DVDが発売されたばかりの、初となる時代劇「花郎<ファラン>」での思い出は、「とにかく暑かったことです。慶州(キョンジュ)で撮影していたんですが、39.5度の日もあったんですよ。暑さのため、外出しないようにと放送が流れたり、その辺りでは大騒ぎだったのに、僕たちは重い衣装やカツラもつけて、馬に乗って戦ったりしていたんですよ!(笑)」また、この春記録的なヒットドラマとなったラブコメディー、「力の強い女 ト・ボンスン」で演じた主人公アン・ミンヒョク役は、今まででいちばん、自分に似ていたといい、共演したパク・ボヨンさんに「(アン・ミニョクと同じくらい)この人、頭おかしい!」と言われたこともあった、と告白し笑いを誘った。ちなみに、このドラマのヒョンシクさんは、ほんとうにチャーミングなので、必見!!!
今後挑戦してみたい役は?との質問には、「同じ事務所の先輩、ユ・アインさんが映画「ベテラン」で演じた男っぽい役で「あきれるぜ(流行語になったセリフ)」みたいなセリフも言いたいです」と笑った。「男バージョンのト・ボンスンもいいですね。「力の強い男 アン・ミニョク」!怪力を使ってウワーっと!」と車をひっくり返すアクション。「「アイアンマン」や「トランスフォーマー」などヒーローもの、バンパイアものもすごく好きなので、やってみたいです。やったことのない役の方が多いですからね」、と答えた。
自分らしさを大切にしながら、枠にはまらず、期待される俳優でありたいという抱負も。イベントでも「花郎<ファラン>」と「力の強い女 ト・ボンスン」の自身が歌ったOSTはもちろん、日本語で平井堅の「瞳を閉じて」も熱唱、彼の魅力を存分に発揮。また、日本には美味しいものがたくさんあるから、次は旅行で是非満喫したいとも。今回の滞在中は、稲荷寿司やカレーうどんを食べたそうで、カレーうどんのスープは美味しくて一気飲みしたほどだとか。辛いラーメンを食べに行こうか考え中と、演じる役柄とは違い、いたって庶民派、愛嬌たっぷりのヒョンシクさんだった。
桂まりさん●かつらまり 韓流予報士(?)。温泉保養士。「SPUR」や「eclat」などで、トラベル、フード記事など担当するライター。趣味は各国で料理教室に行くこと。「専門外ではありますが、泣いて笑って癒される韓流ドラマのお勧めを不定期で紹介します!」