実は今年の夏、斧投げデビューも果たしておりました。
斧投げ。
アックス・スローイング。
れっきとしたスポーツで、
斧を投げた飛距離ではなく、
もちろん斧で倒した敵の数でもなく、
どれだけ的の中心近くを狙えるかを競います。
五輪に出るなら
アーチェリーかクレー射撃だな、
と思ってたのですが
競技人口が少なそうな分、
斧投げ、ワンチャンあるんじゃね!?
THE AXE THROWING BAR®︎ 浅草店
実際にお酒やシーシャを楽しめるそうで、
浅草という土地柄、外国人のお客さんが
きっと多いんだろうなあ。
しかし細部が明らかに
普通のバーではないことを物語っている……。
コースから選べるのですが、
初めてなので控えめに30分(2480円)に
しておきました。
勝手口みたいな鉄の扉から
地下室に案内されるのですが……。
このシチュエーションはもう、あれじゃん、
アメリカのホラー映画で
猟奇殺人犯のアジトに
降りていくときのやつじゃん。
片手、もしくは両手で斧を振りかざし
的に向かって投げる、とごくシンプルですが、
このとき斧が一回転して的に突き刺さるのがポイント。
(一回転しないと綺麗に刺さらない)
なかなかどうして、
これがめちゃくちゃ難しかったのです!
生まれて初めてなので、ビビるビビる。
振りかざしたときとか、投げた瞬間とかに
自分の脳天に突き刺さるんじゃないかと思って
めっちゃ怖い。
(実際には自分に刃が向くことはないので
そんなことはありえない)
一緒にいる友だちに刺さるのも怖い。
当然、自分も刺さりたくないので、
友だちが投げるときは、だいぶ距離を置きました。
すぐにできるようになったけど、
的に当たる瞬間に刃が的側を向くように
タイミングを合わせることが至難の業で、
何度投げても、的にぶつかって
むなしく下に落ちる斧。
7回に1回くらいは刺さるようになってきて
こうなると、もうめちゃくちゃ面白い!
ポスッという軽い音を立てながら
斧が的に突き刺さるのですが、
これが快感で、快感で。
最初のビクつきはどこへやら、
そのうち的を奪い合うように
斧を投げていました。
「楽しかったね~もっとやりたかったね~」と言いながら
ほどよい疲労感とともに帰路についたのですが。
(ちなみに翌日は肩から上腕がひどい筋肉痛だった)
夕食の場で、「斧、投げたくない?」
と誰からともなく言い出し……。
西新駅から徒歩3分の
Joyroom. 2
斧投げだけでなく手裏剣投げ、
エアガンシューティング、ダーツ
そしてドリンク飲み放題も含まれるという
太っ腹価格!
経験者ぶって投げまくりました。
点数を付けはじめたのですが、
練習下手なのに本番強い子、
練習上手なのに本番外しまくる子(私)、
斧投げよりも手裏剣に異様な才能を発揮する子
などなど、友だちの知らなかった一面も
垣間見られちゃったりして、
これはチームビルディングに
めっちゃいいかもしれない。
どうでしょう、人事部の皆さん?
まじで五輪種目を目指しているらしいので、
始めるなら今ですよ!
初の日本代表の座を賭けて私と戦おうではないか!