東京のコリアンタウンと言えば真っ先に浮かぶのが新大久保かもしれませが、実はそこだけじゃない。
例えば上野の東側、赤坂、曙橋なんかにもそんな風に韓国料理屋さんやらが密集している地域があるんです。
今回ご紹介するのは、東京最古のコリアンタウンと呼ばれている三河島(みかわしま)。JR常磐線が停まる荒川区の駅です。
三河島の存在は以前から知っていましたが、なんとなく訪れるチャンスを逃していました。
今年こそ!と思いやっとこさ重い腰を上げたアラフォー、まずはキムチを仕入れに出かけました。
新大久保みたいに、ここからコリアンタウン!可愛いカフェに、今っぽいレストラン、食べ歩きのお店に人がワイワイ〜ってな感じの街ではなくて、三河島は住宅街や路地裏に昔から営むお店がちらほらあるのみ。派手さは全くなくて、生活にどっしりと根付いたものなのですよね。
三河島で韓国食材を売っているお店と言えば多分真っ先に名前が上がるだろうお店が「丸萬商店」さん。住宅街の裏路地の奥まったところにひっそりと。でも午前中早くから人がひっきりなしに訪れます。
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丸萬商店さん
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お肉の卸もされているし、店前のショーケースにはいろいろな種類のキムチが・・・♪これは楽しい。
丸萬商店さんではキムチをまずは300g購入してみました。
その後は、丸萬商店さんの裏手にある「林商店」さんへ。
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林商店さん。なんとも渋い店構えだぜ
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林商店さんのキムチ
「あの〜?ポッサムとキムチが欲しいんですが」とお声をかけたら、「ちょうど今朝茹で上がったポッサムがあるからね〜」とその場で大きな塊から切ってくれました。ん〜ワイルド。
キムチも「こんくらい?」と目分量。そんな感じもとっても楽しい。
この日はこれで撤収。早速購入したポッサムとキムチを自宅でいただきました。
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左:林商店のキムチ、右:丸萬商店のキムチ
さてさてまた別の日。この日は10年くらい恋焦がれていた三河島の焼肉屋さんの予約が取れたのでルンルンで。
その名は「金華園」さん。こちら冬は特に予約が取りづらいようで、私も4日間電話してやっとのことで予約が取れました。
濃厚なヤンニョムにどっぷり浸かって埋もれているカニを掘り出して、手袋はめてがっつきます。
実は金華園さん、キムチ屋さんも営んでるのでとにかくヤンニョムとか漬け込んでるタレが全て美味しい。このケジャンのつけダレ付けて焼肉食べちゃいましたもん。
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塩ハラミ
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タン
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塩上ミノ
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上ロース
最古のコリアンタウン、派手さはないけれど、昔からやっているオモニの店が大好物な私にとっては魅惑の街でした。
さて、次はどこに行こうかな…