「フェイク通勤」が在宅勤務に効果的!その理由|Forbes JAPAN

在宅勤務になって通勤がなくなった人へ。仕事モードとの切り替えを助けてくれる「フェイク通勤」のススメ。
この記事は2021年2月15日にForbes JAPAN Webサイトに掲載された記事を一部編集したものです。Marisol ONLINEとForbes JAPANはメディアパートナーとして相互提携を行っています。
Forbes Japan「フェイク通勤」が在宅勤務に効果的な理由
Getty Images

すし詰めの地下鉄や、走ってぎりぎりでバスに乗り込むこと、毎日通勤で渋滞に巻き込まれることなどを恋しく思うことはおそらくないだろう。しかし毎日の通勤は、たとえ不快なものであっても実は大きなメリットを持つ。

 

通勤時間に以前していたことを考えてみよう。音楽やポッドキャストを聞いていただろうか? それとも本を読んでいただろうか? 携帯電話でゲームをしていた人や、ぼんやりして全く何もしていなかった人もいるかもしれない。

 

一方現在は、仕事の前に何をしているだろう? 在宅勤務になって、仕事をするのに部屋を移動するだけでよくなった今、通勤時の習慣は維持されていないはずだ。

 

通勤は、仕事モードとの切り替えを助けてくれていたものだ。通勤のルーティンとオフィスに到着することは、仕事をする心の合図だったのだ。しかし、以前は仕事の1日が始まる合図であったものがどちらもなくなってしまった現在、自宅モードと仕事モードの切り替えに苦労するのは驚きではない。

 

そこで、脳に仕事を始める時間だと思わせる「フェイク通勤」を始めたらどうだろう? この通勤には、すし詰めの地下鉄や渋滞、公共スペースでヘッドホンから大きな音が漏れている人などは存在しない。

 

 

自宅を出る必要さえない

 

フェイク通勤は、自宅時間と仕事時間を区切るための最適化された朝のルーティンのことだ。フェイク通勤により、こうしたルーティンがなければ全てが混ざり合ってしまうように感じられる日々に区切りが設けられる。

自宅を物理的に出るかどうかはあなた次第だが、数分だけでも外に出て新鮮な空気を吸うことが強く勧められる。朝は歩いたり走ったりするのに適している。以前は地下鉄やバスで通勤していて、歩くことが通勤のルーティンに含まれていた場合はなおさらだ。

また、通勤に使っていた時間を使って運動や瞑想(めいそう)、ヨガ、ダンスなどの活動ができる。音楽鑑賞や読書も同様だ。

一歩進んで、昔のように荷造りをして通勤のルーティンを再現することもできる。バッグを自宅の作業場所に持参し、勤務日が始まるという明確な心の合図を出そう。

 

 

通勤していたときにはできなかったことをする

 

在宅勤務のよいところは、通勤の必要がなくなり、移動時間だったものを自分のために使えることだ。この自由になった時間を使い、楽しめることをしよう。きちんとした朝食を準備したり家族と会話したり、友人に電話したりできる。いつか読むと話していた本を読み、地元の新聞を読もう。この時間はあなたのものなので、自分が望むように使うこと。

 

 

「帰宅」のプロセスも必要

 

最大限のメリットを享受するため、帰宅のプロセスもフェイク通勤しよう。これにより、自宅モードに戻ることができる。1日の終わりにコンピューターのタブを閉じ、電源を切ろう。作業スペースを整頓すること。

 

10分以上音楽を聞いたり読書したりして、職場から帰宅する際にしていたことを再現しよう。朝にやっていない場合は散歩か運動をする。何をするにしても、その行動が勤務日を終えて自宅モードに戻る合図だということを覚えておくように。

 

フェイク通勤の唯一のデメリットは、遅刻を電車の遅延や渋滞のせいにできないことだ。とはいえ、フェイク通勤のせいで在宅勤務に遅れることは素晴らしいネタになる。

 

 Ashira Prossack |Ashira Prossack's Forbes Blog Contributor

Ashira Prossack |Ashira Prossack's Forbes Blog Contributor

Ashira Prossack is a Millennial & Gen Z expert working to break down generational stereotypes and bridge the gap between generations. Through speaking and training she helps companies understand, engage, attract, and retain Millennial and Gen Z talent, and coaches the next generation of leaders to develop business and management skills and advance their careers. As a Millennial herself, Ashira offers companies an inside perspective into what shapes Millennial and Gen Z behavior and actions. She's known as a Millennial Translator for her ability to connect people across generations.
翻訳・編集=出田静

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