先日かねてより気になっていた、都立大学駅の「八雲茶寮」さんに「朝茶」を堪能しに行ってきました。
朝茶という名の通り、朝ごはんに合わせてその日の3種類のお茶が出てくるなんとも茶寮らしいスタイルが楽しめます。
この日は朝方から土砂降りで降水量10ml/時、そしてかなりの寒さという、あまり好ましい天気じゃなかったのですが、
そんな天気がむしろ八雲茶寮の佇まいを際立たせていて朝から神聖な気分に。
私も大好きな銀座のHIGASHIYAや、丸の内のHIGASHIYA-manも手がけられています。
店内は撮影禁止なので、残念ながらお見せできないんですが、ほの暗い照明で落ち着いていて、まるでどこか遠い場所の茶室に迎えられた感覚。
瞑想したり、ヨガをしたり、そんなテンションにいざなわれるような感覚です。
朝茶は9時15分一斉スタート。まずは甘酒から朝茶コースが始まりました。
その次に小豆の入った和紅茶を頂きながらお食事を待ちます。
まず最初に出てきたのは、お粥のうわずみの重湯。一気に胃の中が温まります。
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甘酒
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小豆と和紅茶
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重湯からの五分粥
一瞬「修行僧になったかな?」と錯覚するような顔ぶれですが、ゆっくり噛み締めながら頂くと、なんかね、呼吸が整っていくから不思議。
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全粥
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飯の友
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自家製豆腐の味噌汁
五分粥を頂いた頃に、お椀に入った全粥やお味噌汁、お野菜たちが盛り付けられたお皿がやってきます。
うん、美味しい。胃の中が浄化されるような気がする。
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柿の葉茶
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大福
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お茶菓子たち
最後は楽しみにしていた茶菓子タイム。本日の和菓子たちの中から好きなものを1つ選びます。
私は王道の大福を。ここの和菓子たちって本当に優しい甘さでお上品なんですよね。
この時間がまるで儀式のような、お茶の席(茶道)のような、とにかく心と呼吸が整った時間でした。
明るい窓辺で頂く朝ごはんも良いけれど、日本の侘び寂びを表現したいわゆるちょっと暗(いん)を感じながらの朝ごはんも凄くよかった。
食いしん坊止まらずで、最後に茶菓子をお持ち帰り。
大好きな本わらび餅に加えて、干し柿の中にあんことバターが入った柿衣、ごまのきんつばを購入して同日のおやつに頂きました。完全に食べ過ぎ。
八雲茶寮はこの朝茶だけではなくて、ランチやお茶もやっているので、そちらもぜひ体験してみたい。
贅沢な空間で呼吸を整える。そんな体験がしたい方、是非訪れてみてくださいませ!
東京都目黒区八雲3-4-7
03-5731-1620
朝茶は9:00-9:15集合、9:15一斉スタート