2023年9月3日

今着る服がわからない！猛暑の9月は夏物？秋物？【40代おしゃれコスパ論＃23】

暑いとはいえ、まだ夏物OK？涼しいままで秋っぽく見えるコツ、あります

Akane

マリソル美女組出身、元国内線CA。プチプラで高見えするアイテムをみつけ出すことを何より得意とするファッションブロガー。高校のフランス語教員免許をもち、いつかは通訳者になりたいと現在ゆる～く勉強中。夫、中学生女子、小学生男子の4人家族。身長163cm、体重48キロ。

この夏の異常な暑さが、まだしばらく続くといわれる9月に突入！ 9月前半の服装の悩みといえば、「まだ夏のままでいい？？」……いくら8月と同じような猛暑とはいえ、意識的に「夏」と「秋」が大きく区切られるこの9月は、さわやかなコーデのままでいることにちょっぴり違和感を覚えることがあります！

今着る服がわからない！猛暑の9月は夏物？秋物？【40代おしゃれコスパ論＃23】_1_2

そんな悩ましい9月上旬にわたしがテーマにしているのが、「涼しいままで秋」。汗だくだくになりながら長袖やロングブーツでがんばるのではなく、無理なく涼しいままで季節感が深まるコーデを考えるようにしています♪

まず、手っ取り早く夏印象を変えるなら「小物」をチェンジ。初夏のブログではよく、「足もとをサンダルにするだけで夏っぽいコーデに見える」と書くことがありますが、それならこの時季は「逆」！夏らしく見せないために、サンダルを替えるだけで印象はだいぶ変わります。

今着る服がわからない！猛暑の9月は夏物？秋物？【40代おしゃれコスパ論＃23】_1_3

シューズと同じく、「バッグ」もまた夏印象を大きく印象づける小物のひとつ。かごバッグのような夏素材を終了するだけでも、季節感は大きく変わりますよね！特に大きなかごバッグはこれ1個でコーデが夏っぽくなるので、バッグの衣替えのタイミングは遅らせないようにしたいアイテムです。

今着る服がわからない！猛暑の9月は夏物？秋物？【40代おしゃれコスパ論＃23】_1_4

……ということで、「夏」「秋」の印象を左右するのには小物が大きく関係。「シューズ」「バッグ」の2アイテムで夏物を終了することが、ひとまず簡単に季節感を変えられるポイントといえそうです。

そして、肝心の「服」！服の場合、小物と違ってアイテムによっては9月に入っても「全身夏物」でOK。ちょっとしたポイントをおさえれば、急に秋物に替える必要はなく、ノースリーブさえもそのまま9月に持ち越して着ることができるんですよ♪

今着る服がわからない！猛暑の9月は夏物？秋物？【40代おしゃれコスパ論＃23】_1_5

9月に入って意識しているのは、「色の組み合わせ」です。まだ暑い9月は「色」を意識するだけで、夏に買ったアイテムをまだまだ長く着られるようになります♪ ちなみに、「カラフルな色を終了」というのは前提で、ベーシックカラーの「色意識」です！

例えば「ネイビー」。夏の間によく合わせていたホワイトでは、どうしてもさわやかな夏印象が強くなります。それをベージュ系の色に替えると、さわやかコーデから落ち着いた印象になり、たとえ涼しいノースリーブ1枚でも季節の遅れ感がありません。暑さの残る9月上旬にピッタリ！

今着る服がわからない！猛暑の9月は夏物？秋物？【40代おしゃれコスパ論＃23】_1_6

決して「白をやめる」ということではなく、常に色の組み合わせしだい。白ならブラウン系の色を合わせることで、7～8月の「さわやかな白」とはまた違う、「9月」にしっくりくる使い方ができるようになります。

「白のリネンジャケット」という夏のイメージしかないアイテムさえも、深い秋色を合わせることで、夏と秋の間をととのえてくれるアイテムに。

今着る服がわからない！猛暑の9月は夏物？秋物？【40代おしゃれコスパ論＃23】_1_7

なかでも、簡単で失敗が少ないと思う配色は「黒」×「ベージュorキャメル」の組み合わせです。どちらの色も手持ちのアイテムに多い色なのでコーデが思いつきやすく、色で秋印象を深め「涼しいのに秋っぽい」をかなえてくれます。万能なこの配色をおさえるだけでも、暑い9月のコーデはだいぶラクになるような気がします★

今着る服がわからない！猛暑の9月は夏物？秋物？【40代おしゃれコスパ論＃23】_1_8

ノースリーブ、Tシャツ、さらさら生地のスカート……全身夏物で合わせても、この2色なら夏感が軽減。これにレザーバッグやパンプスのような小物を合わせれば、見た目の季節感をさらに進ませることができます。

今着る服がわからない！猛暑の9月は夏物？秋物？【40代おしゃれコスパ論＃23】_1_9

この2色を「上下」に分けて使う必要はなく、ワンピース1枚でも可能です。黒いワンピースならベージュやキャメル系の小物を入れたり、逆にベージュ系のワンピースなら黒を入れればOK。
「リネン100％」のこのワンピースは、本来なら夏物のど真ん中をいくアイテム。かごバッグを持てば夏の印象しかありませんが、合わせる色や小物によって「涼しいままで秋」をかなえ、9月を乗り切る頼もしいアイテムになってくれます♪

今着る服がわからない！猛暑の9月は夏物？秋物？【40代おしゃれコスパ論＃23】_1_10

9月のコーデに必要なのは、「秋物にする」ことではなく「配色を考える」ことだった！このポイントだけで、今年買った夏物はまだまだ楽しめるようになります♪

★Day1：「キャメル×ブラック」①

夏を代表するさわやかな「Tシャツ×デニム」コーデも、9月は配色を変えればOK。ブラックデニムなら、白Tからキャメルやベージュ系にチェンジするだけでグッと秋印象が深まります。

今着る服がわからない！猛暑の9月は夏物？秋物？【40代おしゃれコスパ論＃23】_1_11

★Day2：「キャメル×ブラック」②

夏のノースリーブワンピは、むしろ9月に大活躍？？……秋に着ることを見越して買った夏物の「キャメル」は、黒を合わせることで秋印象が格段にアップ。スエードライクなショートブーツの投入で、見た目は疑うことなく秋物に！

▶M7days「涼感ノースリーブワンピース」18,700円

今着る服がわからない！猛暑の9月は夏物？秋物？【40代おしゃれコスパ論＃23】_1_13

★Day3：「ベージュ×ブラック」

ブラックに合わせる色をキャメルからベージュに替えると、キャメルより少しライトな印象に変化。リネンシャツは合わせる色で「夏物感」が増すので、秋らしく見える色を上手く合わせて長く着たいですね！

今着る服がわからない！猛暑の9月は夏物？秋物？【40代おしゃれコスパ論＃23】_1_14

★Day4:「ライトベージュ×ブラック」

「ベージュ」も色のトーンによって印象が変わります。「Day3」はベージュでしたが、こちらはライトベージュ。夏のさわやか印象を与えるホワイトの「代替カラー」として、季節を徐々にスライドするのに役立つ配色です。これなら、ジレを9月にノースリーブで着ても違和感がありません。

今着る服がわからない！猛暑の9月は夏物？秋物？【40代おしゃれコスパ論＃23】_1_15

★Day5：「ネイビー×キャメル」

キャメルやベージュに合わせる色を、ブラックから「ネイビー」に替えてもいいですね。ネイビーは軽さが加わり、上品な印象もアップします。長袖ニットを肩に巻けば、上下が夏物でも秋らしい雰囲気に。

今着る服がわからない！猛暑の9月は夏物？秋物？【40代おしゃれコスパ論＃23】_1_16

「今日のコスパポイント」

①9月はアイテムを替えるより「配色重視」。夏物は色の組み合わせ次第で9月も着られるコスパのいいアイテムに変身
②サンダルやかごバッグのような「夏小物」を終了するだけでも、見た目の季節感を大きく変えられる
③「キャメル・ベージュ」×「ブラック」は簡単にできる最強の組み合わせ

……まだまだ汗が流れる暑さは続きそうですが、「涼しいままで秋」を実践しながら、9月のコーデを上手く乗り切りたいですね！

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

★オマケのコスパ★第23回

「秋を感じる入浴剤」

9月に入りそろそろ夏の疲れが出てくるころ。暑いとついシャワーで済ませたくなりますが、湯船にゆっくり浸かると心身の疲れが癒されますよね♪ この季節は冷房でつま先などが冷えやすく、さらに肩こりもひどいわたしは、1日の終わりは好きな入浴剤を入れてじっくり体を温めるようにしています♪

1年の中でも、今は特にお風呂が楽しみになる時季！「金木犀」の香りの入浴剤がたくさん発売されるからです★

今着る服がわからない！猛暑の9月は夏物？秋物？【40代おしゃれコスパ論＃23】_1_17

この時季、雑貨店に入ると「金木犀」の商品を集めた特設コーナーを見かけることがあります。先日「ロフト」に入浴剤を探しに行ったら、金木犀の香りだけがズラリと並んだコーナーがあり、思わずじっくり眺めていろいろと買ってしまいました★

単に金木犀の香りがするだけではなく、商品それぞれに特徴があるのが楽しいところ。夏の疲れにピッタリだと思ったのは、お風呂に入れるとシュワシュワはじける「重炭酸ナトリウム」のタブレット（↓右）。甘い香りに包まれながら、体がじっくり温まって「冷え」に効果的です。個包装6個入りなので、バラしてちょっとしたプレゼントにも！
バスソルトとハーブが詰まった「お風呂のティーバッグ」的な入浴剤はまるで紅茶のよう。じっくりと煮出して香る、ふくよかな金木犀の香りが楽しめます（↓左）。

今着る服がわからない！猛暑の9月は夏物？秋物？【40代おしゃれコスパ論＃23】_1_18

ほかにも、モコモコに泡立つタイプやバスソルトなど、入浴剤の形態はさまざま。これなら毎日金木犀の香りでも飽きません♪ また、商品によっても香りが違い、たとえばこちらの2品は「雨上がりに香り立つキンモクセイ」がコンセプト。お風呂の湯気にふわっと舞う心地よい金木犀の香りにうっとりします♪

今着る服がわからない！猛暑の9月は夏物？秋物？【40代おしゃれコスパ論＃23】_1_19

ロフトのみならず、「ニトリ（デコホーム）」でも金木犀の入浴剤を発見！「オイルでうるおうバスパウダー」には、オリーブオイルやアルガンオイルなどが配合されていて、湯船に入れるとトロんとした水質に。オイル成分で肌がしっとり潤うつるつる感がやみつきになります。1パック179円、3種セットで537円はコスパが高い商品★ リピート中です！