一年前から何度となく繰り返し読むうちに
一度は訪れてみたいと思っていた念願の土地「飛鳥」。
こちらの参道は飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ)
の境内で観光客もいなくひっそりと佇んでおりましたが
飛鳥の神社仏閣のなかでも私は一番気に入りました。
男性は左手、女性は右手で掴むと幸せを掴むらしいです。
手が小さく片手では到底無理な私は
結局両手で(幸せを)掴んでまいりました。
何かを訴えるように耐えているような石仏。
そしてそのほとんどが1000年以上
雨ざらしのなかにあるため
角が取れていて温かみがあるのです。
いろいろな石に触れるたびに
どっしりまあるく生きたいとおもった私。
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下半身の病気が治るといわれる「弥勒石」
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謎の「亀石」違う方角を向いたら水害が起こるという伝説も
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蘇我馬子が埋葬者と有力視されている「石舞台古墳」
蘇我入鹿の首塚などなど
夏の終わりに稲穂が実りはじめた田ぼの周りには
歴史の教科書でお馴染みの数々の史跡がある明日香村。
車であっという間に走り抜けてしまうのが
日常な私にとってはとても新鮮。
見えなかった景色がゆっくりとみえたり
歴史がみえたり、人生がみえたりと
今回の旅は癒されるというより
快活になって戻ってきた感覚。
日本の原点のような飛鳥、また訪れたい。