いやー気がつけば今日で10月が終わりですよ。
なんと今月は張り切って1日に
韓国のバズり菓子「モクテカン」を
レポートしたのが、唯一のブログでした。
読者の皆さま、関係者の皆さま、申し訳ありません。
(いつもゆるゆるな気もするが)
先日、上野の東京都美術館で開催中の
『永遠の都ローマ』展に行ってきました。
世界最古級の美術館「カピトリーノ美術館」。
恥ずかしながら私は初めて聞く名前だったのですが、
ルネサンス時代に教皇が自分のコレクションを
市民に寄贈したことを発端とする、
世界最古級の美術館だそうです。
ナポリ国立考古学博物館のコレクションが
大挙して来日し(しかも一年間も)
こりゃあ現地はスッカラカンだなあ、と思ったのですが、
今回も、今ローマのカピトリーノ美術館を訪問する人が
気の毒になる規模で作品が来日していて、
こちらから出向かなくても、
世界の文化財が向こうから来てくれちゃうの、
ものすごいことだなあ、とつくづく。
『カピトリーノのヴィーナス』という彫刻。
傑作との誉れ高い作品ですが、
なんとこの像がカピトリーノ美術館の外に出たのは
同館に収蔵された1752年以来、
この東京展がたったの3回目だそう!!
(しかもそのうち1回はナポレオンによる接収)
都美術館の交渉力、すごすぎ!!!
シーザーやクレオパトラといった有名人の頭像、
ローマ帝国のレベチなスケールを思わせる
コンスタンティヌス帝の巨大な頭と足像など
古代ローマ帝国ファンにはたまらない作品や、
カラヴァッジョ派の絵画、
ミケランジェロによる広場の構想
(カピトリーノ美術館のある広場の構想で、
なんと完成したのは20世紀に入ってかららしい!)など、
二千年も「永遠の都」として君臨しつづける
ローマの底力を思い知らされる特別展でした。
とはならないのがアテクシでございます。
今回もガチ中華にお付き合いください。
【破店 上野店】
今年に入ってからオープンしたそう。
最寄駅はJR御徒町駅です。
エレベーターも小さくて
なかなか入りづらい雰囲気ですが、
ドアを開けると、なんと!
古い中国映画の中に迷い込んだみたい。
全員中国の人っぽかったのですが
他店に比べて若者が多めの印象。
東北料理を中心に
いろいろなジャンルの料理が揃っていました。
メニュー(スマホ読み込み)はこんな感じ。
今日び珍しい安さでランチをやっています。
さて私がこの日何を食べたかというと。
そもそもコロナ中に「タニシ麺」なる
ラーメンのようなスープ麺が
中国で大流行したらしいのですが、
その汁無しバージョンです。
タニシ麺、独特のニオイがあるので
けっこう好き嫌いが分かれるそうなのですが、
私は別の店で食べて美味しいなあと思ったので
迷いなく注文しました。
野菜たっぷりだし、
米粉の丸麺がツルツルしておいしいし、
ちょっと濃いめの味付けも良い感じ。
そこはかとないジャンクさに
ハマってしまいそうなお味でした。
これはどこで食べても間違いなく美味しい。
ところでこのお店、串焼き系を頼むと
店員さんが串だけを(お皿無しで)
手で持ってくるのがおもしろかったです。
本場ではこうなのかしら?
臭豆腐なんてマリソルのブログで紹介していいのか?
そもそも「臭」って文字、マリソルで許されるのか?
豆腐そのものよりも、
写真にも写っている茶色いタレが
強烈に臭かったのだけれど、
好きな人は絶対めっちゃ好きだと思う。
そして好きな人、絶対私と気が合うから
一緒に「臭豆腐同好会」を作らないかい?
今回は一人だったので以上でしたが、
インテリアの可愛らしさと
メニューに並ぶ料理の珍しさが大変気に入ったので、
また近々、がっつり食べに再訪したいと思います。