オープニングには、ナット・キング・コールの名曲「L-O-V-E」を披露したロモンさん。子供の頃家に流れていた楽しい気持ちにさせる曲だから選んだそう。震えるほどの緊張が伝わるなか、トークがスタート。なんと、彼にとって人生初のファンミーティングなのだとか!緊張しないわけがありません。日本語や歌を一生懸命練習してきた様子が伝わり、温かいファーストファンミーティングでした。「イベントのタイトルの”ロモン”、ではなく、”みなさん”にとって特別な日になるといいです」と優しい心のこもった発言にもほっこり。
俳優になったきっかけは、「子供の頃、B-BOYに憧れてダンスのレッスンを受けていたんですが、横で見ていた父に、素質がないと言われて(笑)」事務所にも俳優にと促されたようです(笑)。この後、俳優でなかったら何になりたかった?の質問に、消防士、さらには、あのまま練習を10年続けていたらもしかしたらブレイクダンスの達人になっていたのではとジョークも飛ばしていました。「自分がかっこいいと思ったことがあるか?」との問いに、「シャワーを浴びていて鏡に映った自分を見てちょっとかっこいいと思った時がある」と言ってしまってからめちくちゃ照れたり、「自分から告白するタイプか?」という質問には、「好きな人には恥ずかしくて近寄れない」とひたすら恥じらってみたり。愛すべきキャラ炸裂。
そして、初主演の最新作「代理リベンジ」のビハインドトークでは、監督には、役を作り込むというより、思いのまま演じるよう言われたといいます。母親の入院費のためにいじめ被害にあった生徒の復讐代行を請け負う格闘技の達人を好演、バイクの免許も取得、体も鍛えたという作品で、テンポよく、若手俳優たちの熱演も見ごたえありのオススメドラマなのでこちらも是非!
最後に、「韓国でとても流行っている曲です」と、藤井風さんの「死ぬのがいいわ」を披露するといい、え、あの難曲に…と会場はざわめきました。そして見事、チャレンジャー精神で魅せてくれ、初々しさあふれる楽しいイベントは幕を閉じました。初々しいといえば、キム・ヒャンギさんと共演した「僕たちの復讐ノート」の、本人役のアイドルとして登場する”顔の天才”チャウヌさんに嫉妬するキュートな姿を見せる、才色兼備の完璧なロモンさんも必見です!終演後は、ファンひとりひとりにフォトカードを手渡し、キラキラ輝く瞳であどけないチャーミングな笑顔をたっぷりと届けていました。次回作は「今、私たちの学校は…」シーズン2。これからもさらなる活躍が期待される23歳のライジングスターです。