フランスは随分暑くなっており、今日の最高気温は30℃!!
我が家は一戸建てなのですが、2階は熱が上に集まるのか、とっても暑くて。
ヨーロッパは冷房がないところが多く、室外機を設置したら外観が崩れるとか、
ホースを通す穴がなくて工事が必要だったり、古い建物が多く許可が降りなかったりするので
つけれなかったりもするそうです。
前までは、夏はそこまで暑くなかったみたいで、普通に過ごせていたとのことですが
近年異常に暑い日も多く、ダウンしている人も多いんだそう。
昨年もめちゃめちゃ暑い日があり、我が家は扇風機3台のフル稼働でも足りず、ポータブルの冷房を購入しました!!
熱風が出るホースを窓の外に出したのですが、周りを段ボールでカバーしてかなり不恰好。笑
涼しさ一番、見た目なんて二の次です。笑
我が家の周りは虫も多いのであまり窓全開もできないのですが
日本のように蒸し暑さはないので、雨戸を閉めて日差しを入れないようにしたら
1階部分は、外が30℃を超えていても、比較的涼しく快適です♪
出産の為、日本に帰国するのでこの家とも、もうお別れ。
初めて引っ越してきた時は、家の中に何もなく、照明は一つもないので真っ暗で。
(ヨーロッパって間接照明がメインで天井に日本みたいにシーリングがなかったりします)
そもそも、当初フランスで住む家が本当になかなか見つからず、
オランダで半年暮らしました。
フランスでは家を見つけるのも一苦労。
その後にも色々試練が待ち受けるフランス生活は、本当に前途多難です!
オランダから車で荷物を運んできたのですが、
到着が夕方だったので、わずかな日の光を頼りに
唯一届いていたIKEAのダイニングテーブルとチェアーを、
夫と一緒に手動のドライバーで組み立てました。笑
事前に、随分前にIKEAで注文していた家具はほとんど届いておらず。
夫とは寝室を別にしているのですが、私のマットレスが届いたのは、1ヶ月後。
しかも、マットレスと固さが夫の選んだものと間違えられており
(夫はダブル、私はセミダブル)めっちゃ固いものが到着。
やっと到着したベッドを返品したりクレームをいう元気はなく、諦めました。笑
1ヶ月近くボイラーが壊れてお湯が出なかったり
玄関のドアが壊れて2ヶ月くらいガレージから出入りしたり
毎日毎日、組み立て家具のドライバーを回す日々にうんざりしながら、
やっと普通に住めるようになった家を離れるのは、寂しいものがあります。
直してくれるのは、奇跡。
高頻度で何かしらのトラブル勃発。
全くキラキラしていない、地味で不便だったフランスでの生活。
そこで学んだのは、
「特別ではない日々に満足して楽しむこと」であったり
「お湯や水・電気が通っている」
「そしてそれが遮断された時に、直してくれる人がいるということは、いかにありがたいことか」
という感謝であったりします。
「特別を求めなくていい」「何者かにならなくていい」
「無理せず自分のままで、目の前の生活を送ればいい」
「思い通りになんていかない、それが人生!!」
そんなことを教えてくれたフランスでの暮らしでした♪
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