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デザイン&丈感が重要!「トップスインorアウト問題」 【後編】|アラフォー世代のお悩みを解決!おせっかいサロン #28

スタイリスト松村純子&エディター発田美穂の “おせっかいサロン”

アラフォー世代の切実なおしゃれのお悩みに、前のめりでお答えしていく連載「おせっかいサロン」。今回はトップスをインする? アウトする? について。お腹が気になるからアウトにしたい気持ちはあるけれど、インにした方が全身バランスは確実に良く見えそうだし・・・。そんな悩めるアラフォーへのベストアンサー・後編です!


『おせっかいサロン』とは?

プロフィール画像

松村純子
@junko.mm

発田美穂
@mihohotta_editor

上品で女らしいコーディネートが人気の敏腕スタイリスト・松村純子と、お買い物はいつだって“ときめき至上主義”の全力エディター・発田美穂が、アラフォー世代のお悩みを解決する愛と情熱のサロン。

“ トップスアウトするときは
デザインと丈感を吟味! “
 

発田

前回はトップスの裾をインするパターンを、2つのコーデで検証したんだよね。

はい、勇気を持ってトップスイン!が合言葉です。

松村

発田

今回は裾をアウトにした方がいいケース、について考えていきますよ〜。そもそもさ、スタイリングがどうこうっていう問題以前に、単純にお腹とかお尻を隠したいからトップスの裾を出す、って気持ちが強いけど。

“何かを覆うためのトップス”ですよね。

松村

発田

そうそう。例えば細身のパンツを履いた日には、絶対にオーバーシルエットのトップスで気になるパーツを隠したくなるし!

たしかにそういった、実用的な意味合いでトップスの裾を出すこともあるのですが、一方でもはやトップスアウトするしかない、っていうデザインも多く出ていますよね。今シーズンのトレンドである短丈トップスはその代表です。

松村

発田

でもさぁ〜。

どうされましたか?

松村

発田

そりゃ、短丈トップスはアウトした方が可愛いのはわかってるんだけどさ、でも結局お腹やお尻が丸出しだから、やっぱり不安になるっていうかさ・・・。

まぁ、隠してはくれないですよね・・・。

松村

発田

でしょ〜〜。全身がバランス良く見えて、気になるパーツもなんとなくごまかしてくれるトップスって、ないのかな? ねえ? ないのかな??

2回言いましたね(笑)。やはり大切なのは裾のデザインと、あとは程よい丈感です!

松村

発田

お? つまり?

裾を出すことでサマになるよう、裾がデザインされていたり、後ろ下がりになっていたりするタイプのトップスです。

松村

発田

あー、好きなタイプ!

2つのトップスを選びましたので、さっそくコーデをご紹介します!

松村

【OUT】

ジレ風ブラウスならトレンド感とトップスアウトが両立!

【OUT】 ジレ風ブラウスなら トレンド感とトップスアウトが両立!


パンツ¥30,800/ゲストリスト(アッパーハイツ) ピアス¥35,200・バングル¥68,200/マリハ 靴¥40,700/マルティニーク ルコント ルミネ有楽町(ヒューン)

発田

ジレにパフスリーブが合体したみたいなトレンドデザインのブラウス! しかも松村純子さん別注モデルじゃないですか!

松村

恐縮でーす。

発田

デニムを合わせたシンプルなコーディネートも可愛いぞー。

松村

この場合は裾がジレのデザインなので、トップスインしようとは思わないはずなんですけど(笑)。

発田

たしかに、これはね。

松村

でもこれに限らず、デザイン性の高いトップスだと、それ自体に視線が集中するので自然とスタイルアップして見える利点があるんです。

発田

ボリューム袖もポイントになってるから、正直、下半身のことは気にならないかも。

松村

あとは裾に逆Vの切れ込みが入った開きなので、なんとなくお腹の部分は隠してくれつつ、脚長効果も狙えます。

発田

おお、なんとよくできておるのだ! いいね、いいね。

松村

こんな風にトップスのデザインに頼り切る、というのも一つの手です!

【OUT】

トップスアウトが簡単に決まる前後差のあるラウンドヘム

【OUT】 トップスアウトが簡単に決まる 前後差のあるラウンドヘム


シャツ¥23,100/エイチ ビューティ&ユース(ロエフ) スカート¥14,300/カレンソロジー 青山(カレンソロジー) メガネ¥57,200/アイヴァン 7285 トウキョウ(アイヴァン 7285) ピアス¥35,200/カオリヤマモト ジュエリーショップ(ルフェール) ブレスレット¥68,200/マリハ

発田

自分で言っちゃうけど、これ、すごく私っぽい(笑)。

松村

はい、そう思います。

発田

こういうシャツって、本当にありがたくってさ。だって、適度に丈も長くて、でも裾を出して着てもずるずるするわけでもなくて。

松村

それはやはりこの、ミドル丈の絶妙な丈感ラウンドヘムと呼ばれる丸みのある裾のおかげかと思われます!

発田

わかる! これが真っ直ぐの裾だと、本来は入れたほうがいい裾を出しちゃってる、って感じになるんだけど・・・。

松村

ラウンドヘムだと、デザインだからあえて出している、という感じになるんですよね。

発田

それです、それ!

松村

丈が短めのコンパクトシャツは、そもそも今季のトレンドですし。

発田

このスタイリング、私っぽいって言ったのは、全身バランスの取り方もあって。私は身長158㎝で大きくないから、シャツのトップスをアウトにして、さらにボリュームスカートを合わせると、どうやってもバランスが取りにくいんだよね。だから、こんな風にストレートシルエットのスカートを合わせることが多いの。

松村

はい、それ正解です!

発田

やった。おまつさん公式認定!

松村

シャツをトップスアウトにして、ふんわりスカートを合わせるコーデも可愛いんですが、全身バランスという視点でいくとやや難しいことも事実なので。

発田

そう! だからそこは無理せず、ボトムスはすっきりシルエットを選ぶようにしてる。

松村

同じ考え方で、例えばワイドパンツなどともこのシャツは相性がいいんですよ。

発田

ボトムスは真っ直ぐストレートシルエット、ってことだよね。

松村

はい。シャツをトップスアウトで着るときは、丈感と裾のラインに注目して選んでみてください!

発田

丈感と裾のライン、丈感と裾のライン。オッケー、覚えた!

撮影/魚地武大(TENT)スタイリング/松村純子 取材・文/発田美穂

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