最新作「君主〜仮面の主人〜」も大ヒット、 国民の弟、演技の神童ユ・スンホさんの訴求力

磁石のように人を惹きつける魅力がある。”宝”と称されてしっくりくる25歳の演技派俳優は、そう滅多にいないのでは。そんな、ドラマで、映画で活躍するユ・スンホさんの魅力がたっぷり伝わったファンイベントをレポート。
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 ユ・スンホさんを”国民の弟”たらしめた、10歳の頃、2002年の映画『おばあちゃんの家』からのファンも少なくない。「長い間応援してくださっているファンのみなさんは、僕にとって、両親のようでもあり、親友のような感じもします」。「宮廷女官チャングムの誓い」、「ファン・ジニ」が韓流ドラマへの入り口という新参者のわたしを、グッとその沼に引き摺り込んでくれたのが「善徳女王」。この「善徳女王」出演の頃からユ・スンホさんに注目していたので、「うん、うん、わかります」とつい頷いでしまう。もちろん、このドラマのあとに友人たちからお勧めされて観た名作『おばあちゃんの家』も大好きな作品だ。

 「生まれて25年目にしてやっと趣味を見つけました」。と、イベントオープニングでのスンホさん。何かと思えば、ドリフト!モータースポーツ!「サーキットでのドリフトは2回目なのに、上手いでしょ、怪我の心配は要りません、上手いので。笑」と、動画を披露し、自画自賛。開演10分前から、緊張のあまり座っていられず立って出番を待っていた、とは思えない意外な趣味だが、楽しそうでなにより。

 日本でも放映が始まったばかりの40部作のヒット時代劇「君主〜仮面の主人〜(原題)」。「暗い雰囲気の場面が多いので、どうすれば明るい現場にできるか、意識して笑ったり努力もしましたが、楽しい人ばかりとの作品だったので、楽しく撮影できたドラマです」。「殺陣のシーンは、「ペク・ドンス」でもけっこう経験があったので大変ではなく、最大の敵は暑さでした。笑」。作品がヒットしたので、ドラマが終わったあとは、楽な気持ちで休暇を過ごしたという。「君主」は「トッケビ」とともに、今年のドラマ大賞作品賞に選ばれたばかり。楽しみな作品だ。

 いままで出演したドラマの役柄人気投票では、本人の予想的中「ペク・ドンス」、また、ファンからの質問に答える「いままでいちばん心に残っている家族へのプレゼントは?」との質問に、「みなさんご存知のように、母に子猫をプレゼントしたのがいちばんいいプレゼントだったと思います。兵役に行くまえ、そのころ姉も海外に留学中だったので、ひとりになってしまう母が、寂しくなったりしないように、家族を作ろうと思って。子猫のおかげで、母は、退屈せずに待っていてくれました。」と愛猫の話に眼を細める。日本で行ってみたいところは、仕事で来ることが多く、いつも時間がないが、温泉にも行ってみたいと話した。

 次回作は「幸い時代劇ではなく、笑」、ラブコメに初挑戦という「ロボットじゃない」。「帰国したらすぐ撮影に入るので、大ヒットさせて、また来日できるように、ものすごく頑張ります!」と息巻いていた(「彼女はキレイだった」「W」のチョン・デユン監督作の期待作だ)。イベント中、スンホさんは、しじゅうニコニコと、癒しオーラを撒きまくり、それを受けるファンの方々の温かさも尋常じゃないと感じた、すてきな、スペシャルなファンイベントだった。
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写真提供/A・R・A
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桂まりさん●かつらまり 韓流予報士(?)。温泉保養士。「SPUR」や「eclat」などで、トラベル、フード記事など担当するライター。趣味は各国で料理教室に行くこと。「専門外ではありますが、泣いて笑って癒される韓流ドラマのお勧めを不定期で紹介します!」

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