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• WEB美容エディター 原田千裕
• ちょっとやそっとじゃ揺るがないのが自慢だった鋼鉄の肌に明らかな陰りが……ということで、アンチエイジングにフルスロットル中！ そんな日々の中でキャッチした、アラフォー向けの“マーヴェラス”な美容トピックスをシェア。コスメも男性もお酒も“ディープで濃いめ”が好み。Instagram:@marvelous.h

紫外線による光老化から肌を守るべく、顔はせっせと日焼け止めを塗って生きてきました。でも、首やデコルテって、意外と手を抜きがち。とくに夏は汗をかいてベタベタしたり、服が汚れるのが気になってついついおざなりに……皆さまも心当たり、ありませんか？

そのツケがとうとう回ってきました。ここ最近、急激に首、そしてデコルテの老け見え、とくにシワが気になるように。というわけで、あわてて手にしたのが、昨年の発売以来ずっと人気のリサージ ネックゾーンセラム。ブランド誕生から続くコラーゲン研究から生まれた生え抜きの成分で、年齢を重ね、ハリ感が気になり出した肌に引きしまった印象をもたらす美容液です。

ご覧の通りのジェル状だから、とりわけ暑かった（まだ暑いけれど……）この夏もケアを続けることができました！ みずみずしくてのびもいいので、マッサージしやすいのも魅力。首筋を撫でおろし、鎖骨をさすって……。余計なモノを流す手順も自然とケアに組み込めます。リラックス感を誘う、清らかな天然精油の香りもいいんです！

いつまでもペタペタしない、フィット感ある使い心地も好み。なじんだ後はしなやかなハリ感と、つややかさに満ちたネックゾーンに出会えます。この１本を使うだけで、かなりデコルテの見た目に差が出る気が。

パーツケアでありながら100mLとたっぷりめの容量もうれしいポイント。首からデコルテまで使っても、ひと夏もちました！ ネックゾーンのゆるみや、シワの気配を感じている方におすすめの“コツコツ続けられる”名品です。

リサージ ネックゾーンセラム　100mL　¥5500／カネボウ化粧品

でも、私の首のシワの悩みはまだまだ深く……。というわけで思いついたのが、シワ・たるみケアの鉄板成分・レチノール。コスパのいいレチノール美容液で攻めのケアをしてみることに。

まず手にとったのはイニスフリー。プチプラVCコスメの時にもちょっとだけ紹介しましたが、今年リブランディングして以来、改めてその良さに開眼。ホント、お値段以上の使い心地と手ごたえなんです。

レチノール シカ リペア セラムは、低刺激処方のレチノールを採用。さらに、デリケートな肌にうれしいシカ成分、シワケア成分とレチノールに次いでおなじみになったナイアシンアミドも配合されています。かなりてんこ盛りに贅沢。これで3000円台ですからね。

そしてこのみずみずしいテクスチャーがいいんです。スーッとのびて、さっぱりした使い心地。他にもあれこれ使いたいお年頃としては、次に使うアイテムの邪魔をせずレチノールで攻めのケアができるのはうれしい！

こちらを顔全体にくわえ、首のシワやデコルテにもなじませるケアを続けていたら、まず顔が手触りなめらか、ツルン。追いかけるようにデコルテのシワっぽさも払拭の兆しが。続ける気満々です。

レチノールコスメといえば気になる刺激も、私は感じられませんでした。でも使用後の保湿はたっぷりしておきましょう。やさしいのに頼もしいレチノール×シカ美容液は、首シワのみならず、レチノール初心者さんにもおすすめです。

レチノール シカ リペア セラム　30mL　￥3960／イニスフリー

コスパ重視で惜しみなくレチノールケアをしたいなら、先月発売されたばかりのなめらか本舗の新エイジングケアシリーズをチェック。こちらもレチノール+ナイアシンアミドと頼もしい布陣です。ナイアシンアミドのブライトニングケアまで欲張れちゃう。

そして、なめらか本舗で忘れてはいけないのが、突き詰めた大豆由来の美容成分。保湿、ブライトニングなどシリーズごとに採用する大豆を変えているというこだわりっぷりが光ります。こちらの薬用エイジングケアシリーズには、滋賀県産の「たまほまれ」を使用した豆乳発酵液を配合。

私は、このナイトクリームを顔から首・デコルテまで広範囲に、ケアの締めに使うのがお気に入り。

というのもこのクリーム、肌に密着してパック効果をもたらしてくれるんです。

ちょっと透け感があり、一見ジェル状かな？と見せかけておきながら、肌にのばすとむっちりとした手触りに驚き。それでいながら、なじむとべたつかないでピタッ。肌に密着して留まるタッチに二度驚くはず。

これまでご紹介したセラムの上からぐいーっと首～デコルテまでなじませておけば、その前に使ったもろもろのアイテムの成分を、このクリームのレチノール＆ナイアシンアミドもろとも、眠っている間ずっと肌に送り込んでくれます。

このクリームでケアを終えた肌の柔らかさとなめらかさは格別。豆乳のチカラを感じる、うるおってシワの気にならない肌が、幸せな気分をもたらします。これでなんと、お値段は￥1210。震えるほどの神コスパ！

同じくナイアシンアミドとピュアレチノールが配合されたアイクリームも使い始めました。これがまた、¥1100という衝撃価格なんですが、塗ったあとのハリ感がクセになりそう。首のシワにもピンポイントで塗りこんでいます！

（右）サナ なめらか本舗 薬用リンクルナイトクリーム ホワイト ［医薬部外品］ 50g ￥1210、（左）同 薬用リンクルアイクリーム ホワイト［医薬部外品］ 20g ￥1100／常盤薬品工業

シワに悩む大人にとって、やっぱりレチノールって素晴らしい成分！ もうこれは全身に使いたい!! そう思いませんか？ というわけで、もうひとつ、皆さまに知っていただきたいブランドをご紹介します。それがこちらのMon BAACE（モンバーチェ）。

ビタミンA（レチノール）の“刺激になりやすい”というデメリットを補うべく、肌のバリア機能をケアするビタミンB、肌あれやエイジングサインにアプローチするビタミンEなど肌を守り・支える成分をアイテムごとに見極めてプラス。続けやすいビタミンAコスメをつくっている、原料メーカー発のジャパンブランドです。

中央左寄りにある大きなポンプが、以前限定で発売されたボディクリーム。

実はこちらを試した際、デコルテや太ももに即ハリを感じられて驚いたのですが……。皆さんよくわかっていらっしゃる！ あっという間に完売したそうで「紹介したかった!!」と悔やんでいたのですが、なんと最近、装いも新たに新登場といううれしいニュースをキャッチ。

新生モンバーチェ レチノボディは、なんと２種展開。

右の「ノーマル」はビタミンAを２種配合。ハリツヤ不足が気になる肌に、レチノールボディケアのファーストステップとしておすすめです。左の「リッチ」には、なんと４種のビタミンAを配合。なかでもピュアレチノールはノーマルの２倍と高濃度に配合。さらなる攻めのケアが目指せそう。

モンバーチェのビタミンA成分はマイクロカプセル型ということで安定性もお墨付き。しかもボトルの中に内袋が入っていて、使うにつれて収縮していくため、デリケートなレチノールを最後までフレッシュな状態で使えるんです。せっかくの美容成分を惜しみなく使ってほしい！と400gの大容量設計になっているところにも、ブランドの想いを感じます。

上が「ノーマル」、下が「リッチ」。感触はほぼ同じ！

テクスチャーはノーマルもリッチも、ともにみずみずしくて使いやすい！ スーッとのびてべたつかず、首やデコルテはもちろん、シワが気になるヒップやひじ・ひざまわりなどにも、ストレスなくなじませられます。

欲張り＆肌が頑丈（笑）な私はリッチをお試し。高濃度とのことですが、まるでボディミルクのようにスッと軽やかに肌になじみ、使いやすい。ほんのり香る柑橘系の精油の香りもさりげなくて絶妙なさじ加減です。

使い始めたばかりなので、頑固な首のシワにはまだこれからですが、軽いうるおいのヴェール感がいまの季節にぴったりだし、日に日に肌のざらつきが気にならなくなり、なめらかさが宿るのを感じています。さすが新作、前作を超える期待大です！

フェイス用美容液「daily（低濃度のファーストステップ向け）」は￥3850。最高濃度の「02」でも￥4950とコスパ優秀。製造後３ヶ月以内のフレッシュな製品が届くというこだわりも見逃せません

モンバーチェは、フェイスケアも充実しています。フェイス用のビタミンA美容液（写真中央）も濃度が異なる3種がそろっているので、ボディ含め、全身レチノールケアを堪能するのにうってつけ。あらゆるパーツのシワ・ハリ不足が気になるなら、今が始めどきです！

モンバーチェ レチノボディ　各400g　（奥・左）ノーマル ￥5500、（奥・右）リッチ ￥8800、（手前）ビタミンA美容液　各30g　daily ￥3850、01 ￥4400、02 ￥4950／ISKマテリアル株式会社

首のシワから始まって、全身ケアまで話が及んでしまいましたが……。コツコツ続けるも、レチノールで攻めるも挑み方はあなた次第。ライフスタイルに合わせて、続けられるケアを見つける手助けになればうれしいです！