2023年11月8日

立冬。SHIHOの冬の思い出は…【SHIHO's Flow Life ＃02】

二十四節気の節目を意識しながら日々思うことをエッセイと近況スナップで綴るモデルSHIHOの「SHIHO’s FLOW LIFE」、今回は冬の始まり立冬。冬より夏のほうが調子が良いというSHIHO、でもハッピーに生きるきっかけが実は冬の思い出にあったそうで…。

立冬	りっとう。立春の前日まで続く冬の始まり。今年は11月8日から21日。日中の日差しも弱まり朝晩の冷え込みがますます強まり、徐々に冬を感じる頃となります。

いよいよ季節は「立冬」を迎え、冬の訪れを感じ始めるころ。

先日、NYに住む友人のSNSにスケートをする人の写真がポストされていて、長い冬の季節がいよいよやってくるんだ、と実感しました。
　

二十四節気では、11月８日～2月3日頃が冬のシーズン。冬の語源は「冷ゆ」が変化したもの、「経ゆ」、寒さに「震う」などさまざまな説があるそう。

６月生まれの私は、冬よりも夏が大好きで……人生を振り返っても夏のほうが調子がよくて、冬は、私にとって失恋の思い出だらけ（笑）。10代での初めての失恋もこの時期だったなあとか、20代のこの時期の失恋がヨガにすっごくハマるきっかけになったなあとか。

ハワイから戻ってきたばかりの冬のシーズンでは大寒波がきていて、あまりの寒さとプライベートでもいろいろ思うようにいかないことがあって、すっごく落ち込んでいました（苦笑）。

今となってはいい思い出で、落ち込んでいても、乗り越えるために積み重ねた日々や、乗り越えた時にこそ見えた景色や、得たものはすごく大きかった気がしています。

冬の季語には「春隣（はるとなり）」があり、草木も動物も雪の下で静かに春の準備をしている、という様が浮かびますが、まさに私もそうで！悲しい出来事も時が過ぎれば、春が来るように煌めく日々に変わるんですよね（笑）。

あのころを思い返すと、10代の時は、“１つ失えば２つ得られる”という言葉に出会い、それを信じて日々を過ごしていました。（確かに、後に２つのものを得ました！！）

20代に失恋した時は、ずっと頭の中で自問自答して自分を責めていた時期があって。でも何かの本を読んで、“自分を高めてあげられるのは自分しかいない”ということを知って、“自分の中にネガティブや否定的な考えや気持ちは一切、抱かない！”っと決めたがこの時でした。それを実践し始めたら、翌日からポジティブな物事だけを選ぶようになって、それを積み重ねていたら、あっという間にハッピーになりました（笑）。私って単純な性格なんですよね。

日本に帰ってきてから落ち込んでいた時の私は、“こうじゃなきゃいけない”と何か型にはまっていたようでした。でも、あまりにうまくいかなくて、それを手放して、流れに従うことにしたんです。自分の気持ちや意志をグッと堪えて我慢したの。いつも思うのが、一人のハッピーより、みんなのハッピー。そのほうがハッピーが大きいんです。だから、我慢できたってことがあるのかもしれないです。でも我慢すると、その後、ご褒美が来るんですよね。これって、自然の法則なのでしょうか？陰陽の法則？！

そしてつい最近、気が晴れない日に聖書を開いて出会った言葉が、“すべて真実なこと、尊いこと、ただしいこと、清いこと、良いこと、高潔なこと、称賛に値することがあれば、そのようなことを考え続けなさい” でした。これって最もなことなんですが、何げなく過ごしている日常の中では、わざわざ考えたりすることがないですよね？でもそこに気をとめてみると、心が落ち着いてくるから不思議です。

なんでも惑わされず正しい基準の上で判断して、自分にとって必要なことを知る、澄んだ心でいたいですよね。

そうやって、悲しみや落ち込んだ時にこそ、いろいろ考えて、乗り越えて、春のようなハッピーをしみじみ感じているなあというのが、私の冬の思い出。皆さんは、冬にはどんな思い出がありますか？

＜ヨガイベントで＞

▲虎ノ門ヒルズステーションタワーのオープンを記念して、「Toranomon Wellness」ヨガイベントが開催され、ヨガ講師として皆さんと一緒にヨガをしてきました！快晴の中、たくさんの方々が集まってくださり、ヨガ、呼吸法、瞑想と、動と静のふたつの時間を味わいました。

＜醤を作ってみました！＞

▲発酵調味料になる「醤」を作ってみました。「醤」とは、豆麹と麦麹をしょうゆに漬けて発酵させた日本古来の調味料で、腸内環境を整えたり、減塩できたり、酵素の力で肉や魚がやわらかく仕上がったり！いいことがたくさん。ジャムや昆布出汁、ワインなどいろいろ混ぜて使うと万能ソースにもなるの。作り方は簡単で、豆麹＆米麹1100g、水1800cc、醤油1200ccを混ぜるだけ。ここから、毎日こねて育てていきます！

＜神楽坂フレンチで心地よい夜＞

▲今年の2月に神楽坂にオープンしたばかりのフレンチ「L'ETERRE」で、私の東京のママ的存在の福王寺さんのお誕生日お祝いディナー。一皿一皿どれもが丁寧で上品。一口食べただけで、ただ美味しいだけじゃない、心身が解ける、癒される一品揃い！シェフのプロ技と細かいこだわり、食に対する愛が詰まったコースでした！食後に出てくる焼き立てフィナンシェが、パリフワしっとり感と香りが絶妙で最高。完璧なフルコースがいただけるフレンチ。美味しいだけじゃない、シェフやお店の精神までもが伝わり、心身が軽やかに心地よくなれた夜でした。私も、そんなパフォーマンスができる人になりたいなぁ。

＜和香ちゃんのブランドポップアップで色々買ったよ＞