セルフチェックつき!いつまでも”噛める女”でいるための、歯周病講座

2017年8月16日
アラフォーはリスクの高まる年代だから。年齢を重ねても美しい歯でいるための歯周病講座、本日開講!
自覚症状のないまま、ジワジワ進行していく歯周病。気づいたら歯茎が下がって歯がグラグラ、なんてことにならないよう、アラフォーの今こそ、歯周病についてきちんと理解しておこう。

☆解説してくれたのは・・・

武田朋子先生
ともこデンタルクリニック院長。日本歯周病学会 専門医、日本臨床歯周病学会認定医。いつまでも健康な歯で生活するため、歯周病治療を中心に歯のトラブルを解決。豊富な知識と最新の方法や機器を用い、重度の歯周病も的確に治療

歯周病は歯だけでなく、全身の健康にも影響する

最近、歯に対する意識が高まっているけれど、アラフォーが最も気をつけたいのが歯周病。これはどんな病気なの?
「歯周病とは、歯を支えている歯茎や骨が細菌=歯周病菌によって侵され、破壊されていく感染症。この歯周病は、歯肉炎と歯周炎と大きく2つに分けられます。歯肉炎は細菌の塊であるプラーク(歯垢)が歯と歯茎のすき間に付着し、歯茎に炎症を起こすもの。赤みが出たり出血することがありますが、汚れをキレイに取れば元に戻ります。さらに炎症が進んだのが歯周炎。歯を支えている骨や組織が破壊されるため、歯がグラグラたり血や膿(うみ)が出て、当然口臭も強くなる。重度になると治療は非常にむずかしく、歯を抜くことにも」と武田朋子先生。ただ、歯周病は痛みを伴わないため自覚しにくく、気づいた時にはかなり進行していることも……。
「軽度の歯周炎であれば、毎日のブラッシングと歯科医での定期的なクリーニングで改善可能。できるだけ早い段階で見つけるのが大切です。また、歯周病の原因となる細菌は空気が嫌い。歯茎や血管の中に入って、心筋梗塞や糖尿病、早産など、全身の健康にも影響を及ぼすことがわかってきました。歯と健康のリスクを下げるために、歯周病のケアはなにより大切なのです」

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約200人のアラフォー女性にアンケートをとったところ、「歯が健康!」と胸を張れる人は1 割強! まだなんらかの自覚症状はなくても、歯の将来に漠然とした不安を覚える人が多いよう。

現状、"歯"に自信がもてない理由として多いのは、やはり並びや色などの"見た目"。でも、歯茎の不穏な変化をちらほら感じ始めている人も22%。
歯を失う原因の1位は、虫歯ではなく、歯周病という事実!
歯を失う二大疾患が虫歯と歯周病! 「日本人の歯は欧米人に比べて根が短いと言われています」(武田先生)。だから歯周病で歯を失うリスクが高いのかも。(8020推進財団調査、
2005年)
20歳以上の82%が歯周病という事実!
自覚症状がないまま進行する歯周病。成人の8 割以上が歯周病だなて、もう他人ごとではすまされない。今すぐ予防&ケアを。(厚生労働省「平成23年歯科疾患実態調査」)

■歯周病進行度セルフチェック

私の口の中は、歯は大丈夫? と心配になってきたら、まずは歯周病のセルフチェックを。早期発見こそ、歯周病に勝つ、最も有効な手段!
□「サ行」の音が発音しにくい
□ 歯と歯の間に食べ物がはさまりやすい
□ 歯を押すとグラグラする★
□ 歯肉が下がり、歯が長くなったような感じがする★
□ 以前とは歯並びが変わったような気がする★
□ 下の前歯の裏側に歯石がついている(ざらざらした感じがする)
□ 朝起きた時、口の中がネバネバする
□ 歯肉を押すと、血や膿が出る
□ 口臭を指摘された・自分でくさいと感じる
□ 歯肉が時々赤く腫れる
□ 歯肉がむずむずしてかゆい
□ 歯が浮いた感じがして腫れぼったい
□ 冷たいものがしみる
□ 歯をみがくと歯肉から出血する

0~2個/健康な歯、歯肉です

3~4個/歯周病の可能性があります

5個以上/歯周病である可能性が極めて高いです

さらに… ★がついている項目すべてに該当する人は、重度の歯周病である可能性が非常に高いので、すぐに治療を始めるべき!

イラストレーション/中根ゆたか 佐藤由実(藤村デザイン事務所) 取材・文/寺田奈巳 構成/原 千乃

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