占星術師 レイコ・ローラン
2023年4月 12星座全体の運勢
今月のテーマは「古い鎧を脱ぎ捨て、新しい鎧を身につけていく」です。時代背景を作る冥王星が水瓶座、土星が魚座の入口に入って迎える4月なので、新時代の空気感を感じている人も多いのではないでしょうか。年度始めということもあり職場や子どもの学校が変わるなど、自分や家族の変化が少なからずあると思います。しかしそんな毎年起こりうることだけではなく、まったく別のフェーズに世界が進んでいるような体感があるなら、正しい。あなたも変化していく時期です。服を着替えるような感覚で自分の見せ方を変えてみたり、新しい世界にふさわしい形にチェンジしてみたりしてください。そうすることであなたのテリトリーはどんどん広がっていくでしょう。みんなが自分の領域を作ろうとしている時期なので、若干の争い事が起きる可能性も。でもフラットな視点や思いやりを忘れなければ大丈夫。これまでのことに固執せず、新しい感覚を積極的に受け入れてみてはいかがでしょうか。
■蠍座の運勢
周りの動きやいろいろなことを静観しているような月の始まり。しかし、蠍座から見てエネルギーの星・火星が「目標」を意味する位置に居るので、目指すものに向かってやる気が起きたり、研究しようという意欲が出てきたりします。希望が持てて行動力も高まるので、自分の存在意義や自己肯定力も上がるかもしれません。月始めには蠍座の真向いの場所に快楽の星・金星が滞在していて、4日にはコミュニケーションの星・水星も移動してきます。すると、「こういう勉強をしてみたいな」「こういう楽しみをしたいな」という青写真が見えて楽しくなってきます。その青写真となるものは物事に対してかもしれないし、話し方や着こなしなどお手本にしたい素敵な人が現れることかもしれません。いずれにせよ、目指したいポートレートのようなものが登場してくるのです。今すぐどうこうなるものではないかもしれませんが、青写真が見えたことで、やりたいことに向かったいくための方向性、道筋が見えて心地よさを感じられることでしょう。20日の新月・日食には、いよいよとその輪郭がはっきりしてきます。目指す方向に進むには具体的に何をしたらいいのか、頭の中で自然にリストアップされるように分かってきます。この日以降は特に、「この人は本当に素敵!」と思える人が居たら、大いに参考にしてみてください。