宝石の王様「ダイヤモンド」はシンプルなデザインこそ美しい
いきなり余談から入るのですが、私、マリソル編集長Uには2人の小学生女子の子どもがいます。
さすが女の子、私のジュエリーBOXを見ては、「わぁ……ねぇ、これ本物のダイヤ?」と聞いてきます。「うん、そうだよ。」と言うと、「ちょっと持って行っていい?」と言って二人でいそいそと窓辺のほうに持っていき、光を反射させて「きれい~」と本気で感激しています。「ダイヤ」は宝石の王様、透明できれい。一番高いらしい。そんなことに、子どもながらにロマンを感じているようです。
こんなやりとりをすると……手持ちの物は私だけの一代で終わらないかもしれないと思い、購入の言い訳が立つというものでした(笑)。
さて、そんな私が昔から好きなのが、大きく主張をするというよりも、肌にすっと馴染むようなごくごくシンプルなダイヤモンドのジュエリー。凝っている必要はなくて、もうどこまでも研ぎ澄まされたシンプルデザインが好みです。
でも悩ましいのが、シンプルなだけなら様々な場所で見るものの、本当に美しいものは「どのブランドか」については、知識と経験と、審美眼ある人のおすすめがないとわからないということです。ちょこちょこ好みのものはチェックしていたのですが、今回、ジュエリー通の方にご紹介いただいた「ジョージ ジェンセン」にとっても良いものを発見しました!
シャツコーデに似合う! ひと粒ダイヤのペンダント
「ジョージ ジェンセン シグネチャー ダイヤモンド」のソリティアペンダントは18金イエローゴールドに0.05カラットのダイヤモンド。直径なんと3mmという繊細さ。45㎝チェーンはアジャスターで-2㎝、-4㎝も可能。
これは絶対にシャツの襟もとにつけたい!と思ったのが、直径3mmのひと粒ダイヤのペンダント。
チェーンの一部に朝露がついて、それがダイヤモンドになったかのような……または、ちょっと肌の一部が光の反射でたまたまキラリとしたかのような。主張しすぎないのに“何かがある”と感じさせる存在感がたまりません。アクセサリー好きにはもちろんですが、「普段あまり付けない」とか、「とにかくさりげないのがいい」という方にはうってつけなのではないでしょうか。
さて、もうひと回り大きい4mmのタイプにもトライ。本当に微差ではあるはずのサイズ違いですが、身に着けてみると、また味わいが違うのが分かります。服の上でもきらりと光るので、首のつまった服が好きな方にはこちらもおすすめ。
地厚な服の上でも姿をはっきりさせるなら、一回り大きい直径4mmのこちらを。18金イエローゴールドに0.1カラットのダイヤモンド。45cmチェーンはアジャスターで-2㎝、-4㎝も可能。¥138,600(税込)
重ねづけでカジュアルコーデをブラッシュアップ
どちらも税込で10万円台前半なのが嬉しいところ。頑張って仕事や育児にいそしんでいる自分自身のお守りとして、ちょっとした機会に、記念に……と買い求めることが現実的なプライス。
こうなったら……と、重ね付けにも挑戦してみました。
「ジョージ ジェンセン シグネチャー ダイヤモンド」のソリティアペンダント(上)¥101,200(下)¥138,600(いずれも税込) 1点ずつ着用したものを、こんどは2つ重ねてみました。どちらもアジャスターで2~4cm短くすることができるので、小さいほうを少し短めにして。これはこれで、またあらたな世界が出来上がる!
その日の気分で印象チェンジできるピアスも魅力的
ペンダントも素敵なのですが、私がもうひとつ注目したのがピアスです。一粒ダイヤモンドのピアスは持っていますが、ちょっと変化を付けたいときに、こんなデザインはどうでしょう。シンプルな円形ダイヤの大きさ違いを連ねたものですが、これがまた、天然のしずくや水しぶきを思わせるような有機的なデザイン。
「ジョージ ジェンセン シグネチャー ダイヤモンド」イヤースタッド 18金イエローゴールドにトータルで0.18カラットのダイヤモンド。長さ10.5mm×幅4mm。¥183,700(税込) 穴をどこに開けているかにもよるのですが、だいたい耳たぶの縁に収まるのも素敵なところ!
デザインだけ見て、「これ着けてみたい!」と思ったときよりも、実際に身に着けた耳たぶを見たときに、「これはまずい……本当に可愛い……」と思ってしまいました(笑)。スタッズの穴を起点にしながら、ピアスの先っぽの位置は動かすこともできるので、縁に収まるようにするのもよし、ちょっと内側にしたり、外側にしたりとその日の気分で微妙に変えても素敵だと思います。
ジョージ ジェンセンといえば、シルバー系のジュエリーのことを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。かくいう私もそうでした。でも、この「シグネチャー ダイヤモンド」のコレクションは北欧ブランドならではのシンプリシティに裏打ちされた、研ぎ澄まされたデザインが本当に魅力的。クラシック過ぎず、どこかコンテンポラリー、そして北欧ブランドならではのデザインDNAが、美しさだけでなく機能にも生きているんです。
自撮りの写真では限界があるのでお見せできないのですが、ぜひ実物をご覧いただければ。3本の爪でセッティングすることで、ダイヤモンドに入る光の量を最大限に高めています。通常のセッティング方法では上面と側面のみからしか光を取り入れられないところ、裏面を含め3面から反射した光が取り込まれるのだそう。
また、ジョージ ジェンセンで特筆すべきなのが、サステナビリティへの取り組み。95%のゴールドジュエリーは、リサイクルゴールド(18K)が使用されているそう。(2022年11月末現在) これって……なかなか聞かないことですよね? これからどんどん、世界中に広がっていく取り組みのひとつになればいいなとも思ってしまいます。
シンプルだからこそ、何を求めるか。そんな哲学的なことにも思いを馳せてしまいましたが、何よりも「可愛い」と思えて、「日常的に使う」ことが出来て、自信を持って次の世代にも受け渡していける。そんなジュエリーを楽しみたいですよね!
私のあらたなコレクション、娘たちにも喜ばれそうです(笑)。
(左)「ジョージ ジェンセン シグネチャー ダイヤモンド」ソリティアペンダント ¥101,200(税込)
(中央)「ジョージ ジェンセン シグネチャー ダイヤモンド」イヤースタッド ¥183,700(税込)
(右)「ジョージ ジェンセン シグネチャー ダイヤモンド」ソリティアペンダント ¥138,600 (税込)
Marisol編集長ウド