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大人の休日に「アート旅」はいかが? 初心者でもアートを楽しめるコツを伝授!【40代 大人旅】

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各地の芸術祭や美術館を巡るアート旅。静かな空間で芸術に触れる時間は、日々忙しく過ごす私たちにとって極上の癒しを提供してくれます。アート旅の魅力やおすすめの旅先とともに、「初心者でもアートを楽しめるコツ」もご紹介します!

アートは「自分との対話の時間」

アート旅 美術館
Photo:Getty Images

今回お話を聞いたのは、Marisol読者ブロガー・美女組No.150 俵さん。普段から美術館やアート展に通うのが趣味で、ブログでも持ち前のセンスの良さをいかしたアートやおしゃれ情報を発信してくれています。

そんな俵さんにまずは「アート旅の魅力」についてお伺いしました!

美女組No.150 俵さん

美女組No.150 俵さん

「読書と似ていて、他人の脳内をのぞいているような感覚になるところです。人は『自分以外』を実体験することはできませんが、誰かが何かを表現してくれたら、それを観ることによって、その人が何を考え、何に傷つき、何に喜んでいるのかを想像することができる。本人(作家)が表現したいこととは別のことを感じてしまうかもしれませんが、多くの作家はそれこそを良しとして、作品を通して『なぜその作品を観てそう感じたのか』を考える時間を私たちに提供してくれます。そういった作品と自分との対話の時間に魅力を感じます」。

アート旅を楽しむ4つのコツ

「アートは自分との対話の時間」、仕事にプライベートに頑張るMarisol世代ならではの素敵な過ごし方ですね。
 
ただ、アートや美術に対して、少し敷居の高さを感じる方もいるかもしれません。そこで、美術館巡りのコツを俵さんに聞いてみました。
アート旅 俵さん
photo:美女組No.150 俵さん提供
1.アート旅のおしゃれのポイントは、靴!
「美術館の床材によっては靴音が響いてしまうことがあるので、他の鑑賞者の邪魔にならないようヒールの低い靴を選ぶことが多いです。箱根のポーラ美術館など、敷地面積が広く、自然豊かな庭園の中にある美術館に行く場合は、歩きやすい服装を選ぶと敷地内を存分に楽しめると思います。

また、美術館は作品保護のために室温が低く設定されていることが多いので、絵画を中心とした展示を見に行くときは、温度調節しやすい服装(ジャケット等)で行くようにしています。美術館に併設されたレストランにも行くときは、カジュアルになりすぎないようロング丈のスカートをチョイス。スポーツサンダルを合わせて、園内はガシガシ歩きつつ、レストランでは女性らしい装いを意識します」。
アート旅 俵さん
photo:美女組No.150 俵さん提供
2.スマホとチケットホルダーはマストアイテム!
「また、近年は撮影可能な展覧会も増えてきたので、好きだと感じた作品を撮影するのにスマホは便利。作品のメモを取る際にも活用できますね。チケットホルダーも必須アイテム。webチケットのみの美術館も増えていますが、やはり紙のチケットも外せない。デザインにも個性があるし、思い出の記念になります。私はマリソルの付録のチケットホルダーを持ち歩いていて、スペア用のマスクも入れられるので、一石二鳥」。

※付録はMarisol2020年11月号のもので現在は販売しておりません

3.美術館のホームページや公式SNSのアカウントをチェック
「急な開館時間の変更や、コロナ以降は事前予約が必須の美術館もあるので、最新情報は必ずチェックするようにしています。鑑賞の際の注意事項をあらかじめ書いてある美術館もあり(「足元がぐらつくようなインスタレーションがある」など)、服装のヒントになることも」。

4.推しのアーティストを見つける
「少しでも心に響いた作品があったら、作者やタイトルをメモしておくことをおすすめします。展覧会では作品リストが入り口に用意されていることが多いので、貰っておくと後で役に立つことも。推しの作家ができると、その人の個展を調べてみたり、アートのことをもっと知りたくなったり、世界がどんどんと広がっていくかもしれません。作品保護の理由で、ボールペン・シャープペンシルの持ち込みができない美術館や鉛筆なら可能なところもあるので、近くの係員さんに聞いてみると万全です!」
アート旅 俵さん
photo:美女組No.150 俵さん提供

大人のアート旅におすすめの旅行先は?

ファッションのポイントやアート旅を楽しむコツには、「なるほど!」と思うことばかり。ファッションと持ち物をしっかり準備して、アートを楽しみたいですね。

次に俵さんおすすめの「アートを目的とした旅行先」を、編集部おすすめのホテルと合わせて、ご紹介していきます!
アート旅 大阪
photo:Getty Images
水都大阪の美しさを堪能!大阪府 中之島
「流麗な建築物が多い大阪・中之島周辺は、大阪市中央公会堂や旧ダイビル本館などの歴史的建造物もあり、水都大阪の美しさを堪能できる大人の観光エリアです。今年2月に開館したばかりの 『大阪中之島美術館』は、ダイナミックで現代的な空間が魅力の新アートスポットで、館内は巨大な吹き抜けとシルバーで統一されたスタイリッシュな空間がかっこいい。デンマーク発のインテリアブランドショップ『HAY』が1階に併設されているのも嬉しいポイントです」。
Photo:一休.com | コンラッド大阪
編集部おすすめ!中之島のホテル「コンラッド大阪」
中之島フェスティバルタワー・ウエストの最高層階に位置し、全ての客室から開放的なパノラマビューが楽しめるホテル。風や光など自然をモチーフにしたインテリアや、館内に散りばめられたアート作品も必見です。
アート旅 箱根
photo:Getty Images
自然とアートに癒される。神奈川県 箱根
「自然を堪能しつつアート巡りもでき、心も体も癒されるのが箱根の魅力。『ポーラ美術館』はポーラ化粧品2代目社長のコレクションを元に設立された私設の美術館です。景観を壊さないように建物はガラス張りで、その周囲を広大な森(富士箱根伊豆国立公園)がぐるりと囲むという幻想的な造りになっています。園内は散策が可能で、企画展によっては森の中に設置された作品を楽しむことも。緑に包まれて深呼吸をすると、日々の喧騒やストレスがサーッと浄化されていくようで、大人の非日常体験にピッタリのアートスポットだと思います」。
Photo:一休.com | KANAYA RESORT HAKONE
編集部おすすめ!箱根町のホテル「KANAYA RESORT HAKONE」
箱根・仙石原の広大な森の中に佇むプライベートでラグジュアリーなホテル。日本最古のリゾートホテルをルーツにした上質な空間の中で、自然との調和を楽しむ贅沢なひと時を味わうことができます。
アート旅 金沢
photo:Getty Images
街全体がアート。石川県 金沢
「アートの街として名高い金沢は、歩けば必ずギャラリーや美術館が現れると言われるほど、多くのアートスポットが点在しています。中でも代表的な場所は『金沢21世紀美術館』。日本にいながら世界の現代アートを体感できる先進的な美術館で、常設展示されているインスタレーション『スイミング・プール』や『緑の橋』は自分がその作品の一部になったかのような気持ちになれるのでお気に入り。しばし現実を忘れて不思議な空間に身を置けば、新しい発見や気付きがあります。併設のカフェレストラン『Fusion21』は、加賀野菜など地元石川県の食材を使用したメニューが充実していて、これも金沢旅行の大きな楽しみの一つ。金沢の上質な空気と食とアート、全てを体感できる贅沢な美術館だなと感じます」。
Photo:一休.com | 香林居
編集部おすすめ!金沢市のホテル「香林居」
九谷焼をはじめ、国内外の工芸品を扱うギャラリーをリノベーションしたブティックホテル。館内には蒸留所やフィンランド式サウナが併設され、モダンで洗練された雰囲気の中で極上の癒し体験を楽しめます。

芸術は自由。心の声に耳を傾けて

アート旅 俵さん
photo:美女組No.150俵さん提供
最後に俵さんからこれからアート旅をはじめる人へメッセージを。
「アートってよくわからない」「自分には難しい」と感じて敬遠するのはもったいない。まずは単純に楽しみに行く、撮影が可能な場所なら良い写真を撮りに行く感覚で訪れてOKだと思っています。もちろん作品の背景や技法などを知ったうえで鑑賞するとまた味わいも違うかもしれませんが、そもそもアートは個人が自由に感じるもの。色が綺麗、(観ていると)お腹が空いてきた、なんだか悲しい、そんなことを感じるだけで立派な鑑賞体験だと思います。頭を空っぽにして、誰にも邪魔されない自分だけの心の中を感じてほしいです」。
Text:甲斐りかこ

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