●さわやかで明るい昨年の日本デビュー作「Joy Ride」とはちがう、「次は僕の得意なセクシーな感じが出せれば」とおっしゃっていた今回の日本第二弾EP「RE8EL」(レベル)。セカンドEPへの思いをお聞かせください。
ー僕が思っていたセクシーとは違ったんですけど、ずっと日本でやりたかったロックな曲ができて良かったです。
●8月に緊急配信され、今回「RE8EL」にも収録された「Supernova」と、MVの再生数が1200万回を超えている、サマーソニックでもダンスパフォーマンスが圧巻だった「SOS」では作詞にも参加していらっしゃいますが、特に気に入っている部分はありますか?作詞のインスピレーションはどんなところから得ますか?
ー「RE8EL」では、フリーコーラスからコーラス部分が変化して、雰囲気が変わるところがあるんですが、そこをとても気に入っています。作詞は、ゲームからインスピレーションを得ています。
●昨年の横浜のZeppでは、音がすごく良くてずっと歌っていたいと話していましたが、ライブの良さはどんなところにありますか?
ーライブだからこそ魅せることができる部分がありますよね、歌を歌うのも、パフォーマンスだったり、表情だったり、毎回ライブって違うじゃないですか、それが楽しめるのがライブの良さだと思います。
●影響を受けたアーティストをあげるとしたら?
ー今回のEPのテーマがティーンエイジロックというテーマなんです。アメリカのバンド、ドートリーから影響を受けました。
●J Rockのほか、昔のバンドも注目されていますが、気になるロックバンドはいますか?
ーそうですね、僕は実はいつも昔のバンドの曲を聴いてるのですけど(笑)、最近で言うとミューズ、日本のKANA-BOONも聴いています。
●ダニエルさんにとって音楽とは?
ー音楽というのは誰にでも平等に存在していて、気楽に楽しめるジャンルなので、仕事ではあるけど、仕事としてだけみているわけではなく個人的に愛情を持っていますし、いつももっといい音楽を創って多くの人に聴いてもらいたいと思っています。
●2017年にデビューして6年、変わらず桁違いな人気を誇るダニエルさんですが、成長したなと感じるところ、変わってないなあと思うところはどんなところですか?
ー変わってないところは、性格(笑)。音楽的には6年を通して成長したなと思っています。
●様々なシナジーが生まれて楽しみなアーティストとのコラボレーションですが、今後コラボしてみたいアーティストはいますか?
ー最近は多様な音楽を聴いているんですが、その中でやってみて楽しそうなジャンル、やったことがないジャンルなどに興味があります。特にこのアーティストとコラボしたい、というより、いつでも面白いなと思うことにはオープンでありたいです。
●今後アーティストとして挑戦してみたいこと、叶えたい夢は?
ー音楽的な挑戦は今後も常に新しいジャンルやアルバムを作ること。夢は、小さい夢かもしれませんが、ずっと公演を続けていくことですね。
●「STREET WOMAN FIGHTER 2」では、MCなので踊らなくていいので楽、と冗談をおっしゃってましたが、サバイバル番組の真骨頂はどんなところにあると思いますか?この番組に参加して学んだこと、印象に残ったことはありますか?
ーサバイバル番組はものすごく大変です。正直2度とやりたくないほど大変です(笑)。感情、体力、精神を限界まで追い込んで、人々を感動させることができる、そこでしかできないすごくたくさんのことを経験して学ぶことができる。「STREET WOMAN FIGHTER 2」では、踊りの実力アップはもちろん、彼女たちのもっとかっこいい、人としての成熟を感じることができ、素晴らしいなと思いました。
●最近感動したこと、幸せに感じたことはどんなことですか?
ーささやかなことかもしれないけれど、昨日食べた豚肉のスモークが美味しかったことです(笑)
●生まれ変わったら何になりたい?またこの仕事を選びますか?
ーいいえ(笑)!この仕事は一回経験したから、たとえば運動選手。世界でも数名しかできない宇宙飛行士とか。運動選手だったらボクシングとか。
●英語も流暢に話し、日本語の発音がとても綺麗で、アニメの影響で発音が良いのかも?と話していましたが、アニメや漫画の好きな作品をいくつかあげるとしたら?
ーまず、「NARUTO-ナルト-」がすごく好きなんです。「ベルセルク」「BLEACH」「家庭教師ヒットマンREBORN!」「FAIRY TAIL」、「SPYxFAMILY」、ネットフリックスの「呪術廻戦」も。ほぼほぼ全部好き(笑)。
●これから学びたい習ってみたいことや、克服したいことはありますか?
ー克服したいことは特にないんですけど、学びたいことはたくさんあります、飛行機の操縦とか。パイロットになってみたいんです。
⚫️虫嫌いは克服しなくていいんですか?
ー虫はそのまま克服しなくていいんです、キモいから(笑)。
●ヒーリングアイテムや癒される香りなどありますか?
ーアロマがすごく好きなんです。ハーブ系のアロマオイルやインセンスも持ってますし、特に好きなのはラベンダーの香りです。
●いつも私服もおしゃれなダニエルさんですが、おしゃれのインスピレーションはどんなところから?最近買ったものもあれば教えてください。
ーちょっと変かもしれないんですが、僕はゲームのキャラクターからインスピレーションを得てます。たとえば、ベースボールジャケットは、最近ハマってるのが「サイバーパンク」の主人公のジャケットに似たものを見つけて着たり。最近買ったのは、バギーパンツやトレーニングパンツみたいなヒップホップスタイルのものと、可愛いたぬきと狐のビーニーも買いました。
●ちょうど釜山を旅行中に、影島(ヨンド)のカフェに行って来たのですが、ふるさと自慢をするとしたら?
ーおお、影島は空気がとっても綺麗です。これは思い出なんですが、僕が通った中学校が日本にある学校と姉妹校で、日本の学生が韓国に遊びに来たこともあるんですよ。島ですから、海の景色もいいし、僕は海産物が食べれないんですが海産物もあるし、どこで写真を撮っても映えます。僕は食べ物の趣味が「おじいちゃん」だから、クッパの店がいちばん好きかも(笑)テジクッパとカクテキが食べれるところがいいですね。
●ダニエルさんが理想とするかっこいい人ってどんな人?どんな30代でありたいですか?
ー人間的にかっこいいと思う人は、家族や友人を大切にする人です、基本的なことかもですが、難しいことでもあるから。いい旦那さんになっているお兄さんや、お姉さんたちを見るとかっこいいなと思います。どんな30代になりたいかというと、僕は旅行をたくさんしたいんです。早くにデビューして、ライブツアーや仕事での旅行が多かったけれど、これからはプライベートで旅行をたくさんして自由にバスキング、ストリートパフォーマンスもする人生を過ごしたいです。
●これからの活動予定を教えてください。
ーまず、来年の活動をたくさん準備しています。個人的に特に来年はアーティストとして重要な時期だと思っていて、これからの方向性やイメージを固めていくような時期だと思うので。もっと多様な姿を見せることができたらいいなと思っています。