※集計期間:2023年07月25日(火)〜 2023年08月21日(月)
<ヘアスタイル 1位>
パーマなし、毛先1カールでボリュームアップする。アラフォーのためのレイヤーミディアム【40代のミディアムヘア】
鎖骨レングスのミディアムは厚みを残してツヤやしっとり感を出しやすいように調整。そこへ表面のみに動きを出すためのレイヤー毛束をON。すると全体を毛先1カール巻くだけで、毛束の重なりに絶妙な“ずれ”が生まれて自然とボリュームアップ。今回のスタイルはレイヤーでシルエットを作るのではなく、あくまで動きのサポートとして活用しているのがポイント。このテクニックはスタイルが崩れにくく、セットもしやすいなどメリットがたくさん。カラーが必須だからパーマは避けたいなど、NONパーマでもボリュームアップしたい人に特に注目してほしい。
【SIDE】
【BACK】
<髪質DATA>
量/普
太さ/普
硬さ/普
クセ/無
担当/前田百合子さん(BEAUTRIUM265)
【2023 春夏号 WEBオリジナル】撮影/花村克彦 メイク/榛沢麻衣 藤本 希(cheek one) スタイリスト/高橋美帆 構成・文/松井美千代 モデル/中濱瑠美さん
<ヘアスタイル 2位>
黒髪派の抜け感演出に必要なのは、さりげないくびれシルエット【40代のミディアムヘア】
小顔見せの黄金バランスを持つくびれミディアムは、大人を素敵に見せてくれる鉄板スタイル。以前から人気のヘアスタイルだったが、Kカルチャーのトレンドを経て、いまや定番ヘアにまで進化。今年らしいポイントは“さりげなさ”。昨年までは大胆にくびれを強調していたけれど、今年は低めのレイヤーでやわらかなカーブを演出しているのが進化ポイント。顔まわりはリバース巻き、全体はランダム巻き、毛先は外ハネにして、ナチュラルな動きを出せば重く見えがちな黒髪派のニュアンス出しにも効果的。
【SIDE】
【BACK】
<髪質DATA>
量/多
太さ/普
硬さ/普
クセ/有
担当/AKIKOさん(marr jiyuugaoka)
【2023 春夏号 WEBオリジナル】撮影/花村克彦 メイク/榛沢麻衣 藤本 希(cheek one) スタイリスト/高橋美帆 構成・文/松井美千代 モデル/山田恵理さん
<ヘアスタイル 3位>
幅広いアレンジが可能なボブは、顔まわりレイヤーがポイント!【40代のボブヘア】
ファッションやシーンに合わせていろいろなヘアアレンジをしたい人も多いはず。とはいえ短めスタイルは、おしゃれだけれど応用が利かないのでは?という懸念も。そんな心配は、顔まわりレイヤーがすべて解決! ワンレンボブのカットベースに、フェイスラインに低めのレイヤーをON。ベースと顔まわりに少しの段差があることで外ハネなどメリハリを出しやすい、顔まわりを巻いたり動かしたりすることで華やかに、ストレートに仕上げればスタイリッシュなアレンジにもできる、などベーシックなボブながら印象チェンジが容易に可能。全体のシルエットは扱いやすい重めベースなので、顔まわりの動き、シースルー前髪の束感など、随所に抜け感ポイントがあるのも夏らしさをプラス。
【SIDE】
【BACK】
<髪質DATA>
量/多
太さ/普
硬さ/硬
クセ/有
担当/田中祐次さん(k.e.y)
【2023 春夏号 WEBオリジナル】撮影/花村克彦 メイク/榛沢麻衣 藤本 希(cheek one) スタイリスト/高橋美帆 構成・文/松井美千代 モデル/坂田さやかさん
<ヘアスタイル 4位>
直毛を軽やかに。極ゆるなタテ落ちパーマで動きと華やかさを手に入れる【40代のミディアムヘア】
直毛や猫毛など動きが出にくい髪質は、タテに落ちるランダムな動きのパーマでゆるやかなウェーブ感とメリハリ、そして華やかさを手に入れて。カットベースは前下がりのボブ。フロントが長めなので結べるレングスがあり、暑い日はヘアアレンジも可能なスタイル。そこに太めのロングロッドでタテ落ちウェーブのパーマをゆるやかにかけて。不要なボリュームが出すぎないように、毛先は逃がすようにかけておくのがSSシーズンの軽やかなファッションとも合わせやすいポイント。
【SIDE】
【BACK】
<髪質DATA>
量/普
太さ/普
硬さ/普
クセ/無
担当/ NOGUCHIさん(ROI)
【2023 春夏号 WEBオリジナル】撮影/花村克彦 メイク/榛沢麻衣 藤本 希(cheek one) スタイリスト/高橋美帆 構成・文/松井美千代 モデル/今井ゆかさん
<ヘアスタイル 5位>
洗練されたボブは、いつでもトレンドの最前線に【40代のボブヘア】
ストレートのコンパクトボブはここ数年、長く続いているトレンドヘアのひとつ。そんな切りっぱなし風ボブはかっこよく洗練された印象だけれど、今季はそのニュアンスも残しつつ、毛先はグラデーションカットで自然に収めて大人ならではのやわらかさを感じさせて。フォルムがタイトな分、カラーリングでハイライト&グラデーションを効かせて自然なメリハリアップ効果も。このカラーは立体感の演出だけでなく、ファーストグレーカラーや白髪ぼかしにも向いているテクニック。スタイリングはオイルやバーム等でナチュラルな束感のあるセミウェットで涼しげに。
【SIDE】
【BACK】
<髪質DATA>
量/普
太さ/普
硬さ/普
クセ/無
担当/齋藤陽平さん(Cocoon表参道)
【2023 春夏号 WEBオリジナル】撮影/花村克彦(モデル) 伊藤奈穂実(物) メイク/榛沢麻衣 藤本 希(cheek one) スタイリスト/高橋美帆 構成・文/松井美千代 モデル/伊藤あずささん
<ヘアスタイル 6位>
髪のツヤアップに効く、華やかなピンクベージュの髪色に【40代のボブヘア】
乾燥や紫外線によるパサつき、グレーカラーをし始めてツヤが出にくいなど、大人髪のきれいな質感キープには課題がたくさん。そんなお悩み解消におすすめなのがグレーヘアも染まるピンクベージュのカラー。暖色カラーは最近のトレンドヘア。以前よりも色幅が広がり、ニュアンスカラーが増えた分、野暮ったさも回避できる。今回はヴァイオレットとピンクをMIXした深めの暖色にベージュをプラスしてなじみをよくしている。こっくりとしたピンク系なので幼くならず、ベージュも入っているので奇抜すぎず、褪色しやすい夏でもツヤのある髪色を長く楽しめるのがうれしいポイント。
【SIDE】
【BACK】
<髪質DATA>
量/多
太さ/普
硬さ/普
クセ/無
担当/才田とおるさん(いつくし)
【2023 春夏号 WEBオリジナル】撮影/花村克彦 メイク/榛沢麻衣 藤本 希(cheek one) スタイリスト/高橋美帆 構成・文/松井美千代 モデル/村田泰子さん
<ヘアスタイル 7位>
生えグセカバーにもきくWバング風の“透け”前髪【40代のショートヘア】
前髪を薄くすると生えグセで割れてしまう、つぶれてしまうという場合、奥行きのある三角前髪をしっかり作り、その内側だけに束を出しやすくする毛量調整を加えるテクニックを。一見、小さな三角前髪に見えるが、深くからサイドへ流れてくる毛束が根元を押さえてくれる効果が。
【SIDE】
【BACK】
<髪質DATA>
量/多
太さ/普
硬さ/普
クセ/無
担当/SHUNさん(Cocoon 銀座)
【Marisol VOL.3 2023 春夏号】撮影/花村克彦(モデル) 伊藤奈穂実(物) メイク/榛沢麻衣 藤本 希(cheek one) スタイリスト/高橋美帆 構成・文/松井美千代 モデル/林澄香さん
<ヘアスタイル 8位>
40代の前髪の天敵は“こめかみ”のすき間。2つの“三角前髪”で自然な斜め毛流れに【40代のボブヘア】
今までと同様に斜め前髪を作ると、こめかみの位置でぱっくり分かれやすくなることも。それを解消するために、中央には二等辺三角形の前髪毛束を、その隣にはサイドにつながる細長い三角形の毛束を作る。このサイド側の三角前髪が斜め前髪の余韻となり、割れ、薄さを予防し、洗練された印象を後押しする。
【SIDE】
【BACK】
<髪質DATA>
量/普
太さ/細
硬さ/普
クセ/無
担当/masatoさん(marr Jiyuugaoka)
【Marisol VOL.3 2023 春夏号】撮影/花村克彦(モデル) 伊藤奈穂実(物) メイク/榛沢麻衣 藤本 希(cheek one) スタイリスト/高橋美帆 構成・文/松井美千代 モデル/木﨑早紀さん
<ヘアスタイル 9位>
つぶれやすい猫毛のふんわりヘアは、 Aラインフォルム×エアウェーブで解決【40代のロングヘア】
巻き髪が取れやすい、セットしてもすぐにボリュームがなくなってしまうなど、特に夏場は汗をかくためスタイルが崩れやすいサラサラ直毛&猫毛。ならばコテで巻いたようなナチュラルなふんわりフォルムをパーマで再現してみては。そんなスタイルにおすすめなのが「エアウェーブ」というパーマ。髪にやさしい仕組みで動きを形状記憶させていく施術なので、やわらかなカールや自然なボリュームアップが得意。今回はやわらかい髪質に対応するため、カットベースはAラインの重めに設定。表面から中間にはパーマの動きを出すべく計算された低めのレイヤーをON。そこに全体はSカール、毛先は1カールのパーマをプラスしている。
【SIDE】
【BACK】
<髪質DATA>
量/普
太さ/普
硬さ/柔
クセ/無
担当/RISAさん(PearL)
【2023 春夏号 WEBオリジナル】撮影/花村克彦 メイク/榛沢麻衣 藤本 希(cheek one) スタイリスト/高橋美帆 構成・文/松井美千代 モデル/鷲見麻由美さん
<ヘアスタイル 10位>
ハンサムショートは立ち上げ前髪を合わせて華やかに【40代のショートヘア】
前下がりのハンサムショートには、頰骨の長さに落ちるアンニュイな長め前髪を合わせて、マニッシュな中に女性らしさを感じさせて。前髪の根元のみセットして、毛先はそのなりゆきにまかせるのが色気を感じさせるポイント。全体フォルムはレザーでまとまりやすくカットしてあるので、長もちショートなのも利点。
【SIDE】
【Marisol VOL.3 2023 春夏号】撮影/花村克彦(モデル) 伊藤奈穂実(物) メイク/榛沢麻衣 藤本 希(cheek one) スタイリスト/高橋美帆 構成・文/松井美千代 モデル/今野和美さん