今月のテーマは「古い鎧を脱ぎ捨て、新しい鎧を身につけていく」です。時代背景を作る冥王星が水瓶座、土星が魚座の入口に入って迎える4月なので、新時代の空気感を感じている人も多いのではないでしょうか。年度始めということもあり職場や子どもの学校が変わるなど、自分や家族の変化が少なからずあると思います。しかしそんな毎年起こりうることだけではなく、まったく別のフェーズに世界が進んでいるような体感があるなら、正しい。あなたも変化していく時期です。服を着替えるような感覚で自分の見せ方を変えてみたり、新しい世界にふさわしい形にチェンジしてみたりしてください。そうすることであなたのテリトリーはどんどん広がっていくでしょう。みんなが自分の領域を作ろうとしている時期なので、若干の争い事が起きる可能性も。でもフラットな視点や思いやりを忘れなければ大丈夫。これまでのことに固執せず、新しい感覚を積極的に受け入れてみてはいかがでしょうか。

やる気に満ちていて、自分自身の姿が見えやすい時期です。6日の満月は牡羊座から見て「パートナー」を意味する位置で起こります。相手がいっぱいいっぱいになっていたら、自分の事よりも優先してパートナーのケアをしてあげて。11日に快楽の星・金星が「コミュニケーション」を意味する位置に移動すると、人に対して好ましい言葉やポジティブな言葉、心地良い言葉をかけてあげられそうです。また、興味のある分野のこと、もともと好きだったものや勉強の対象になるもので、日々できる題材が見つかるかもしれません。20日の新月・月食は、自身の牡羊座で起こります。エネルギーのある時期なので、重く感じている物や思考、人間関係など負荷になっている鎧を脱いで身を軽くすることが重要。あなたの持っている「これやる！」「こっちに行きたい！」という本能のような感覚を大切にしてください。この日は古い鎧を脱ぎ捨てる大きなチャンスになります。木星も牡羊座に滞在中でバックアップもしっかりとあるので、〝裸一貫″くらいの気持ちで取り組んでみて。21日には「所有」を意味する位置で水星の逆行が始まります。この日以降は、今までを振り返ってこれからの自分に必要のないものをしっかりと考えると◎。知らない間に身につけていた物をはがし、新しい鎧をまとう準備をしておきましょう。

牡牛座の守護性である金星が、自身の星座に滞在している4月の始まり。金星は「快楽の星」と言われるように、物事を楽しむことに大きく影響してきます。月始めは、規模は小さくても美味しいものを食べる、お気に入りの洋服を着る、美術館に行く、好きな香りをまとう、お気に入りの音楽を聴く、心地よい寝具が見つかる・・など、あなたの五感を満足させられるようなものが何かしら楽しめる機会が多そうです。4日にコミュニケーションの星・水星が牡牛座に移動してくると、この日以降は普段より気働きができるようになり仕事も捗ります。ひらめきにも恵まれるので、さらに過ごしやすくなるでしょう。そんな中、20日には太陽も牡牛座に移動。小規模に楽しんでいたことに関しても、パッと花が咲くように広がっていきそうです。金星、水星、太陽と華やかさを体感しやすい天体が集まってきているので、とても楽しい時期になるでしょう。ただし、21日に水星の逆行が始まると、ちょっとした行動の割り振りが必要になるかもしれません。楽しいことのみどんどん追加していけばいいというわけではなく、その中でも「ちょっと度が過ぎたかな」「上手くいくと思ったけれど計画を見直した方がいいかな」と思うような事柄も出てきそう。そこは振り返りながらも、基本的には〝楽しい″と思う方向に進んでいってください。

今までずっと戦闘モードで気を張っていたのが、少しほぐれて解放されたような不思議な気持ちになっている月の始め。平均で7週間くらいしか滞在しない火星が、少し前まで双子座には7か月も滞在していたためその間はずっと全力で頑張って過ごしてきました。そんな中、11日に快楽の星・金星が双子座に移動すると、ご褒美タイムが訪れます。今まで頑張ってきた自分をねぎらい、美味しいものを食べる、マッサージに行く、旅行に行くなどして魂が喜ぶことを次々と重ねて、自分をめいっぱい甘やかしてあげてください。そんな風に過ごしていると20日以降はさらに緊張の糸がほぐれ、実は今まですごく疲れていたのだ・・ということを改めて認識するでしょう。これまでの自分を慈しんでいい時期なので、どちらかというと元気良く人前に出ていくというよりは、頭が少しぼんやりとするかもしれません。猛烈に頑張っていた頃、全力疾走していた時期と今の自分を比べ、「頑張っていない自分でいいんだっけ・・？」と戸惑うこともあるかもしれませんが、心配しなくて大丈夫。それよりも今は栄養と休息を優先し、魂を喜ばせてあげてください。この期間にしっかりとエネルギーをチャージし、次のフェーズに向けての準備をしておくと良いでしょう。また、今までとは違うタイプの友人ができ、新しいネットワークの方に気持ちがシフトしていっていくと思うので、それも楽しんで。

「待ってました！」という感じのエネルギーが溢れている月始め。リレーで言うと、やっとバトンが回ってきて今から走るぞ！ というスタートダッシュの時です。今までは、エネルギーはあるものの待機させられているような状態を感じていた人も多いのではないでしょうか。新しい時代、新しい世界がやってきて、みんなが今、自分の領域を広げようとしています。あなたのその溢れているエネルギーを、行き届いていない分野や独りぼっちになっている人に声をかけてあげるなどして、分け与えてゆきましょう。そうすることであなたのテリトリーもスムーズに広がっていくはず。そんな中、6日の満月は蟹座から見て「家庭」を意味する位置で起こります。この日は家族の中でいっぱいいっぱいになっている人や、気にかかる人が居ると思うので、その人のケアをしっかりと。一見、困ったように見える出来事でも、これを機に改善していくことができるはず。立て直すチャンスだと思って意識してアドバイスしてあげてください。20日の日食は「仕事」を意味する位置で起こります。「このやり方でいいんじゃないかな」「これで完成」と思っていた仕事の形が崩れるような出来事が起こる可能性も。自分のなかで「仕事はこう！」という固定概念があったとしたら、これからはそれに囚われないでいようという気付きを得るかもしれません。不要だと思うものは一つひとつ思い切って取り外していくと良いでしょう。

今まで目の前にいた、細かな指示を出してくる人や厳しめのパートナーなど。その人が居なくなるまたはキャラクターが変わったりなどして、比較的ラクに過ごせるようになった月始めではないでしょうか。そんな中、時代感を表す冥王星が獅子座の真向いに移動してきました。“時代の象徴”のようなものを目の前にしているので、「すごく時代が変わってきている」ということを感じとっているかもしれません。もしかすると、あなたが時代の目撃者。これからの時代の変化にいち早く気がついているので、機を見るに敏、といった動きができるでしょう。実はもう自分の成熟した部分を上手く活かして時代を捉えることができるポジションにいるので、それを踏まえた動きを準備すると◎。また、あなたが気づいたことを周りの人に伝えてあげると良いでしょう。11日には快楽の星・金星が「気持ちの良い人間関係」を意味する位置に移動。志や好みなどを共にするような友人が出てきてます。まるで〝精神の冒険″のような面白い時期になるでしょう。20日までは獅子座から見て「自由研究」を意味する位置に太陽が居ることもあり、自由に動けそう。今月の中旬くらいまでは、なんでも物事は俯瞰することを意識し、今の流れを勘所で押さえたうえで、その分野に詳しい人や専門家、研究者などに取材にでかけるような気持ちで意見を聞いてみてください。そうすることで20日以降は自分のキャリアに活かせるものがふと見つかるでしょう。

乙女座から見て真向いの位置に、トレーニングの星・土星がいる状態からの4月の始まりです。まだ土星は入口のところにいますが、この影響で何をやるにしても“ひと手間かけないといけない”という状況が多くなってきているのではないでしょうか。全開だった扉を土星が一部〝通せんぼ″している状態なので、ここを突破するには自分をもうワンランクアップ、ブラッシュアップすることが必要になってきます。少し進もうと思った時に、行く手に小さな障害物が置いてあるように感じたりするかもしれません。しかし、目を凝らしてみると意外に具体的なことだったり、乗り越えられる事柄だったりするので、乙女座の持つ観察眼で「こういうことね」と冷静に対応していけるはず。落ち着いて事実と向き合っていけば大丈夫です。困った時は、周りにいるエネルギッシュな友人たちに応援してもらったり頼んだりしてみて。そんな中、4日にコミュニケーションの星・水星が乙女座から見て「自由研究」を意味する位置に移動します。ここには11日まで快楽の星・金星も滞在。今まで研究してみたいと思っていたことや、調べてみたいけれども未着手だったこと等を空き時間などにやり始めると、わくわくするようなヒントに出会えそう。20日以降は太陽も「自由研究」を意味する位置に移動してくるので、新しくそこで知りえた情報を、自分のあらたなモットーにしたり足固めに使っていくなりすると、それがあなたのゆるぎない自信につながっていくでしょう。

対人関係が活発な月始めです。6日の満月は天秤座で起こります。天秤座は人とのバランス、距離感の中で自分の存在意義を見出していくのが得意です。しかし今回の満月に関しては自身の天秤座で起こるので、自分ひとりで、自分を振り返ってみてください。「素の自分はどんなだろう」「もし人と関わらなかったらこんな感じかな」と思い返し、自分のプリミティブさを取り戻す日にしてみて。意外に慣れない作業かもしれませんが、自分のリニューアルを計るには年に一度のチャンス！ 泣いてもいい、くらいの気持ちで思い切りむき出しの自分を見つめてみてください。11日には快楽の星・金星が天秤座から見て「理想」を意味する位置に移動すると、夢見る力を取り戻します。それはすぐ自分のためになるわけではないかもしれません。海外旅行で得る経験のように自分の見聞を広げられるリサーチだったり、好きな国や憧れの場所を夢想したり、憧れの生活・素敵な暮らしへの想像を思い切り巡らせてみることだったり・・。そうすることが自分の新たなイメージ、この世の中を生きていくための新しい〝鎧作り″にひと役買いそうなのです。そのように過ごしていると、20日の新月・日食の時には自分に必要なものとそうでないものの差がはっきりと見えてきます。自分の本質を理解したうえでの、自分のあらたなプレゼン方法について、絶妙なバランス感覚があるアイディアが浮かんでくるでしょう。

周りの動きやいろいろなことを静観しているような月の始まり。しかし、蠍座から見てエネルギーの星・火星が「目標」を意味する位置に居るので、目指すものに向かってやる気が起きたり、研究しようという意欲が出てきたりします。希望が持てて行動力も高まるので、自分の存在意義や自己肯定力も上がるかもしれません。月始めには蠍座の真向いの場所に快楽の星・金星が滞在していて、4日にはコミュニケーションの星・水星も移動してきます。すると、「こういう勉強をしてみたいな」「こういう楽しみをしたいな」という青写真が見えて楽しくなってきます。その青写真となるものは物事に対してかもしれないし、話し方や着こなしなどお手本にしたい素敵な人が現れることかもしれません。いずれにせよ、目指したいポートレートのようなものが登場してくるのです。今すぐどうこうなるものではないかもしれませんが、青写真が見えたことで、やりたいことに向かったいくための方向性、道筋が見えて心地よさを感じられることでしょう。20日の新月・日食には、いよいよとその輪郭がはっきりしてきます。目指す方向に進むには具体的に何をしたらいいのか、頭の中で自然にリストアップされるように分かってきます。この日以降は特に、「この人は本当に素敵！」と思える人が居たら、大いに参考にしてみてください。

先月、「枠組み」を表す土星が射手座から見て「家庭」を意味する位置に移動しました。そこに滞在する海王星と相まって、新しい家の形やあり方を模索しているところだと思います。「インテリアはどうしよう」という物理的なことから、新しい家族のかたちなどの概念的なことまで。何を残して何を消去するか、何をはっきりさせて何を曖昧にしておいてもいいのかなどに、関心があるのではないでしょうか。一方で今は太陽が射手座から見て「趣味」「楽しみ事」を意味する位置に居るので、あまり気張る必要はなく、純粋にお家のことや家族のことを考えていれば◎。好きなものを追及する気持ちでいてください。そんな中、11日には快楽の星・金星が「パートナー」を意味する位置に移動します。素敵な人や目標とする人、自分の心に潤いやときめきをもたらしてくれる救世主のような人が男女問わずポーンっと現れそうです。20日には太陽が「日々の仕事」を意味する位置に移動し、翌日21日にはそこで水星逆行が起こります。日常の細々としたタスクが増えたり、単純に料理や洗濯などが忙しくなったり、自分の仕事の雑用が降ってきたり・・整理しながらも片づけないといけないことが増えてバタバタしてきそうです。けれどそれらは、煩雑でも今後のための地固めになってくるので、一つずつ片づけていくと吉です。

冥王星が山羊座から離れたばかりの今。あたかも迷界から地上に出てきたような解放感。「え？新しい世界？」と思えるようなまぶしさやときめき。また、不思議な安堵感のある月の始めなのではないでしょうか。そんな中、ハッと気がつくと自分の目の前に活発に動いている人が何人か見えているかもしれません。良い場合は、自分のパートナーがとてもエネルギッシュな人で、家のことなどをリーダーシップを持って切り盛りしてくれる人でいてくれた場合。逆に厄介な場合は、エネルギーが有り余っていてあなたに対して好戦的な人が出現する場合も。もし目の前にいる相手の火のような動きに振り回されそうになったら、以前とは違うひと皮むけた自分を信じて、落ち着いて対処してみて。喧嘩をつい買ってしまったり、または衝動的に遠ざけようとすると、あまりいい方向にはいきません。ひと呼吸おいて対処することで、相手のエネルギーをあたかも発電所のように上手く利用して、逆に自分の力となるエネルギーを受けることができるでしょう。一方で山羊座から見て「楽しみ事」を意味する位置に金星がおり、さらに4日には水星、20日には太陽が移動してきます。月初に感じた不思議な安堵感をさらに補給してくれるような楽しいことが、少しずつ規模を大きくしながら舞い込んできそうです。先に話した対戦（？）相手からもらうエネルギーを上手にミックスすれば、幸せの相乗効果が得られるかも。いずれにしても、山羊座の守護星である土星が「コミュニケーション」を意味する位置にあるので、対人関係を通して自分を磨くチャンスです。

先月まで長期滞在していた試練の星・土星が水瓶座を離れた一方で、じっくりと変容を促す星・冥王星がやってきました。時代の変化とともに、自分の生活のフェーズや人生のフェーズがすっかり変わったような、区切りのようなものを感じている月の始めではないでしょうか。水瓶座の人は他のどの星座の人よりも、今の星の動きから読み取れる〝時代の移り変わり″を体感しているかもしれません。具体的に自分にのしかかっていた困難は一旦外れはしたけれど、その代わりに今まで経験したことのないようなことをこれから経験してく予感があったり、もしくは、始まりとなるようなことを経験し始める4月になるのです。このシフトをうまく乗り切っていくためには、今まで乗り越えてきた課題や、これからの問題や不安など、あなたが今感じていることを積極的に人に語っていくことです。そうすることであなた自身が救われるだけでなく、人の役にも立つことがあるのです。今月は水瓶座から見て「心」を意味する位置に天体が集まっているので、自分の胸の内や自分の気持ちを出していくチャンスです。今あなたが思わず喋りたくなることは自分でも覚えておいて。あとで振り返った時に「あ、そういうことだったんだ！」という答え合わせできるかもしれません。また、水瓶座の人はこれから、十数年かけて自分を根底から良い方向に変えていく力を持っています。変わっていきたいイメージを本気で思うと叶いやすくなる時期なので、自分の願いを決してぞんざいにせず、丁寧に扱ってみてください。

先月に土星が魚座に移動してきた影響で、責任感が増した状態になったりしているのでは。家庭内ではパートナーとのパワーバランスや子どもの進学問題など、責任を持たなければならないものが積み重なっている月の始めではないでしょうか。しかしそれらは、今から2～3年かけて乗り越えていく責任や課題かもしれません。たった今焦ってどうこうしようと思ったりせず、腰を落ち着けて取り組む課題だと認識しておけば大丈夫。守護星である海王星も魚座にいるので、根本的な立場は守られるでしょう。この時期に直面する課題は一見大きく見えても、実はあなたの手の上にしっかりと乗せられるもの、机上に乗せておけばいつかはちゃんと片づけられるものであることを、認識して取り組んでください。4日に伝達の星・水星が魚座から見て「コミュニケーション」を意味する位置に移動します。目の前にある課題を乗り越えていくためにも、いろんな人と積極的にやり取りをしていくと、気が楽になり糸口が見えてくることがありそうです。11日に快楽の星・金星が「家庭」を意味する位置に移動して以降は、疲れた時はお花を飾る、美味しい料理を作る、ヨガやストレッチをするなど自分の体や家の中に癒しを求めると◎。20日以降は人との会話の中で課題に対しての具体的な道筋が見え始めるかもしれません。今までの経験の積み重ねから、上手くいったことや成功体験が役立っていきそうです。

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