\40代のお仕事コーデ座談会を開催!/
PROFILE
(右)Kaoruさん(アパレル会社勤務・デジタルマーケーター)
某人気アパレル会社勤務。デジタルマーケティング部署にてブランドプロモーションを中心に、インスタライブの実施やECサイトの企画運営に携わる。プライベートではキャンプやスノーボードに興じるアクティブな一面も。
◆ Kaoruさんのブログ
(中)masakoさん(通信会社勤務・人事担当)
通信会社勤務の3児の母。新卒で入社し、産後は人事部にて採用や育成などに携わる。コロナ禍後はリモートワークが進み、出社は週1回程度。オフィスには“置きジャケット”を常備しているそう。
◆ masakoさんのブログ
(左)雪千代さん(美容メーカー勤務・グラフィックデザイナー)
大手美容メーカー勤務。制作部にてインハウスデザイナーとしてデジタルサイネージ関連、ショップのポップアップ、パンフレットなど販促物のグラフィックデザインに携わる。美女組のブログでは葉山近郊のおしゃれなライフスタイルを発信中。
◆ 雪千代さんのブログ
■ 会社のカラーから浮かない着こなしが大原則
―まずは皆さんのお仕事内容を聞かせてください。雪千代さんは美容メーカー、Kaoruさんはアパレル会社、masakoさんは通信会社勤務とお聞きしましたがどんなお仕事をされていますか?
雪千代 |
美容メーカーの制作部でインハウスデザイナーとして自社製品の販促物全般のグラフィックデザインをしています。デジタルサイネージ関連のほか店舗のポップアップ、紙媒体だとパンフレットやリーフレットの制作などですね。 制作に伴う社内のマーケティング部や営業の方とのやりとりとパソコンでの作業がメインですが、印刷物に関して印刷会社と打ち合わせをしたり、繁忙期は外注するデザイナーさんとの打ち合わせをすることもあります。 |
Kaoru |
私はデニムをメインに卸と小売を行なっているアパレル会社に勤めています。デジタルマーケティングの部署でブランドプロモーションとしてインスタライブなどのSNSやECサイトの企画運営に携わっています。どうしたらより消費者に響くサイトになるかをスタッフと共に日々リサーチ中です。 |
―なんだか編集部の仕事と似ているような?
Kaoru |
そうですね、細かいところではタイトルを考えたり。何かと似てるかもしれません(笑) |
―masakoさんは人事担当をされているんですね!
masako |
皆さんおしゃれな業界のお仕事で少し気後れしてしまいますが、私は通信会社にて人事担当をしています。新卒で入社して約20年、産後はスタッフの育成や採用などに携わっています。 |
―最近はリモートも進んでいると聞きましたがどうでしょうか?
masako |
うちの会社はコロナ禍で一気にリモート化が進みまして、オフィスの座席数もかなり少なく設計されている状況です。現在は採用や異動の発令対応、表彰といった社内の行事で出社する以外はほぼリモートワークで、出社は週1回あるかないか。リモートで外部の方と面接のときなどは自宅でジャケットをはおっています(笑)。 |
―やはり人事担当だとジャケットは必須ですか?
masako |
決してマストというわけではないですが、きちんと感という面でジャケットは安心なので会社に常に置いてありますし、リモートでも必要な場面ではさっと肩かけするようにしています。一方で、オンラインの社内ミーティングでモニター越しに全員ジャケットを着ているのも堅苦しいので、カーディガンだったり顔映りのいい柔らかい色を着たりと工夫をしていますね。よく着る色はホワイト、ベージュ、ネイビー、淡いピンクあたりです。きつく見られない、話しかけやすい雰囲気作りを意識しています。 |
▲「ジャケット×パンツを淡いワントーンコーデで、きちんと見えしながら柔らかい印象に。このワイドパンツは素材が柔らかく、身長が低めでも軽やかに仕上がるのでどんどん活用する予定」(masakoさん)
ジャケット:Mila Owen ブラウス:allureville ワイドパンツ:SOÉJU バッグ:CELINE 靴:FURLA ネックレス:Van Cleef&Arpel ピアス:Grosse
ーお二人のドレスコードはどうでしょうか?
雪千代 |
美容系の業界ということもあり、会社自体はきっちりしすぎずカジュアルすぎないいわゆるオフィスカジュアルを良しとされています。入社した際に上司から「決まりではないけれど、極力オフィスの雰囲気に合わせた服装を」とお達しがあった通り、オフィスで違和感がない落ち着いたベーシックカラーやアースカラーを着ている人が多いです。 なので私自身も基本はアースカラーやベーシックカラーです。パソコンの前で長時間作業をすることが多いので、リラックスできてオフィスで浮かないシンプルな服装を心がけています。 |
▲「パソコン作業が多いのでシンプルでリラクシーなコーデで。ニット、パンツどちらも絶妙なシルエットで、ワンツーコーデでも映えるのがお気に入り」(雪千代さん)
コート: uncrave ニット: uncrave パンツ: Shinzone 靴: ARTESANOS バッグ:友人からのイタリア土産
Kaoru |
では会社では鮮やかな色は着ない感じ? |
雪千代 |
NGではないので、着ていいんです。ただ一度オレンジのものを着ていったら、うわっ目立ってるなーって気づいてしまって(笑)。素敵な色!と褒めてもらいましたが、それ以降あまり奇抜な色は避けています(笑) |
―実はもっと色が着たいとか?
雪千代 |
そうですね、職業柄、色を使う仕事をしていることもあって本当はもっと色ものを着たいなという気持ちもムクムクと沸いてきます。なので、そのフラストレーションは休日に発散しています(笑)。仕事の日は差し色で着こなしに変化をつけるということが難しいので、似たようなコーデになりがちなのが悩みどころですね。 |
masako |
ちなみにスニーカーとかデニムはお仕事にどうなんでしょう? |
雪千代 |
スニーカーもデニムもNGではないものの、履いている人はあまり見たことがなくて。スニーカーはレザーやスエードの上品な素材ならかろうじてOKかなと思います。デニムもインディゴなどの濃いめでセンタープレスが入っているきれいめなタイプなら許されるではと思い始めていて。つい先日、ジャケットに濃いめのデニムという格好をしている社員の方もいて勇気をもらったところです(笑)。明確なルールがない中で、正解を探している状況ですね。Kaoruさんはやっぱりデニムが多いですか? |
Kaoru |
うちはデニムを扱っている会社ではありますが、会社自体はその人が好きな洋服を着ていいという方針なんです。 |
―てっきり自社のブランドのものを着ないといけないのかと。
Kaoru |
全然そんなことなくて、本当に自由で。ですが周りも含め、自分たちが扱っているデニムが本当に履きやすいので、結局うちのデニムばかり履いてしまうという感じです(笑)。 |
雪千代 |
そうすると主にトップスを変える感じ? |
Kaoru |
そうですね。撮影準備とか動きやすさ重視のときはスエットにデニムのようなラフな着こなしで、外部の方と打ち合わせのときは、下はデニムで上は今日のようなジャケットをはおったりしてカジュアル感を軽減したり。今日は気合入れるぞってときは、ヒールを合わせたりと、デニムを軸にその日の気分でトップスや小物を変えていますね。 |
▲「外部の方と打ち合わせのときは、ツイードのジャケットを羽織ってきれいめを意識します」(Kaoruさん)
ジャケット:HAUNT ニット:UNIQLO デニム:upper hights 靴:Sergio Rossi ネックレス:CHIEKO ピアス:CHIEKO バッグ:SMYTHON
▼後編へ続きます!
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社内の雰囲気に自分らしさを上乗せ!【会社勤めの40代お仕事コーデ術:後編】
美女組にお仕事事情と着こなしについて聞く座談会第2回目。今回ご登場頂いたのはデジタルマーケター、グラフィックデザイナー、そして人事担当と会社に属しスペシャリストとしてご活躍しているお三方。会社の空気や周囲の服装とバランスを取りつつ、自分らしいおしゃれを模索しているご様子です。