ホンダの新型SUV「ZR-V e:HEV」でショートトリップへ!
都心から群馬方面へとひた走る1台のクルマ。
SUVならではの存在感と艶のあるシルエットをプレミアムクリスタルガーネット・メタリックで包み込んだ、ホンダの新型SUV「ZR-V e:HEV」。ステアリングを握るのは、ライフスタイルプロデューサーとして活躍する村上萌さんです。
メディア編集長・プロデューサー・経営者として活躍するかたわら、東京─長崎の二拠点生活で育児もこなす村上さんの日常は、まさに超多忙。その合間を縫ってクルマで遠方へと向かう理由とは? そしてZR-Vとの時間の中で何を感じたのか? ある日の村上さんのドライブに密着します。
何気ない生活から刺激を見出す「審美眼」のルーツは?
「季節の楽しみと小さな工夫で、理想の生活を叶える」というテーマを掲げ、ライフスタイルにまつわる情報を発信するコミュニティメディア『NEXTWEEKEND』を展開する村上さん。その審美眼の原点とは? そう尋ねると、意外な答えが返ってきました。
「実は私、幼少期からのアイデンティティのまま仕事をしているんです。例えばメディアのコンセプトに掲げている“季節の楽しみ”というのも、もとを辿ると子供の頃に祖母と庭に基地を作ったり、お花を摘んだり、ピクニックをして感じた楽しかった時間がルーツです。
そうした楽しみ方や時間の過ごし方って季節ごとに異なりますし、ちょっと目線を変えるだけでも生活に多くの楽しみをもたらしてくれるもの。メディアやイベントを通じて私なりの目線で提案をすることで、明日という日が楽しみになってくれる人が増えたらいいなという思いが根底にあるんです。だから、自分にとって新たなクリエイティビティを生み出すということは、自身の小さい頃の記憶を掘り起こすことでもあるんです」
そんな村上さんにとって欠かせないのが娘さんとの時間。
「娘のために良い時間を提供したいという気持ちはもちろんですが、娘を通して世界を見ることで、自分がもう一度幼少期を体験しているような感覚も得られます。ひとりで過去を振り返るよりも、よりはっきりと想い出が蘇りますし、子供ならではのピュアな目線での楽しみやよろこびに気づけたり、発見が得られたり。そんな刺激を与えてくれる存在でもあります」
ZR-Vの軽快な走りを堪能しつつ、自身の発想の源について語る村上さん。そして、都心から2時間弱でZR-Vは最初の目的地へと到着。
クリエイティブであるためにも「クルマ」は欠かせない存在
はじめに訪れたのは、群馬県前橋市にある「白井屋ホテル」。約300年の歴史を持つ旅館を建築家・藤本壮介氏がリノベーションし、名だたるクリエイターらも協演した話題のアートホテルです。各客室には異なったアート作品が設置されて、世界屈指の建築家やデザイナーが監修した空間も。それぞれの世界観に浸りながら上質な時間を過ごせると話題の施設です。
ずっと来たかった場所なんです、と愛でるように散策する村上さん。インスピレーションを育むことの重要性についてうかがったところ、意外にも「あがきながら求め続けている」のだと言います。
「インスピレーションを育んだりセンスを磨いたりするのって『よし、やろう!』と思っても、なかなかうまくいかないもの。それに、インプットができなければアウトプットもできないので、自分にとっては呼吸をするのと同様に欠かせないものでもあります。
だから私は頭で考えるよりも、すぐに行動に移すタイプなのかも。そうやって常にもがいているというか。クリエイティブなものを生み出すためには物理的に動き続けることが大切だと思っていますし、そのためにもクルマは欠かせない存在です」
久々に過ごすひとりの時間を堪能し、再びドライブを再開。次の目的地へと駆け出します。
クルマは私の「サードプレイス」。ホンダとの特別な思い出
続いて訪れたのは、群馬県安中市にかかる天神山。標高323mの山の周りは心地よいワインディングを堪能できるドライブルートでもあり、山の中腹からは広々とした眺望が広がり、夜間には美しい夜景も堪能できます。普段からSUVに乗っている村上さんにとっても、ZR-Vの車内空間の広さや、軽快かつ力強い走りはお眼鏡にかなった様子。ちなみに、ホンダのクルマには特別な思い出があるのだとか。
「父がオートバイが大好きで、ずっとホンダのバイクに乗っていました。だから家の車もずっとホンダ。私が免許を取って初めて運転したのもホンダのファミリーカー『オルティア』でした。このマークを見るだけで子供の頃に父に迎えに来てもらった思い出などがよみがえり、なんだか安心します(笑)」
さらに、自身のもの選びのルールについて聞いたところ、「古い新しいではなく、便利だとか売れているとかでもなく、そのアイテムがある生活を想像して楽しそうかどうかを大切にしている」と語った村上さん。ZR-Vについては、どのように感じたのでしょう?
「子どもとの生活を考えて第一に安全性が挙げられるのですが、SUVの良さって楽しみを拡充してくれるところにもあると思うんですね。その点、ZR-Vは安定感ある走りで女性も運転しやすいのはもちろん、広さもあって、ひとりで乗っても、家族で乗っても楽しみのための発想を妨げない感じがします。そういった信頼感は大きな魅力です」
メディアを通じて“楽しい”をクリエイトする村上さんならではの審美眼が、クルマを見る上でも光ります。「自分にとってクルマはサードプレイス」と語る村上さんの目に映る、ZR-Vのデザインの魅力とは?
運転したから分かる。「ZR-V e:HEV」の魅力的なデザイン
「車内空間に求める条件は、自宅のようにくつろげること。言い方を変えれば、押し付けがなく“余白感”のあるデザインに惹かれますね。
最新のクルマって過保護というか“分かりやすすぎる”ことにちょっとガッカリすることもあるんですが、ZR-Vにはそれが無かった。スマートフォンを置くだけで充電できるトレイも、ナビを操作する際に指を置けるくぼみのデザインも、ステッチの挿し色も…動線の中にあるたくさんのさり気ない気遣いやデザインこそが、このクルマの魅力だと思います」
クルマでの“ワガママな移動”がインスピレーションを育む
ZR-Vとのドライブ旅も終盤へ。最後に訪れたのは、埼玉県所沢市にある「角川武蔵野ミュージアム」。2020年にオープンしたこの施設は、建築家の隈研吾氏がデザイン監修を務めたことでも話題に。施設周辺には体験型のアート作品やモニュメントなども点在し、散策するだけでも多くの刺激を与えてくれます。
今回初めてZR-Vを運転した村上さん。運転前はクルマの大きさや車幅感覚を少し気にしていたものの、見通しがよく取り回しもしやすい車内からの視界やパーキングセンサーシステムもあり、細い道での運転や駐車もスムーズにこなせたようです。あらためて今回のドライブ旅やZR-Vの魅力について振り返ってくれました。
「アートに囲まれた上質な空間に触れたり、クルマで自然の中を縦横無尽に走ったりする時間を通して、いろいろなヒントをもらいました。
そしてあらためて、インスピレーションを育むには物理的に移動することの重要性を痛感した1日にもなりました。好きなときに好きなだけ“ワガママな移動”を繰り返したい、そんな私のカーライフにおいて、ZR-Vはあらゆる動きを妨げることなく受けとめてくれる感じです。運転しやすく、フットワークを軽くしてくれるクルマですね」
撮影車両/「ZR-V e:HEV」(FF) ボディーカラーはプレミアムクリスタルガーネット・メタリック インテリアカラーはマルーン(アクセサリー装着車)
プロフィール:村上 萌(むらかみ・もえ)
ライフスタイルプロデューサー、株式会社ガルテン代表。コミュニティメディア『NEXTWEEKEND』主宰。メディアの編集長として活躍する傍ら、イベントやカフェのプロデュースなど、その活動は多岐にわたる。プライベートでは一児の母であり、アスリートの妻という顔も持つ。代表著に『深夜の、かけこみ横丁』(カエルム)、『受けつぎごと』(サンマーク出版)など。