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ひとり遊びが得意な会社員。韓国料理を求めて新大久保に出没しています。

My favorites:趣味 = バレエ、旅行、食べ歩き、ダイエット 好き = 猫、タイ料理、マカオ 得意 = 韓国語

身長:167cm


雨の河口湖で、ほうとう“じゃないほうの麺”を食す。

地元のタクシー運転手さんに熱烈オススメされた郷土料理、それは「吉田のうどん」。
富士河口湖に行く日を
数週間前から楽しみにしていたのに、
よりによって土砂降りでした。
河口湖
何も見えない。
河口湖
心で富士を描く。
気を取り直してランチをしようとしたら、
お目当てのフレンチは予約でいっぱい。

「週末はどこも予約なしじゃ入れないよ」
と計画性の甘さを指摘するタクシーの運転手さんに
予約なしでも入れる美味しい店を聞くと、
「吉田のうどんだな」
と即答するではありませんか。

吉田のうどん。

それは店名かと思いきや、
富士吉田市周辺の名物料理なのだった。

2007年に農林水産省が各地から選定した
「農山漁村の郷土料理百選」にも入っているそう。

知らなかったなあ。
この辺で麺といえば「ほうとう」一択だと思ってたわあ。
運転手さんによると、
「吉田のうどん」を名乗る店は数あれど、
“ホンモノ”を出す店は
11時から14、15時ごろまでの
わずか数時間しか営業しないんだとか。
慌てて、運転手さんが太鼓判を押す
『彩花』というお店に連れていってもらいました。
吉田のうどん 吉田うどん 河口湖 彩花
運転手さんの予言通り、行列が!並んでいるあいだにも、次から次へと車が入ってくる。みんなよく知ってるのねえ。
うどんなので回転は速く、20分ほどで入店。

お客さんが多かったので
店内写真は撮りませんでしたが、
土間のテーブル席と、座敷スペースがあって、
とっても広々。
大雨と空腹で荒みかけていた心に
余裕が生まれます。
吉田のうどん 吉田うどん 河口湖 彩花
メニュー。
雨降りの肌寒い日だったのですが、
うどんは断然冷たい派のわたしは
「冷やしたぬきうどん」に
肉とイカ天、生卵をトッピング。
合計750円ナリ。
吉田のうどん 吉田うどん 河口湖 彩花
着丼。美!
見てください、この麺のツヤ……
なんて美しいんでしょう。
揚げ玉とネギ、大根おろし、わさび、
そしてキャベツがデフォルトで添えてあります。
あとで調べたら、茹でキャベツが入るのが
吉田のうどんの特徴の一つらしい。
理由は分からぬ。

このあと同じような写真が続きますが、
これしか撮っていないのでお許しください。
吉田のうどん 吉田うどん 河口湖 彩花
吉田のうどんの最大の特徴、太くてモチモチの麺。
冷たく締めてあるので、
角の立ちぐあいまで舌にはっきりわかります。
讃岐うどんよりもさらに噛みごたえがあって、
新鮮な小麦粉の香りを味わいながら、
口中で躍る麺をわしわしと噛みしめます。
雨の河口湖で、ほうとう“じゃないほうの麺”を食す。_1_7
つるつる、もちもちとした麺に
揚げ玉のカリカリ、茹でキャベツのショリショリが
合いの手みたいに加わって、
さらにいきなり主役然と登場する豚肉の甘辛煮を
まあまあ落ち着いてとなだめる生卵……。
言いたくない、言いたくないけど、言っちゃう。
「絶妙なハーモニー!」

いや~うどんは讃岐に限ると思ってたけど、
吉田のうどん、とんでもなく美味しい。
これはわざわざ食べに来る価値ありだわね……。
吉田のうどん 吉田うどん 河口湖 彩花
なぜほうとうの影に隠れているんだ、吉田のうどんよ。
さて、ブログがうどんだけだと美女組感に欠けるので、
大雨のなか出くわした、素敵なカフェレストランの
写真も合わせてご覧ください。
河口湖 カフェ ミミ ラ・ボエーム
河口湖観光の中心地あたり、河口湖円形ホールの裏手にある「カフェ・ミミ」。もとの店名は「ラ・ボエーム」だそうで、芸術が香っとる……。
河口湖 カフェ ミミ ラ・ボエーム
大雨なので、テラス席がご覧のとおりですが……
河口湖 カフェ ミミ ラ・ボエーム
ちょうど薔薇が、満開だったのです!
河口湖 カフェ ミミ ラ・ボエーム
梅雨に濡れそぼる薔薇というのも美しいものですねえ。
河口湖 薔薇
心洗われるわ……
来年の薔薇シーズンは、晴れの日を選び、
ランチに「吉田のうどん」、
ティータイムに「カフェ・ミミ」を
敢行したいと思います。
河口湖 富士山 マンホール
再度、無理やり富士を感じる。

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