニック院長 中村格子先生

なかむら・かくこ●Dr.KAKUKOスポーツクリニック院長。整形外科医。医学博士。アスリートから一般の患者まで広く診療にあたる。健康で美しい体を作るエクササイズ指導でも人気



Lesson 3:悩み別にプラス!

動かずにいることで生じやすい、肩こりや首こり、腰痛、睡眠の質の低下を改善するメソッドをご紹介。習慣にして不調を撃退!


▼Lesson1,2はこちら

<<肩こりに>>

猫背姿勢が続くと、左右の肩甲骨が開き、肩は内側に巻き込まれたまま硬くなって血流が悪くなり、肩こりの原因に。肩甲骨まわりをよくほぐして。

中村格子体力UP体操3_1

椅子に座り、手のひらを前に向け両腕を上げる。次に、手のひらを外に向けるようにしながら、両肘を曲げて腕を下ろす。この時、肩甲骨が中央に寄るのを意識。これを10回



<<首こりに>>

パソコンやスマホを見続けて、首を前に出した姿勢が続くと、重い頭を支えるために首に過剰に負担がかかり、首こりを招く。ストレッチで首を伸ばして予防を。

中村格子体力UP体操3_2

椅子に座り、両手を頭の後ろで組む。次に、頭を両手に押しつけるように後ろへ押して3 呼吸キープ。首は反らさず長く保ったまま行って。



<<腰痛に>>

座りっぱなしが続いたりすると、前ももの筋肉が縮んで硬くなり、すると腰が伸びきらず曲がってしまい腰痛が発生。前ももを柔軟にしつつ、鍛えるのが効果的。

中村格子体力UP体操3_3

1.片膝を床につき、逆側の脚は前に伸ばしかかとをつける。両手を前脚のももに置き、おしりを軽く後ろに引き、股関節から軽く上体を倒して3 呼吸キープ。反対側も同様に。

中村格子体力UP体操3_4

2.膝立ちになり、両腕を前に伸ばす。体をまっすぐに保ったまま後ろに倒して、Zの字のようにして3 呼吸キープし、戻す。これを10回。



<<安眠に>>

横隔膜が緊張して硬くなっていると、呼吸が浅くなり、睡眠の質が低下。この呼吸法は横隔膜を緩める効果があり、寝る前に行えばぐっすり眠れる。

中村格子体力UP体操3_5

1.あおむけに寝て、両脚を肩幅程度に開く。ゆっくりと息を吸いながら両腕をまっすぐ上に伸ばす。

中村格子体力UP体操3_6

2.息をゆっくりと吐きながら、両腕を頭のほうに倒していき、床につける、次にゆっくりと息を吸いながら1に戻る。この1、2を5回。

【Marisol 8月号2020年掲載】イラストレーション/スギザキメグミ 取材・文/和田美穂

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