働く40代を応援!新時代のEC連動メディア

東京・蔵前エリアの新名所! 香りのアートピース「MAD ET LEN(マドエレン)」【マーヴェラス原田の40代本気美容 #759】

センス抜群のショップが続々とオープンし、注目され続けている蔵前エリア。そこにまた、気になる“香り”の新店舗が仲間入り。南フランス生まれのフレグランスブランド「MAD ET LEN(マドエレン)」日本初の旗艦店は、大地の躍動感があふれる稀有な香りをアーティスティックな器に閉じ込めた、ギフトにもぴったりのアイテムが見つかります。
  • WEB美容エディター 原田千裕
  • ちょっとやそっとじゃ揺るがないのが自慢だった鋼鉄の肌に明らかな陰りが……ということで、アンチエイジングにフルスロットル中! そんな日々の中でキャッチした、アラフォー向けの“マーヴェラス”な美容トピックスをシェア。コスメも男性もお酒も“ディープで濃いめ”が好み。Instagram:@marvelous.h

“東京のブルックリン”蔵前にオープンした注目ショップ

“東京のブルックリン”蔵前にオープンしたMAD ET LEN 店舗 ショップ 入口

先日、またまた話題の的になりそうな新ショップの内覧会に行ってきました。場所は、個性的なショップが増え続けている注目の蔵前エリア


店名は「MAD ET LEN(マドエレン)」。お店の外からだと、何のお店かちょっと分かりにくいですが……。

“東京のブルックリン”蔵前にオープンしたMAD ET LEN 店舗 ショップ 田原町

ちょっと近寄ってみても、まだちょっと分かりにくいかも(笑)。蔵前らしい、モノづくり系のお店にも見えますね。

南仏生まれのフレグランスブランド「MAD ET LEN(マドエレン)」

南仏生まれのフレグランスブランド「MAD ET LEN(マドエレン)」店舗 ショップ内観 田原町 新オープン

では、そろそろ正解を。こちらのお店は、フランス発のフレグランスブランド「MAD ET LEN」の旗艦店。昨日、11/10にオープンしたばかりです。


店内は、MAD ET LENが大切にする「手仕事」や「生々しさ」を体現するように、過剰に整うことを拒んだ不完全な世界観を表現。日々を重ねるうちに色が変わっていく銅を用いたり、日本の伝統工法である木組みを施したディスプレイがあったり……。このエリアに溶け込む素敵なムードに満ちています。

人気アイテムはインパクト満点の「Pot Pourri(ポット ポプリ)」

MAD ET LEN 新店舗 メイン商品 人気アイテムはインパクト満点の「Pot Pourri(ポット ポプリ)」

南仏の大自然に囲まれた小さな村のアトリエから生まれたMAD ET LEN。ブランドを代表するアイテムといえばこちら。

ひとつひとつ手作業でつくられているという、武骨な鉄の器が印象的なルームフレグランス・Pot Pourri(ポット ポプリ)は、コンランショップやセレクトショップなどで見かけたことがある方もいるのでは?

琥珀・溶岩・水晶etc. 自然のエネルギーにあふれた香りのアートピース

琥珀・溶岩・水晶etc. 自然のエネルギーにあふれた香りのアートピース MAD ET LEN。ブランドを代表するアイテムといえばこちらのアイテム。ひとつひとつ手作業でつくられているという、無骨な鉄の器が印象的なルームフレグランス・Pot Pourri(ポット ポプリ)

こちらの器に敷き詰められているのはアンバー(琥珀樹脂)。収穫時のコンディションにより、オレンジ・イエロー・ブラウンなど様々な色が存在し、木や草が付着していることも。ひとつとして同じものがないのも特別感があります。

MAD ET LEN。ブランドを代表するアイテムといえばこちらのアイテム。ひとつひとつ手作業でつくられているという、無骨な鉄の器が印象的なルームフレグランス・Pot Pourri(ポット ポプリ) 溶岩石

こちらはラバロック(溶岩石)。こちらも、色・形はさまざまで、大地の力強さに心を突き動かされるような佇まいが印象的です。

MAD ET LEN。ブランドを代表するアイテムといえばこちらのアイテム。ひとつひとつ手作業でつくられているという、無骨な鉄の器が印象的なルームフレグランス・Pot Pourri(ポット ポプリ) 琥珀・溶岩・水晶etc. 自然のエネルギーにあふれる香りのアートピース マドエレン

研磨されていない天然石を用いたポプリも。美しい色をたたえたソーダライト・アメジスト・エメラルドに、クリスタルなどの天然石が入っています。

マドエレンのポットポプリ 真っ黒なオブシディアン(黒曜石)、そして天然素材からつくられたラバーボールが敷き詰められたものも。いずれも個性的で、自然のありのままのエネルギーが感じられる、立派なアートピース

このほかにも、真っ黒なオブシディアン(黒曜石)、そして天然素材からつくられたラバーボールが敷き詰められたものも。いずれも個性的で、自然のありのままのエネルギーが感じられる、立派なアートピースです。

マドエレンの「Pot Pourri(ポット ポプリ)」のバリエーション

ポプリの価格は、最も小さなサイズで¥15400~


ポプリの素材によって、香りの持続はまちまち。かたちやサイズもさまざまなスタイルがそろっているので、置く場所の広さやムードに合わせて選べるのがまたうれしいところです。ギフトにも良さそう! 実際、開店祝いなどに用いる人も多いんですって。

マドエレン MAD ET LEN ポットポプリにもアロマテラピーにも使えるリチャージオイル

リチャージオイル 15mL  各¥7700、30mL 各¥11000


それぞれのポプリには天然素材にこだわった15mLのリチャージオイルが1本付属していますが、こちらで買い足しすれば、継続的にお気に入りの香りを愉しめます。


世界各地から厳選した花・木・ハーブ・スパイスなどから抽出したオイルは、いずれも繊細かつ力強く、採取された季節などによって時に印象も変わるとか。アロマディフューザーなど、別の用途に使ってみるのもおすすめです。

日本人の心をわしづかみする「MAD ET LEN」のオードパルファム

日本人の心をわしづかみする「MAD ET LEN」のオードパルファム

店頭でいくつか香りをお試しさせていただきましたが、MAD ET LENの香りはなぜか日本人の心を安らがせるものが多い印象。

聞けば、お香や四川省のお茶など、アジアがイメージソースとなっているものも多いとか。となると、ポプリだけではなく身にも纏いたくなるというもの。というわけで、オードパルファンもチェックしていきましょう。

想像をかき立てる10種のパルファンミスト

日本人の心をわしづかみする「MAD ET LEN」のオードパルファム 全10種

MAD ET LENのオードパルファムは、自然のエッセンスで紡ぐ“物語”のような香り。サイトを見ても、トップ・ミドル・ラストノートのような説明は特になく、いくつかの素材と、記憶の断片のような言葉がつづられているだけです。


10種そろった香りは、名前も個性的。グラファイト(黒鉛)、テレノア(黒い土)、フムス(腐植土)などなど。まるで想像がつかない……! 漆黒のガラスボトルに閉じ込められた芳香への興味がかき立てられます。

おすすめの香りは「SPIRITUELLE(スピリチェーレ)」

日本人の心をわしづかみする「MAD ET LEN」のオードパルファム おすすめの香りは「SPIRITUELLE(スピリチェーレ)」

“陽射に照らされたみずみずしい緑が、砂漠の飲み物のようにカラダを潤す”。公式サイトに記されているSPIRITUELLE(スピリチェーレ)の説明。実に詩的です。ムエット(右)も黒!


そんな中で、私が魅せられたのはSPIRITUELLE(スピリチェーレ)

ミントやヨモギを基調にしたすっきりすがすがしい印象でありながら、柔らかく奥深い余韻が続く、今までに出会ったことのない、驚くような香り。まるで、朝露に濡れた森の中をひとり歩いているような……。この香りをつけている人とすれ違ったら、どこのブランドのものか、思わず追いかけて尋ねてしまいそうです。


MAD ET LEN パルファンミスト スピリチェーレ(オードパルファン) 50mL ¥27500/ドゥーブルアッシュ

*香りによって価格は異なります。

ルメールとコラボした“雨の日の香り”も発見!

マドエレン MAD ET LEN ルメールとコラボした“雨の日の香り”も発見!

またさらに、特別な香りを見つけました。こちらはファッションブランド「LEMAIRE」とのコラボレーションコレクション。キャンドル(¥17000)とリチャージオイル(¥7000)がありました。


このコラボのために調香された香り・ボワ ドラージュは、雨上がりに起きる「ペトリコール」という現象を表現。雨の降り始めに鼻をかすめる、あの独特の香りを自然の素材で再現しているんです。ヒノキを含んだ静かで湿度を感じる芳香に、きっとハッとさせられるはず。ぜひ体験していただきたいです!

MAD ET LEN キャンドル

ちなみに、通常コレクションにもさまざまな香りとかたちのキャンドル(¥14300~)があります。ソイワックスとビーワックスに香りを練り込んでいて、煤も少ないそう。

“失われた時”を取り戻せる香りに出会える「MAD ET LEN」

ブランド名の由来はマドレーヌ!?

“失われた時”を取り戻せる香りに出会える「MAD et LEN」 ブランド名の由来はマドレーヌ

内覧会のギフトにふたつの香りのミニチュアサイズをいただきました。偶然にも、いずれも“黒”系のお名前。ブラックムスクは甘さがにじむミステリアスなムスク。テレノアは、まさに黒く湿った大地の香り。松の樹皮のようなスパイシーなアクセントがカッコよくてお気に入り

最後になりましたが……MAD ET LENというブランド名の由来がユニークなのでご紹介。実はこれ、焼き菓子のマドレーヌからきているんですって!


マルセル・プルーストの長編小説『失われた時を求めて』の冒頭で、主人公が紅茶に浸したマドレーヌ(Madeleine:文中はmad.lenと記載)を食べたことで過去の記憶がよみがえる、というくだり。味覚や臭覚からその時の記憶や感情を思い出すことを「プルースト効果」と呼ぶようになった有名なシーンです。


フランス生まれというのが頷ける、そこはかとなくデカダンスが漂うアイテム。そして“思い出”が調香の礎となっているブランドらしいネーミング。すべてが印象的なMAD ET LEN。日常の中で忘れがちな、情緒的な感性を刺激してくれること間違いなしです。


気になった方はぜひ、オープンしたばかりの旗艦店へ! 都営大江戸線の蔵前駅から10分弱、または東京メトロ銀座線の田原町駅のすぐ近くなので、下町散策の立ち寄り先としても最適ですよ。

●MAD ET LEN(マドエレン)

東京都台東区寿2-9-17 真山ビル1階

営業時間:11:00 - 20:00 

イラスト/ユリコフ・カワヒロ

Shopping News トレンドがわかる、買える!

AND MORE

What's New 新着記事

AND MORE

Feature 編集部のおすすめ記事

×

この記事をクリップしました!