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東京ケイ子
統計学であり、哲学、人間学である、中国古代王朝の秘蔵の帝王学、『算命学』の鑑定士。【宿命を識り、タイミングを計る】 生まれた日で決まる、人の性格、一生のバイオリズム、宿命を読み解き、 好機で勝負にでられる人生の伴走者を目指す。なかでもクリエイターやスタートアップの起業家に戦略的な人生の指南を得意とする。 @tokyo_keiko
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渡部かおり
編集者・ライター/編集プロダクションFW主宰/ファッションプラットフォームのTHE SHE(www.theshetheshe.com)運営。モード誌をはじめ、幅広いジャンルの女性誌やWEBマガジンで編集&執筆、連載を担当。広告制作や企業のオウンドメディア制作、ブランディング、トレンドリサーチなど、編集者として広義的に活動。
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【2023年11月:癸亥(みずのとい)】は、どんな時運?
渡部:今年も早くも後2カ月。とはいえ、今年中に達成したいことがあるならば、まだじっくり取り組める余裕はありそう。師走前の大切な1カ月、さてどう過ごしましょうか?
ケイ子:10月に引き続き、変革期です。新体制が次の段階へとステップアップするタイミングをじっと狙って待っているイメージ。
渡部:虎視眈々と虎が前足で砂埃を立てている絵を想像中の私です。
ケイ子:血気盛んですね(笑)。さっそく、漢字について見ていきましょうか。11月は「癸亥(みずのとい)」。まず『癸』は雨や露、霧など、静かで温かく大地を潤す恵みの水を表しています。生命の終わりを意味するとともに、次の新たな生命が成長し始めている状態ですね。
渡部:あれ? 虎ではないですね(笑)。もっと穏やかで厳かな感じ。
ケイ子:そして、『亥』は生命が収蔵された核を意味し、次のタスキを渡す大切な準備期間を意味しています。
渡部:なるほど。だからステップアップのタイミングを見計らっている状態なのか。
ケイ子:『癸』も『亥』も水のエレメントで、この時運をうまく使うキーワードは、知恵・知識・経験です。
渡部:私は新しいことを始める時にまずは本から入るのですが、そういうことですか?
ケイ子:いえ、新しいというよりは前に学んだことや昔の事柄をもう一度調べたり考えたりして、新たな道理や知識を見出し、自分のものにすることですね。
渡部:ああ、だから「経験」がキーワードに入っているのか。
ケイ子:ずばり、温故知新の精神が11月を上手に乗り切る鍵なんです。
渡部:ふるきをたずねてあたらしきをしる、ですね。歴史や過去から学ぶということですか?
ケイ子:はい、それともうひとつはご自分が学んできたルーツにもヒントがあります。もしもなにか決断をする大切な局面や、迷いがある時にはこのポイントを思い出してください。
渡部:そういうことならば、過去を振り返るのもいいですね。
ケイ子:かおりさんはこの温故知新のスピリットでピンとくるものはありますか?
渡部:自己啓発本があまり好きじゃないんです。あまりにも短時間でいきなり答えという感じがするから。私は万事の答えは小説の中にあると思っているんですね。大昔に書かれた小説から未来のヒントを得ることは体感としてあるかなあ。
ケイ子:なるほど。私は現在のイスラエル・パレスチナ情勢はもちろん、日本国内というレベルでも先が見えない不安がありますよね。「歴史は繰り返す」というと少しネガティブに聞こえますが、過去から学ぶことはあると思う。
渡部:ロシアのウクライナ侵攻に続き、イスラエル・パレスチナ情勢。深々と考え入ることも多いし、それでも日々の暮らしは続いていく。脳が疲れますよね。
ケイ子:こういう動乱期は流れに乗れる人とそうではない人が大きく二極化されると思います。
渡部:流れに乗るためには過去から学べということですね。
渡部:新しい風がさらに吹くのですね。
【2023年11月】開運カレンダー
11月7日:己巳の日(つちのとみのひ)と呼ばれる、60日に1度やってくる日。
この日は巳の日に比べて格段に金運がアップする縁起のよい日。この日に銭洗いなどをすることもおすすめ。
2023年11月の過ごし方&開運 アイテム
・知恵、知識、経験がキーワード。
・迷うことがあったら、歴史や過去、自分自身の体験をヒントにして解決策を探す。
\ Editor's PICK UP /
今も昔もずっと変わらずに愛される定番アイテム、しかも、モダンにアップデートしたデザインのものを新調してみるのはどうでしょうか? そう思うと、ファッションという分野は温故知新の精神にあふれていますね。 今買いたいアウターから厳選してみました。