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東京ケイ子
統計学であり、哲学、人間学である、中国古代王朝の秘蔵の帝王学、『算命学』の鑑定士。【宿命を識り、タイミングを計る】 生まれた日で決まる、人の性格、一生のバイオリズム、宿命を読み解き、 好機で勝負にでられる人生の伴走者を目指す。なかでもクリエイターやスタートアップの起業家に戦略的な人生の指南を得意とする。 @tokyo_keiko
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渡部かおり
編集者・ライター/編集プロダクションFW主宰/ファッションプラットフォームのTHE SHE(www.theshetheshe.com)運営。モード誌をはじめ、幅広いジャンルの女性誌やWEBマガジンで編集&執筆、連載を担当。広告制作や企業のオウンドメディア制作、ブランディング、トレンドリサーチなど、編集者として広義的に活動。
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【2023年9月:辛酉(かのととり)】は、どんな時運?
渡部:猛暑が居座ったまま、9月のスタートですね。とはいえ、やはり9月は長い夏休みが終わっての仕切り直しとか、年末までのリスタートという感覚がしみついています。
ケイ子:子供がまた学校へ行き、いつもの日常が戻ってきたという方も多いかもしれませんね。
渡部:私もまさにそれです。猛暑、地球温暖化による災害はもちろんのこと、政治・経済、エンターテイメント界も含めて、日々、さまざまなニュースが飛び込んできた8月だったような……。夏休みも取ったけれど、心はずっと忙しかったなあ。
ケイ子:そうですね、そんな8月を経て9月はずばり、転換期です。世界情勢が変わったり、政治に動きがあったり。新体制の勢いが強まる時期です。
渡部:なるほど! 夏の甲子園で優勝した、慶應高校が思い浮かびました。9月はどんな感じなのですか?
ケイ子:「辛酉」です。「辛」は下が上を突き上げて新しくするという意味があり、それは革命に通じます。同時に、つらいとか酷いという意味も重なります。「酉」という漢字は酒が、酒がめの中で発酵して成熟したことを表し、新しい勢力が充分に強力になって今にも爆発しそうな状態を意味します。
渡部:おお、ドッカーンと新しい力があふれ出すようなイメージ。なんだかやる気が出ますね。
ケイ子:世界情勢というと大きな事柄ですが、一人ひとりの生活の中でも、古い価値観から新しい価値観へ変わるような出来事があると思います。例えば家事をアウトソージングしてライフスタイルを一新したり、仕事の取り組み方が変わったり。恋人と別れて新しい生活が始まる人も多いかも。
渡部:ふむふむ。でもひとつ、気になるのはつらいとか酷いという意味も時運の漢字にはあること。まさに恋人との別れがそれですよね。よーし、新しく扉を開くぞー!とあっけらかんと進める感じではないのかな?
ケイ子:一言でいうと9月は「脱皮」なんです。エネルギーがいることだから、痛みも伴う。
渡部:脱皮と聞くと自らの意志だけでできるものではないですよね。もうここにはいられずに、追い出される感じもありますよね。
ケイ子:そうですね、脱皮ってコンフォートゾーンを出ることで、現状維持ができない環境。エネルギーがいるんです。夢や野望があれば楽しく出ていけるけれど、出ざるを得ない状況になることも起こり得る。守りに入っている状態の人はつらいですよね。
渡部:やってやるぞ!というモチベーションなのか、渋々荷物をまとめるのか。常に前者でありたいところですけどね。
ケイ子:かおりさんはそっち側な気がしますけれど、いつも(笑)。
渡部:さよならだけが人生だ、的な……(笑)。せっかく始まるなら楽しもうという気持ちは確かにあるかも。意志を持って、勇ましく、荒野に一歩踏み出す9月。時運に乗るためにやるべきことはありますか?
ケイ子:私は、今月はイレギュラーなことが起きるんだと腹を括り、体調を整えておくことに徹しようと思います。
渡部:それ、いいですね。季節の変わり目だし、チャンスが舞い込んだ時やいい変化があった時、万全の状態でそれを取りにいける自分でありたい。
ケイ子:10月は新体制の改革がさらに進みます。9月の頑張りによって飛躍力が決まるのでそのつもりで過ごしてください。
渡部:承知しました!!
【2023年9月】開運カレンダー
9月23日 秋分
春分と同じく、太陽が真東から昇り真西に沈み、昼と夜の長さが同じになる日のこと。彼岸(あの世)と此岸(この世)の距離がもっとも近づくとされ、秋分の日を中心とした秋のお彼岸では祖先を敬い、亡くなった人々を偲ぶ日とされています。今一度、謙虚な気持ちでお墓参りするには最適のタイミング。
2023年9月の過ごし方&開運 アイテム
・旧体制から新体制へ、痛みを伴いながらも脱皮する。
・イレギュラーなことが起こると想定をして、体調を整えておく。
\ Editor's PICK UP /
新しいことを前向きに楽しむことをイメージして、この秋一番のトレンドカラー、赤を取り入れてみる。