「10歳で英検2級合格」を叶えたインプット法は、『聞くが9割』|Forbes JAPAN

翻訳家の母は、子どもにどう英語を教えているのか?『親子ともに英語力が身につく「自分まわり」の英語学習法』についてご紹介。
この記事は2021年7月28日にForbes JAPAN Webサイトに掲載された記事を一部編集したものです。Marisol ONLINEとForbes JAPANはメディアパートナーとして相互提携を行っています。
『「自宅だけ」でここまでできる! 「子ども英語」超自習法』
『「自宅だけ」でここまでできる! 「子ども英語」超自習法』

20年以上にわたり、70冊以上の英語の本を日本語に翻訳してきた英語のスペシャリストである鹿田昌美氏。これまで手がけてきたジャンルは、小説から学術書、映画、ビジネス書、自己啓発書、絵本など様々だ。
 
なかでも育児や教育に関する本に携わることは多く、『フランスの子どもは夜泣きをしない』『デンマークの親は子どもを褒めない』共に(集英社)、『最高の子育てベスト55』(ダイヤモンド社)、『子育ての経済学』(慶應義塾大学出版会)といった本を訳しながら、関連する国内外の育児書や関連書籍をリサーチし、その間に自身も子どもを育ててきた。
 
多忙を極めるなか、子どもには無理をしない範囲で小さい頃から英語に触れさせ、「がんばらせずに」「教えずに」10歳で英検2級(高校卒業程度のレベルとされる)を取得できたという。さらに英語力だけではなく、「広い(グローバルな)視点で日常を捉え、考える」スキルも身につけさせた。
 
そんな鹿田氏が、多忙なビジネスパーソンでも実践できる子どもの「英語自宅学習」の決定版『「自宅だけ」でここまでできる!「子ども英語」超自習法』(飛鳥新社刊)を上梓した。本書から、『親子ともに英語力が身につく「自分まわり」の英語学習法』についてのぞいてみる。

 

 

とっさに英語で言いたい「身近なものの名前」

 
家の中のあらゆるものは、英語の入り口。代表的なものを紹介しますので、ぜひ親子で言い合ってみましょう。
 
・勉強部屋にあるもの
 
鉛筆削り:a pencil sharpener
クリップ:a paper clip
消しゴム:an eraser
定規:a ruler
はさみ:scissors 

 ※複数形であることに注意。1本でもscissors です(正確には“a pair of scissors”)。
ノリ:a glue
ホチキス:a stapler
電卓:a calculator
画鋲:a push pin

 

「10歳で英検2級合格」を叶えたインプット法は、『聞くが9割』|Forbes JAPAN_1_2

 
・家電など
 
冷蔵庫 a refrigerator
洗濯機 a washing machine
こんろ a stove
電子レンジ a microwave
エアコン an air conditioner
掃除機 a vacuum cleaner

 

「10歳で英検2級合格」を叶えたインプット法は、『聞くが9割』|Forbes JAPAN_1_3

・生活用品など
 
歯ブラシ a toothbrush
歯みがき粉 a tube of toothpaste
目覚まし時計 an alarm clock
枕 a pillow
口紅 a lipstick
哺乳瓶 a nursing bottle
糸 a string
輪ゴム a rubber band

「10歳で英検2級合格」を叶えたインプット法は、『聞くが9割』|Forbes JAPAN_1_4

・その他
 
パン屋 a bakery
植物 plants
瓶 a vase
子犬 a puppy
子猫 a kitten
水玉模様 a polka-dot pattern
しま模様 a striped pettern
お手伝い chores

「10歳で英検2級合格」を叶えたインプット法は、『聞くが9割』|Forbes JAPAN_1_5

「インプット」と「アウトプット」の連動ができたらシメたもの

 
(本書で説明する)「おうち英語」とは、「家庭で子どもに英語を触れさせる/学ばせること」を指します。もちろん、英会話教室や英語塾に通いながら、併用するのもOKです。大きく分けると、次の4つのことを行います。
 
(1)「インプット」(聞く、読む)
(2)「アウトプット」(話す、書く)
(3)「インプット」を「アウトプット」に連動させる
(4)英検や英語教材を上手に使う

 

たった4つのポイントを効果的に使う

 
(1)の「インプット」。おうち英語では一番大事です。英語の音を聞く。英語の文字を読む。ここにたっぷりと時間をかけます。お子さんの成長や興味に合わせて、内容を変えていきながら、たくさんの英語に触れさせましょう。とりわけ「聞く」の時間を長く取るのがポイント。未就学の年齢でしたら、「聞く」が9割以上でOKです。
 
(2)の「アウトプット」は、英語を話したり、英語の文字を書いたりすること。インプットした英語を使って、実際に口や手を動かします。「話す(発音を真似ることも含む)」は「聞く」と「聞くは同時並行で行います。「書く」はひらがなが書けるようになってから、または小学校に上がるまで待ってOKです。ここまでが、「大切なゴールその①子どもが英語を好きになる!」の基礎になります。
 
(3)は、自分のなかに「取り入れた英語」を使って、「英語で発信する」ことです。これができることが、「息子10歳が英検2級に合格。公開、母の逆説的『自宅英語学習法』」で触れた「英語学習の3つの大切なゴール」の「その(3) (将来ビジネスで使える『コミュニケーション力』と『教養力』を育む!)」の基礎になります。
 
「インプット」を「アウトプット」に連動させるきっかけをつくるために、おうちでできることの具体例を紹介します。
 
1.会話のキャッチボール
 
お子さんに英語でシンプルな質問をして、答えてもらい、そこからまた質問をして、答えてもらう……という会話のキャッチボールを行う。
 
親:“How was school today?(今日は学校どうだった?)”
子:“The school lunch was pretty good.(給食がおいしかった)”
親:“What did you eat?(何を食べたの?)”
子:“Curry and rice.(カレー)”
親:“Did you have a second helping?(おかわりした?)”
 
2.英語で自己紹介
 
お子さんに英語で自己紹介をしてもらう。初めて会う人に自分のことを知ってもらうつもりで基本的な情報を伝えてもらいましょう。さらに、自己紹介を受けてお子さんに質問をして会話を深めても。
 
子:“My name is Kaori. I’m 7 years old. I have a younger sister who is 5 years old. I like reading and playing piano.(私はカオリです。7歳です。5歳の妹がいます。好きなことは読書とピアノを弾くことです)”
 
親:“Are you reading a book right now? Can you tell me the story? (今、何か本を読んでいますか? どんなストーリーですか?)”
 
3.好きなことについて話す
 
お子さんに、自分の好きなことについて、なるべく詳しく英語で説明してもらう。
 
子:“I like playing soccer very much. I’m a keeper in a club team. There will be a soccer match next Sunday. I will do my best.(僕はサッカーが大好きです。クラブチームでキーパーをしています。次の日曜日に試合があります。全力を出せるようにがんばります)”

 

「10歳で英検2級合格」を叶えたインプット法は、『聞くが9割』|Forbes JAPAN_1_6

4.1〜3について、英文で書いてみる
 
きっとお子さんは「えーっと、〇〇って、英語でなんて言うんだっけ」と言葉に詰まることがあるでしょう。そこがチャンスです。
 
すかさず「一緒に調べてみようか」と単語を確認して、正しく言い直してみましょう。
 
これは、英語をすらすら話す・書くための訓練ではありません。これまで自分が貯えた「英語の情報」を使って、自分が発信したい内容や自分にまつわる情報を「アウトプット」する訓練です。
 
将来的に、英語でコミュニケーションができるようになるためには、まずは自分のことや、興味関心があることを、英語で発信できるための基礎をつくっておくのが大切です。間違えてもいいし、シンプルな表現でOKです。何度もくり返して言っているうちに、「自分まわりの」英語が身についてきますよ。

 

英語でクッキング!  ヨーグルトケーキ(Yogurt Cake)の作り方

 
ヨーグルトの容器を使って計量するので、子どもでもカンタンに作れます。親子でエンジョイしてみてください。
 
・材料(Ingredients)
  
プレーンヨーグルト(plain whole-milk yogurt)(容量70g)……2個
卵(egg)……1個
砂糖(sugar)……容器2杯分(200g)【1杯100g】(1杯分でも。お好みで) 
植物油(vegetable oil)……容器1杯分より少し少なく(65g) 
薄力粉(plain flour)……容器3杯分(195g)【1杯65g】
ベーキングパウダー(baking powder)……小さじ1(5g)
 
以下、お好みで加える。
〇レーズン(raisins)……容器1杯分(60g) 
〇チョコチップ(chocolate chips)……容器1杯分よりやや少なく(60g)
  
・作り方(Directions)
  
1.オーブンを190度に余熱する(Preheat oven to 190 degrees Celcius.)。直径18㎝の丸型に植物油(分量外)をなじませる(Use vegetable oil to grease a 18cm round pan.)。
 
2.ヨーグルト、卵、砂糖、植物油を、優しく混ぜ合わせる(Gently combine the yogurt, eggs, sugar and oil.)(1)。
 
3.べつのボウルで、ふるった薄力粉とベーキングパウダーを混ぜる(In a separate bowl, mix the sifted flour and baking powder.)(2)。
 
4.(1)のボウルに(2)を加え、そっとかき混ぜる。混ぜすぎないこと(Add(2) to (1), mix gently until the ingredients are combined, but don’t over-mix.)。レーズンやチョコチップなど、好みのフレイバーを加えてもいい(You can add raisins or chocolate chips, or any flavoring you like.)。
 
5.型に流しこみ、オーブンで35分焼く(Pour into the round pan and bake in the oven for 35 minutes.)。ナイフを入れてみて、まだならさらに5分焼く(Then 5 minutes more if it doesn’t pass the knife test.)。
 
6.オーブンから出して冷ます(Take it out of the oven and let it cool.)。

 

「10歳で英検2級合格」を叶えたインプット法は、『聞くが9割』|Forbes JAPAN_1_7
「10歳で英検2級合格」を叶えたインプット法は、『聞くが9割』|Forbes JAPAN_1_8

鹿田昌美●翻訳家

訳書は、『世界を知る101の言葉』(飛鳥新社)、『レディ・レッスン』(大和書房)、『いまの科学で「絶対にいい! 」と断言できる最高の子育てベスト55』(ダイヤモンド社)、『超速』(サンマーク出版)、『すごいぞ! 進化 はじめて学ぶ生命の旅』(NHK出版)、『朝時間が自分に革命をおこす 人生を変えるモーニングメソッド』(大和書房)など70冊を超える。一人息子は10歳で英検2級に合格した「英語少年」でありながら、日本の民話と歴史が大好き。

 

文=鹿田昌美 構成=石井節子
Forbes JAPAN 編集部

Forbes JAPAN 編集部

1917年にアメリカで創刊したビジネス誌「Forbes」の日本版として、2014年6月より「フォーブス ジャパン」と題し新創刊しました。(世界38カ国にてライセンス版を刊行)。「世界から日本に、日本を世界へ」をテーマに、グローバルな視点を持つ読者たちに向け、フォーブス本国版、各国版の記事をキュレーションし、日本オリジナル記事と共に構成。ビジネス、経済、投資、アントレプレナー、ランキングの記事を掲載していきます。フォーブスが取り上げる人物の人生には必ずストーリーがあり、そのストーリーから「未来を切り開くメッセージ」を読者へ届けます。

What's New

Read More

Feature

Ranking