坪田あさみ エディター・ライター
着まわし力、スタイルアップ、イージーケアなど
使い勝手のよさにこだわったパンツ
まだまだ寒い日が続いていますが、私たちファション班はすでに6月号あたりの撮影をしていますので、気分は初夏に近づいております。なのでどんなに寒くとも“思いっきり冬”なスタイルはどこか野暮ったく感じてしまいます。まずは冬服とミックスしながら、軽やかな色や素材を取り入れて2月のおしゃれを乗り切りたいですね。
そんな中、恒例となっておりますパンツ専業ブランドSTORYさんとコラボしている「大人がデイリーにはきたいパンツ」が、今年も販売しています。こだわりや着まわし方法など詳しく解説したいと思いますので、どうぞお付き合いください。
▲マシンウォッシャブル可能でシワになりにくいイージーケア素材は、ズボラな私にぴったり。ホワイトとダークブラウンの2色を作りました。後ろ一部のみゴムになっていますので、前と横からはすっきり見えつつ、はき心地も快適です。
さて、今回作ったパンツはリネンライクなワイドパンツ。実際にはリネンではないのでシワになりにくく、お洗濯もマシンォッシャブルOKというイージーケア仕様なのでお手入れがとっても楽ちんです(特に白はマメに洗いたいのでココ大事!)。
カラーは「ホワイト」と「ダークブラウン」。私の中でトップスのトレンドなどを考えるとこの2色以外は今年の春夏は考えられませんでした。
合わせるトップスの色を選ばず
刷新力抜群のホワイトは春夏のマスト
それぞれの色の使い方やメリットについてご紹介していきましょう。
とにかく今年の春夏はホワイトボトムが絶対外せません。シルエットは大胆なワイド幅で、存在感たっぷりにホワイトを取り入れたいと思っています。
例えばまだ肌寒い季節はこんな風に。
春らしいラベンダーのニットと合わせたコーディネート。淡い色だけだと見た目にも寒そうになるので、カーキのミリタリージャケットで引き締めました。
もう少し暖かくなったらカットソーを合わせて。ボーダー柄は自分的に近年似合わない気がして遠のいていたのですが、ホワイトパンツと合わせると、こなれ感のあるカジュアルに仕上がり、また着たい気分になりました。
ブルーや白など淡いカラーのシャツはどんな色でも相性抜群。もちろんネイビー、ベージュ、カーキ、黒など、ダークな色でもボトムの色が明るいと地味に見えないメリットがあります。
真夏も着用できます。昨年に続きタンクトップなどコンパクトなトップスがますます人気になる今季は、ボトムにボリュームがあると脚長に見え、バランスが取りやすくなります。ハイウエストになっているので、人気上昇中のクロップト丈トップスでもお腹が見えず安心です。
こなれ感たっぷりに着こなすならブラウン。
アーシーな色みで大人っぽい印象に
次はダークブラウン。こちらもこの春夏に絶対作りたかったカラーです。
例えば今すぐ取り入れるなら、リブニットと合わせて。ベージュやグレージュなどとのワントーンが今の気分です。
こちらのダークブラウンのパンツでもボーダー合わせがお気に入りです。カジュアル見えするブルー系ボーダーもダークブラウンなら落ち着いた印象になります。
パンツ/ASAMI TSUBOTA×STORY Tシャツ/UNOQLO バッグ/Hereu 靴/SACRA
夏は透け感のある白シャツを合わせて軽やかに。ホワイトと合わせたブルーのシャツとダークブラウンのパンツの合わせも個人的には大好きです。Tシャツとのワンツーコーデももちろん決まります。
パンツ/ASAMI TSUBOTA×STORY タンクトップ/ROKU バッグ/Hereu 靴/SACRA
さらに暑くなればアメスリなどのタンクトップと合わせても素敵。上半身に露出が多くとも、ボトムがメンズライクだと大人も問題なく着用できます。
いかがでしたでしょうか? 私的に、毎年春夏に一番出番の多いパンツは、涼しげなワイドシルエット、そして色はホワイトとブラウン系かなと思っていたので、今回のコラボアイテムは活躍すること間違いなしの自信作です。トップスが軽くなる暖かな季節には、下半身が太くボリュームがある方が全身がAラインシルエットになるのですらっとスタイルがよく見えるのもうれしいポイント。
こちらのパンツは現在発売中となりますのでよかったら販売サイトもご覧ください。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました!
次回更新は3月12日(日)です。
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