占星術師 レイコ・ローラン
2023年6月 12星座全体の運勢
今月のテーマは「自分自身の地固めをする」です。
落ち着いた、安定感のある月なので、浮足だったりせずに地に足つけて人間らしい生活をしていくといい時期。「将来どうなってしまうんだろう」という不安。たとえば「技術が進化したら、私の仕事はなくなってしまうのだろうか」とか、「取り残されてしまったらどうしよう」など先々への不安がある人は、それを一旦手放して。今は人間としての自分の感覚を信じ、人間としてできることや限界も考え知ったうえで、一歩一歩頑張ることにフォーカスしてみてください。そうすることで逆にこれからの時代の変化に対応できるようなスキルが身についていくでしょう。今月は5月までに築いた自分の持ち場や領域を深め、あなたの得意なことをしっかり取り戻すことを意識して過ごしていってください。
■山羊座の運勢
どこか守られているような、穏やかな状況で迎える6月。
ですが11日に再生の星・冥王星が自身の星座に戻ってくると、再び足もとを見つめ直したい気持ちが出てくるかもしれません。じつは山羊座は過去10数年、長い時間をかけて第二の自分を〝創る″くらいの感じで過ごしてきました。辛い時期を乗り越えた後、足もとの地面は塗り替えられ以前より強固になっています。今月の見つめ直しはそのような大がかりなことではなく、荒く塗りなおした地面にまだらな部分が残っているところを、追加で補修する程度のもの。いわば仕上げの段階です。これまでの経験もあるので、自分がやらなければいけないこと、人にやってもらって良いことの両方が見えているはずなので大丈夫。完成までを楽しみながら取り組んでいきましょう。18日の新月には、今後力を注ぎたい分野がはっきり見えてきます。この日は心静かにそれを受け止め、取り掛かっていくと◎。21日以降には、あなたを助けてくれるパートナーが現れそう。それは新しく出会う人かもしれず、昔から知っている人かもしれません。ただ、旧知の人の場合でも自分が相手を見る目が変わったのか、相手がひと皮剥けて変わったのか、以前と同じではないはず。新しいパートナーシップを基盤に話し合い行動を共にし、積極的にアドバイスを受け入れていくといいでしょう。