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立場に見合った着こなしが最適解!【士業・コンサル会社勤務の40代お仕事コーデ術:後編】

洒落感たっぷりのファッションやライフスタイルで注目を集めるMarisol美女組の皆さんは、何を隠そう仕事もバリキャリ! コロナ禍を経て大きく変化している仕事事情と共に、何に気をつけてどんな着こなしをしているのかを根掘り葉掘り聞きました。

▼前編はこちら

\40代のお仕事コーデ座談会を開催!/

立場に見合った着こなしが最適解!【士業・コンサル会社勤務の40代お仕事コーデ術:後編】_1_1

PROFILE

(左)中川彩子さん(弁護士・愛知県弁護士会)
弁護士18年目の3児の母。個人の離婚、相続などの身近な案件から、上場企業の社外役員を務めるなど仕事は多岐に渡る。パーソナルスタイリスト、ファッションコンサルタントとしても活躍中。
◆ 中川彩子さんのブログはこちら

(中)野口 光さん(コンサルティング会社勤務)
グローバルファームのコンサルティング会社勤務の1児の母。コロナ禍後はクライアントとの打ち合わせ以外は基本リモート。大企業のCxOにも会う役職柄、ジャケットはマスト。
◆ 野口光さんのブログはこちら

(右)t.m.kさん(不動産鑑定士)
銀行員、駐在妻、化粧品会社勤務を経て、40代から不動産鑑定士として主に投資用不動産の評価に携わる。出張とデスクワークがあり、出張時は動きやすさを、デスクワーク時は適度に華やかが信条。
◆ t.m.kさんのブログはこちら

■ このブランドのこれ!頼れるアイテムを味方につける

立場に見合った着こなしが最適解!【士業・コンサル会社勤務の40代お仕事コーデ術:後編】_1_2

―色に関しては、やはりベーシックカラーが多いですか?

野口

色はグレー、ブラック、ネイビーが多いですね。男性が多く女性が目立ちやすい職場なので、昔上司に「目立つ色は控えたほうがいい」と言われたこともあって。色に限らず、声のトーンも低めにして落ち着いた印象を意識しています。

中川

そうですね、きちんと感や信頼感を与えられる服装ということで、私もネイビー、ブラックなどベーシックなものですね。過剰に女らしくならないように、マニッシュさも意識しています。

野口

クライアントありきなのでアクセサリーも控えめで、ひと目でハイブランドと分かるバッグや名刺入れなどの小物は持たないようにしています。ただ上質であることは大切だと思うので、質感にはこだわって選びますね。靴は高くなくてもきれいな状態のものを常に揃えるようにしています。

立場に見合った着こなしが最適解!【士業・コンサル会社勤務の40代お仕事コーデ術:後編】_1_3

▲「普段クライアントに会う際は、極力ブランドが目立たないアクセを着用しています。今日は撮影仕様で少し盛っています(笑)」(野口さん)

中川

小物使いで言うと、私はファッションコンサルタントもしているのでその際は大ぶりのピアスに変えたり、トレンド感が強い小物を合わせてイメージチェンジすることが多いですね。仕事内容に応じて変えています。

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▲「ブローチとピアスをパールで統一することで、きちんと感をプラスしました」(中川さん)ブレスレットの重ねづけなど、随所に真似したい洒落見えポイントが。

―今日は皆さんヒール靴ですが、お仕事でフラット靴を履くことはないですか?

一同

ない、ですね。

t.m.k

そこだけはちょっと我慢かなと思っていて。デスクワーク限定ですがヒールを履くと背筋が伸びるんですよね。以前デスクワークでもフラット靴で過ごしていた時期があって、久しぶりにヒールを履いたら太ももの前側が痛くなってしまって。本当にヒール筋ってあるんだ!と実感しました(笑)。

立場に見合った着こなしが最適解!【士業・コンサル会社勤務の40代お仕事コーデ術:後編】_1_5

▲「土地・建物図面への書き込み等、アナログな机上作業もあるため、アクセサリーはあまり着用しませんが、ヘアアクセサリーは作業の邪魔にならないため、楽しんでいます。今日はパールで華やかさを演出してみました」(t.m.kさん)

野口

分かります。私もリモートあけでクライアント先に行くだけなのに翌日筋肉痛になったことが(笑)。

t.m.k

ヒール筋を鍛えつつ、気持ちも凛としたいですよね。と言いながら、以前は8㎝以上でも平気でしたが今は5㎝までが限界です。

中川

3㎝でもヒールがあるだけで見え方が違いますよね。私は骨格がウエーブ型で重心が下がりがちなので、なるべく細めのヒールを選ぶようにしています。

―ちなみにどこの靴が履きやすいなどありますか?

中川

私、パンプスは「ロックポート」って決めていて。一回日本から撤退したことがあったんですが、その時は買いだめしました(笑)。7㎝ヒールがメインなのですがクッションが効いていてとにかく歩きやすい。1日中ガンガン出歩いても大丈夫です。

野口

ついつい美女組のブログでは「ジミー・チュウ」とかハイブランドを出したくなるんですが(笑)、仕事では「マミアン」のヒール靴も愛用しています。「マミアン」はクッションもあるし、甲高幅広の典型的な日本人のタイプには合いますね。足元って目につきやすいので、常にきれいな状態のヒール靴を3、4足用意してローテーションしています。ある程度履いたら惜しみなく買い替えるようにしています。

t.m.k

私は前職の化粧品会社勤務の頃から「ワコール」のサクセスウォークですね。ビジネスシューズなので派手さはないけれど、とにかく歩きやすくて、しかも音がしないのがいいですね。靴の音って意外と気になるので。

―頼れる靴があると仕事もより集中できそうですね。他に推しのものがありましたら最後に教えてください。

t.m.k

「ace.」のガジェタブルリュックです!以前、博多出張の際にホテルのロビーに居合わせた女性が持っているのを見掛けて、思わず声を掛けて教えて頂いたブランドです。スッキリとした見た目ながらPC用の仕切りもあり、ちょうど良いところにポケットもあるため、とにかく使いやすいです。電車内で邪魔にならないような「持ち方マナー」にも配慮したつくりのため「前持ちリュック」としても有名で、不動産鑑定士に限らずよく見掛ける名品です。

野口

最近はリモートでPCを持ち歩く人も多いからリュックは便利ですよね。チェックしてみようかな。

―野口さんはスーツもオーダーされているとか?

野口

40代の洗礼かもしれませんが、ある日突然腕周りが気になり始めたのをきっかけにセミオーダーを利用することに。そこまでお高くないし、7号ベースで腕周りだけ数㎝大きくしたり、スカート丈も数㎝伸ばしたり微調整ができるのでおすすめです。今日のジャケット含め、最近はKASHIYAMAが多いです。

t.m.k

アラフォーは体型も変化しますし、セミオーダーいいですね!

野口

体型維持すればいいのでは?と言われそうですが(笑)、私は年齢に伴う変化を受け入れていて。スーツやジャケットはベーシックなものだからこそ、年1回ペースで体型に合わせたものを買い替えるようにしていますね。デザインも少しずつ進化していますし。

中川

ベーシックなものこそ定期的にアップデート、よく分かります。私も今季「ユニクロ」でテーラードジャケットや今日着ているブラウスを購入しましたが、結局数年前に買ったうん万円のものより、プチプラでも旬のデザインの方が“今どきのきちんと感”が手に入るんですよね。これからもそういったものを上手に取り入れながらお仕事コーデを楽しみたいですね。

弁護士、不動産鑑定士、コンサル会社と華々しいキャリアを積んでいらっしゃる今回のお三方。見えてきたお仕事コーデの共通点は、①仕事相手に合わせた客観的な着こなし、②親しみを持ってもらえる適度な柔らかさ、③フラット靴よりもヒール靴の3点。お仕事コーデもロジカルかつスマートに楽しんでいる様子が伺えました。

▼前編はこちら!

撮影/杉本大希 取材/松崎のぞみ
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