静岡県の奥地、寸又峡にある「夢のつり橋」もその一つ。
深い山の中に突如現れるエメラルドグリーンの水面にかかる木の吊り橋。いかにも幻想的で、一度行ってみたいと思っていました。
しかし、近年人気になり過ぎて休日は吊り橋を渡るのに2時間待ちは当たり前とのこと……。
(吊り橋は、一度に10人しか渡れないという人数制限があるのです)
そこまで混んでいるのはちょっと、となかなか行けずにいたのですが、県民の日で子供の学校が休みになる日があり、思い切って行ってみることにしました。
平日とはいえ混雑が予想されるので、近くの温泉に一泊して、翌朝早くに吊り橋を目指すことにしました。
宿の方に聞いてみると、朝6時半ごろから明るくなって景色が綺麗に見えるとのことなので、朝6時頃宿を出て出発。
吊り橋に一番近い寸又峡温泉街から歩いて30分くらいかかります。
水面がエメラルドグリーンに見えるのは、水の透明度が高いゆえ、チンダル現象によるものということですが、天気次第で濁っている日もあり、綺麗に見えるかは運次第!
さて、この日の水面の色は……、
見事なエメラルドグリーンでした!
(この日のために、スマホを落とさないよう首から提げるスマホショルダーも購入して準備万端!)
紅葉の見頃は少し過ぎてしまいましたが、山並みもとても綺麗です。
さて、吊り橋に一歩踏み出します!
(しかし、吊り橋の写真を見ていただければわかるように、足もとはかなり心もとない感じなので、決して、下を見てはいけません……)
この日は風もなかったので揺れることもなく、小学生の子供でも、無事に渡りきることができました。
(手すりを持って歩けないような、小さなお子さんはちょっと難しいかもしれません)
ゆっくり渡っても5分程度の長さでしたが、吊り橋の上を歩いている最中は、まさに天上にいるような気分になりました。
吊り橋に着くまでははしゃいでいた子供たちも、途中でぐったり……。
☑混んでいない時間帯を狙うこと!早朝がおすすめです。
☑車の方は、寸又峡温泉の駐車場に停めることができますが、ここまでの道にけっこう難所があるので、運転に自信のない方はとにかく気をつけて安全運転で!
☑吊り橋を渡ってからもかなり歩きます。ぜひスニーカーなど歩きやすい靴でお出かけください。
☑未就学児や、高齢の方にはちょっと厳しい道のりかもしれないので、どうか無理はなさらず。近くから吊り橋を眺めるだけでも素敵です。
☑飲み物やちょっとしたおやつを持って行くこと推奨(特に子連れの方は)。途中甘いものを食べて、無理せずゆっくり歩きましょう。
☑雨の翌日などは、水面が濁っている日が多いようです。お天気が続いた日に出かけられるのがベストだと思います。