店頭には表情豊かな素材感に深みのあるシックな色合いの服たちがズラリと並び、「もう夏は終わりましたよ!」と訴えかけてくる。
と同時に、今自分が着ている服がなんだかとても寂しいような、遅れをとっているような、そんな気持ちにさせられます。
もともと、春夏よりも秋冬の着こなしのほうが好きだから余計にかもしれません。
ちょっと先取りくらいがオシャレというのは知りつつも、それと同じくらい暑苦しい人にはなりたくないという思いもあり、
〝現実をとるか、オシャレをとるか〟毎度のことながら悩ましいところです。
いっそ「この時期にはコレを着る!」と決めてしまえば話は早いのでしょうけれど、新鮮さと気分が大きく影響するファッションにおいてそれは不可能ってもの。
流行遅れでもなんでもなくとも、今のキブンにそぐわない服ほどテンション下がるものはありませんよね。
〝今の気分に寄り添いつつ暑苦しくなく、ちゃんと秋っぽい〟
そう、いつだって目指すのはこれ!!
……てことで、
「夏コーデをちょっと変えて、秋モードへシフトする」毎年恒例となりつつあるテーマの今シーズンversionを2パターンご紹介します。
【Part①ブラック合わせでシック&リッチにチェンジ!ベージュシャツcoordinate】
夏にかけては白を合わせて全体のトーンを上げ、爽快感たっぷりに着こなしてましたが・・・
「ゴールド×ブラック」という組み合わせは、その重厚感から夏のギラギラとした太陽の下では何だか暑苦しく感じてしまうのだけれど、季節を進めるにはうってつけ。
醸し出す雰囲気を瞬時に秋へと切り替えてくれます。
pants:betoupe
shoes:bottega veneta
bag:hermès
薄手とはいえシャツは長袖なので、爪先までシッカリと覆ってしまうのはまだ早すぎるような気がします。
まだまだ残暑の厳しいうちは、こうした全体バランスを大事にしたいですね。
【Part②重量感あるバッグ&シューズにチェンジ!オールブラックスカートcoordinate】
夏には黒は黒でも重さを感じさせない小さめポシェットにサンダルを合わせていましたが・・・
Part①とは逆に、トップスがノースリーブなので爪先をシッカリと覆うことで秋らしさを演出。
skirt:betoupe
shoes:hermès
bag:hermès
コレが踵まで覆ってしまうローファーだったなら、アメスリのノースリーブに対して足もとだけが妙に重たい印象だったはず。
着こなしを秋モードに変換しつつ、もうしばらく夏服とお付き合いしなきゃですね(^_−)−☆
ところで、今回着用した透け感のあるシャツやアメリカンスリーブですが……
「インナーはどうしてますか?」といったご質問をいただいたりします。
私が愛用しているのは、UNIQLOのブラキャミソール。
昨年、買い足そうと思った時には品切れで大後悔したので今年は発売早々に多めにゲットしました。
仮に値段が倍以上になったとしても、買います!(え、本当に!?いや、わからんけど。笑)そのくらい好きです♡
*次回8月25日(金)公開予定です
- bemi
- 阿部恵美。身長153cm。 25年間の会社員生活を経て、2019年にパーソナルスタイリストとして独立。 小柄でもバランスよく素敵に見えるコーデ術、もの選びの審美眼は、マリソル編集部も絶賛。マリソルなどでプロデュースする、小柄さん向けの服も、毎回人気。
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