恋の病以外に効くと言われて久しい日本三代温泉のひとつ、草津温泉。日本一の自然湧出量を誇る湯量と泉質、緑滴る標高1,200メートルの空気も水も美味しいその草津で、オープンから15年の間、リピーターから高い評価を得続けているのが、11室のみのウェルネスリゾート、ホテルクアビオです。時折煙をくゆらせる浅間山を望む半露天風呂、ロウリュのあるフィンランド式サウナはもちろんカッコウや鶯の声をBGMにいただくマクロビオティック料理も最高! 昨年11月からはダイナースクラブ主催「フランスレストランウィーク2019」で「次世代を担う15人のフォーカスシェフ」に選ばれた落合昭光シェフが腕をふるっており、マクロビオティックコースのほか、良質な素材を使った肉料理も予約でき、北海道産オーガニックビーフ、長野・美ヶ原のジビエの鹿などを低温で調理し、香りよく炭火で仕上げていてこの上なく柔らかで美味。この日いただいた鹿は赤ワインとベリーのソースで。
ランチメニューもリニューアルし、ファラフェルや、バジル、ニンニク、練りゴマのタヒニソースでいただくキヌアとクスクスなども美味しく、体の内側から浄化されるよう。野菜のコンソメスープには海草も使われていたり、ハーブティーやメキシコ産のオーガニックコーヒーも、オプションでつけることのできるココナッツミルクとバナナのクリームを添えたバナナケーキもしっとり優しい。今後、マクロビオティック料理のデモンストレーション教室なども企画中だそうです。胃腸が休まりリセットできるオーガニックにんじんジュースのファスティングも不動の人気ですが、お料理も美味しいので悩ましい!
レストランからの庭の景色もリニューアル、野生のアスパラガスやワイルドストロベリーなどのフラワー&ハーブガーデンが広がり、夕暮れの焚き火タイムも加わりました。毎年300キロ海の精で漬けている自家製の梅干しや、グルテンフリーのクッキー、グラノラなどセンスのいいお土産のラインナップも充実。また、これからの季節、森のハイキングやゴルフ、車で20分ほどの国指定天然記念物に指定されているチャツボミゴケ公園の散策もオススメです!