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【キッチン①】中古マンションを自分好みにリノベーション。キッチンは位置もサイズも自分たち好みに【エディター坪田あさみのおしゃれと暮らしと時々名品 #69】

今月は「暮らし」の話です。2020年に行ったわが家の中古マンションフルリノベーション。まずは「キッチン」編。長くなりそうなので、何回かに分けてお送りします。
坪田あさみ エディター・ライター

坪田あさみ エディター・ライター

大学卒業後、出版社勤務を経て独立、女性誌や広告、カタログを中心にフリーランスのエディター・ライターとして活躍。最近はアパレルブランドとの協業や講演なども精力的に取り組む。インスタ@asamit1201ではファッションはもちろんライフスタイル情報も発信。近著に大人のおしゃれメソッドをまとめた『大人のおしゃれはこなれがすべて 〜40歳からのFashion&Beauty Method〜』(PARCO出版)がある。

実はくせになるほど楽しい

中古マンションのリノベシーション

わが家が中古マンションをスケルトン状態からフルリノベーションをしたのは2020年。コロナがぼちぼち流行り始めたころでした。となるとすでに3年以上が経過。書こう、書こうと思っているうちにあっという間に時間がたってしまいました。早いですね!

 

最近、インスタグラムで自宅のリノベについて少しずつ投稿し始めたのですが、ファッション以上に保存数や「いいね!」の数が多く、これはもしや求められている情報なのかも!?と思い、こちらの連載で詳しくアップすることにしました。

 

これからご自宅のリノベーションを考えられているかた、また家を建てられるかた、純粋にインテリア好きなかたなど、よかったらお付き合いくださいませ。

 

リノベーション会社を通さず

工務店とじかでやる方法もある

 

そもそも、リノベーションってすごく手間のかかる作業です。でもそこが楽しいのですが、今は不動産屋さんとリノベーションをワンストップで行うリノベ会社がたくさんあり、それがあたりまえのようになっています。こうすることでかなり手間を減らすことができるのかもしれませんが、わが家ではリノベ会社は通さず、工務店とじかでやり取りし作っていく方法を選びました(リノベ会社にも何社か話を聞きには行ったのですが、対応やルールにいろいろと思うところがあり、ピンと来るところがなかったのです)。

  • 坪田あさみ マンションリノベ

  • 坪田あさみ マンションリノベ

▲リノベ会社を通さず工務店とじかですべての壁、床、天井を一からやり直す、スケルトンリノベーションをしました。めちゃくちゃわくわくする作業でした。


工務店とじかでやるのは、リノベ会社を通すよりも手間と労力がかかるかと思うのですが、工務店と施主が密に連絡を取り合い、短期間で工事を進めやすいし、工期の途中でも細かな変更が可能な場合もありますし、またリノベ会社を通すより予算をかなり抑えることができるというメリットがあります。

 

方向性ややりたいことがはっきりしている人、またインテリアに労力を惜しまないかたはリノベ会社を通さない方法もあるということを知っておくとよいと思います。工務店とじかにやる方法は、わが家の場合は大正解でした(工務店の選定はリノベをした知人などからの評判や紹介が安心だと思います)。

 

劇的ビフォーアフター公開!

位置もサイズも変えた新キッチン

 

さて、リノベ後3年たち、この家に暮らしていて感じるのは、本当に快適で「いい家だなぁ」ということ。その理由は、自分たちにとって暮らしやすいのはどういう部屋か、また好きなインテリアはどういうものか、ライフスタイルに合わせた使い勝手についてもとことん考えて具現化したからだと思います。不満なところがほとんどありません。

 

そこで今回は皆さんが興味のありそうな「キッチン」から話を始めてみたいと思います。まずはリノベ前の状態からお見せしましょう。

 

 

BEFORE

  • 坪田あさみ キッチンリノベ

  • 坪田あさみ キッチンリノベ

▲マンションによくある独立型のキッチンです。左側がリビングになっています。なんと言うか実家感がありますね(笑)。わが家はスケルトン状態にしてのフルリノベーションをしたので、このキッチンはいったんまっさらの状態にしています。

そして現在は??

 

AFTER

  • 坪田あさみ キッチンリノベ

  • 坪田あさみ キッチンリノベ

▲現在のわが家のキッチン。オープン型キッチンに変えて、BEFORE写真の一番奥の壁に、キッチン台をつけています。変わっていないのは、ガス台と換気扇の位置のみ。キッチンの床はヘリンボーンにしました。



いかがですか? キッチンだけでもかなり変わったのがわかるかと思います。そもそも独立型だったのをオープン型に、位置もリビング向きだったのを壁向きに変更しています。キッチンまわりはすべて造作で、オリジナルで作ってもらいましたので、横幅から高さから棚から、すべて自分たち好みに、身長に合わせたサイズ感になっています。


リビングからもキッチンが丸見えだから

生活感はできるだけ排除したい

 

わが家はもともと3LDKだった一般的な間取りのマンションだったのですが、壁やドアなどをすべて取り払って部屋を区切らず、ゆるやかにつながったワンルーム状態に変更しています(なぜこうしたのかはまた別の回で詳しく話します)。

 

BEFORE

  • 坪田あさみ マンションリノベ

▲もともと和室もある一般的な3LDKでした。この壁はすべて取り払い、全体をゆるやかなワンルームにしました。

 

AFTER

坪田あさみ マンションリノベ

▲写真手前はもともと和室だった場所。元のリビングと和室をくっつけて、今は広いリビングにしています。床はモールテックス。右奥にあるのがキッチン。つまりリビングからキッチンは丸見えになっています。



ゆるやかなワンルームにした場合、開放感はあるのですが、デメリットとして、壁やドアで隠すことができないので、すべてが丸裸になってしまいます(それが狙いでもあるのですが)。

②では、そんな間取りゆえ、私がキッチンリノベで意識した、絶対にゆずれなかったこと4つをご紹介します。

今回も最後までお付き合いくださりありがとうございました! 
次回更新は10月21日(土)です。

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