年に数回、インドネシアにあるスンバワ島という
場所にいって仕事をしております。
そこで専門家として健康維持法や衛生管理を
女性グループたちに指導する目的ですが
たくさんのことを島の人々からも
教えてもらうことがあります。
インドにはアーユルベーダという薬草学がありますが
それに似たところがあるジャムウ
たくさんの生姜に似た植物とハーブをすりつぶし
飲んだりぬったりしながら体の健康をたもつという
昔からおこなわれている美容、医学療法です。
安価な化粧品も手に入る時代。
若い女性たちはこの昔ながらの美容法ジャムウは知っているが
時間もかかるし面倒だからやらないという現状。
そして安価な化粧品で逆に肌を傷めてしまっているということです。
自然環境が変わり様々な身近だった食品も
だんだんと入手困難になってきてるのではないでしょうか。
「Sustainable Development Goals」
2030年までに国連が定めた17の目標。
スンバワ島の人々の教育や意識だけでは
変化しないであろう島の環境問題や
世界規模の問題もたくさんありますが
そんな中、持続可能な開発目標を掲げて
より良い世界をつくろうと世の中は動き出してます。
家族を愛し自然も愛することですべてが
また自分に戻ってくるのではないかと思ったり。
島の人々と触れ合うことで
美しさとは、健康とは、そして幸せとは家族とは
をいつも考えさせられます。