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アラフォー以上のシャツ選びは “普通じゃない”が重要な理由【エディター坪田あさみのおしゃれと暮らしと時々名品 #62】

定番ゆえにアップデートが必要なシャツ。さらっと着るだけで素敵に決まるのは、シルエットやディテールに今どき感があるから。そんな一枚を見極めるポイントをご紹介します。
坪田あさみ エディター・ライター

坪田あさみ エディター・ライター

大学卒業後、出版社勤務を経て独立、女性誌や広告、カタログを中心にフリーランスのエディター・ライターとして活躍。最近はアパレルブランドとの協業や講演なども精力的に取り組む。インスタ@asamit1201ではファッションはもちろんライフスタイル情報も発信。近著に大人のおしゃれメソッドをまとめた『大人のおしゃれはこなれがすべて〜40歳からのFashion&Beauty method〜』(PARCO出版)がある。

おしゃれをめいっぱい楽しみたい!

そんな気分の2023SSです

今年の春夏はおしゃれがとっても楽しい! なんと言ってもマスク解禁ですから! もはやマスクが着こなしやメイクの邪魔をしないってありがたいですね。コロナ禍で「新しい服を買っても着て行く場所がないし・・・」なんて思っていた人は、今こそおしゃれを存分に満喫して欲しいと思います!

さて、そんな中で2023年春夏商品としていくつかのブランドとコラボをさせていただいたのですが、4月から一気に発売が開始しております。集英社通販サイトHAPPY PLUS STOREで販売しているものをいくつかご紹介していきたいと思います。

 
大人がシャツを素敵に着るなら

シルエットにこだわりたい


今回取り上げるのは、マリソルでも大人気のブランド「
THIRD MAGAZINE(サードマガジン)」とコラボしたシャツについて。こちらはHAPPY PLUS STORE限定アイテムとなります(ちなみにTHIRD MAGAZINEとのコラボはノースリトップスもありますが、これについてはまた後日ご紹介します)。


実は私は何を隠そう大のシャツ好き。自分の著書「大人のおしゃれはこなれがすべて」(
PARCO出版)の中でも、着用コーデの2/3がシャツだったというぐらいよく着ています。


そんな私が普段から「こんなシャツがあったらいいなー」とずっと抱いていたこだわりをすべて搭載したのが今回のコラボ。このシャツは“普通じゃない”のですが、なぜ“普通じゃない”のか? そしてなぜおすすめなのかを順を追ってご説明しましょう。


一見ベーシック、でもひとひねりある

デザインが使いやすくしゃれ見えする!

  • エディター坪田あさみのおしゃれと暮らしと時々名品  “普通じゃない”シャツ

▲こちらがコラボした“普通じゃない”シャツ。逆に色はベーシックで着やすいブルーと白なので一見普通のシャツに見えますが・・・。

シャツ/THIRD MAGZINE×ASAMI TSUBOTA×HAPPY PLUS STORE

“普通じゃない”理由その1

坪田あさみ 普通じゃないシャツ

袖のスリットがとても斬新です。大きく開いているので、ボタンを開けて着れば、トレンド感のある腕を出した着方ができます。またボタンを留めれば、一般的なシャツ袖にもなるので、すっきりきれいに着たい時も活躍する2way仕様になっています。

 
“普通じゃない”理由その2

  • 坪田あさみ 普通じゃないシャツ

  • 坪田あさみ 普通じゃないシャツ

シャツにブランドロゴが刺しゅうされています。この刺しゅうが小さくてとってもかわいいのです。ブルー地には白、白地にはシルバーで刺しゅうが施されています。目立ちすぎないけれど、さりげなくブランドの特別感を主張できます。

 

さらにポイントはこの刺しゅうの位置。よくある胸元だとちょっと目立ちすぎる気がして、ウエストの少し上という絶妙な場所に入れていただきました。

  • 坪田あさみ 普通じゃないシャツ

  • 坪田あさみ 普通じゃないシャツ

▲白いロゴが刺しゅうされているのがわかりますか? ロゴが目立つとカジュアル感が強くなるのでこのぐらいのさりげなさがちょうどいいのです。でもしっかりブランドの特別感も演出してくれています。

写真左のように裾をアウトにしてもいいし、右の写真のようなボトムインにしても隠れてしまわず、ちょうどいい場所に見えるようになっています。

 
“普通じゃない”理由その3


3つめはアラフォー以降の世代に一番重要なポイントです。というのも、私自身40代はなんとなく“普通”のシャツが似合わなくなってきたからです。“普通”というのはいわゆるベーシックでコンパクトなシルエットのもの。アラフォー以降は肩や腕に丸みが出て、メンズのようにかっこよくシャツを着こなすのが難しくなります。だからこそ、シルエットには特にこだわりました。


セットインのコンパクトなシャツはきれいなイメージですが、ふっくらしたボディでは肉感を拾いすぎてしまうし、痩せていてデコルテが削げてしまっている薄めの体型ではどこか貧相に見えてかっこよく決まりません。


ところがこのシャツは、ハリ感のあるコットン素材を使い、大胆なオーバーシルエットにしているので、体のラインを一切拾わず、ふくよかな体型も華奢見えし、また削げている薄い体型もちょうどいい状態に見せてくれるのです。


さらに着丈も後ろが長くなった前後差にしているので、タイトスカートやぴったりしたパンツなどのボトムを合わせた時でも、自然とヒップをカバーしてくれるようになっています。

  • 坪田あさみ 普通じゃないシャツ

  • 坪田あさみ 普通じゃないシャツ

▲後ろからも横からもシャツに立体感のあることがわかります。ヒップのラインをカムフラージュし体型カバーをしてくれます。

シャツの着まわし力の高さよ!

色々なボトムに合わせてみました

 
また私がシャツを好きな最大の理由は、何にでも合う「着まわし力」にもあります。いろんなボトムと合わせた着こなしも最後にご紹介しましょう。

  • 坪田あさみ シャツコーデ

▲ブルーのシャツとブルーデニムをワントーン合わせに。もちろん白シャツでもOKです。ビッグシルエットのシャツと、ルーズな太めデニムなら、王道の白シャツ&デニムのコーデも古い感じになりません。

シャツ/THIRD MAGZINE×ASAMI TSUBOTA×HAPPY PLUS STORE 靴/PRADA
  • 坪田あさみ シャツコーデ

▲グリーンのワイドパンツの強さを緩和してくれる白シャツの威力。ボタンを外して腕を露出させれば、ほんのりモード感も漂います。

シャツ/THIRD MAGZINE×ASAMI TSUBOTA×HAPPY PLUS STORE パンツ/STORY×ASAMI TSUBOTA バッグ/CAFUNE  靴/PRADA
  • 坪田あさみ シャツコーデ

▲クセのあるプリントパンツもシャツがちょうどいい具合に中和してくれます。この日は少し肌寒かったので、ブルゾンを羽織りました。

シャツ/THIRD MAGZINE×ASAMI TSUBOTA×HAPPY PLUS STORE ブルゾン/INSCRIRE パンツ/BANANATIME バッグ/J&M DAVIDSON  靴/MAISON MARGIELA
  • 坪田あさみ シャツコーデ

▲真夏はノースリトップスを着ることが増えると思いますが、そんな時はシャツをはおりとして取り入れます。ジャケットよりも暑くないので使用頻度高め。冷房の効いた室内や車内では欠かせません。

シャツ/THIRD MAGZINE×ASAMI TSUBOTA×HAPPY PLUS STORE トップス/Chaos バッグ/CAFUNE  靴/PRADA
  • 坪田あさみ シャツコーデ

▲ふんわりとしたギャザースカートとも好相性。清潔感を求めるなら絶対白シャツですよね。

シャツ/THIRD MAGZINE×ASAMI TSUBOTA×HAPPY PLUS STORE スカート/DÉPAREILLÉ バッグ/J&M DAVIDSON 靴/MAISON MARGIELA
  • 坪田あさみ シャツコーデ

▲夏こそ挑戦したいオールホワイトの着こなし。ビッグシルエットの白シャツを太めのパンツと合わせれば、“がんばっている感”がなく、こなれたムードに仕上がります。

シャツ/THIRD MAGZINE×ASAMI TSUBOTA×HAPPY PLUS STORE パンツ/STORY×ASAMI TSUBOTA バッグ/ANTEPRIMA 靴/BIRKENSTOCK×Plage

他にも多分私のワードローブにあるボトムで合わないものを見つける方が難しいぐらいこのシャツは便利。私にとって白とブルーのどちらも使いやすいので2色展開にしてもらいました。それぐらいどちらも使いやすくおすすめなのです。

 

ちなみにこちらのコラボシャツは集英社の通販サイトHAPPY PLUS STOREでのみ購入可能ですので、よろしければの以下のリンクから詳細をご覧ください。

(サードマガジンでは販売しておりませんのでご注意ください)

 

シャツ / サードマガジン×坪田あさみ

 

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。
次回は5月14日(日)更新予定です。

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