皆さまこんにちは。
前回の更新から少し時間が空いてしまいました。
転職して毎日があっという間に過ぎるというのもありますが、それにしてももう12月というのが本当に信じられないです。(体感で2倍速笑)
さて、昨日はK-ballet「くるみ割り人形」を鑑賞してきました。
ロビーにはトウシューズをオーナメントにしたクリスマスツリーが。
くるみ割り人形はクリスマスの夜のストーリーということもあり、この時期に観ると「ああ、年末だな」としみじみ思います。
キャストはマリー姫に飯島望未さん、くるみ割り人形(王子)に石橋 奨也さん、クララに世利 万葉さん。
クララの可愛さに満たされつつ、マリー姫の登場を心待ちにしていた1幕の後半、雪の情景に心を撃たれました。
はじめは8人で始まったと思ったらいつのまにか倍の人数になり、その一糸乱れず美しいコールドと音楽、雰囲気にのまれ「これぞバレエ」という世界観を目の当たりにしました。
その踊りの最中には拍手が湧き起こるほど。
(主役の見せ場やソリストの見せ場で拍手が起こることはよくありますが、これは珍しいと思います)
最近はいわゆる泣けるストーリーや何かで涙を流すことはあっても、美しいものをみて自然と涙が流れるという体験は久しぶりかもしれません。
そんな雪の情景のクライマックスは盛大に雪が降る(紙吹雪のようなもの)演出で最高潮を迎え、すんと儚く終わりの時を迎えました。
(踊り手のことを思うと紙吹雪で滑らないか気が気じゃなかった汗、なにか対策されていそうだけど気になってしまいました笑)
幕が降りて客席は明るくなった時、客席からはざわざわという声と涙を拭う仕草があちこちで見られたので、私と同様に心が動いた(=感動した)オーディエンスは少なくなかったんだと思いました。
ほぼ放心状態で幕間を迎え、ファンタジーと現実の間を彷徨いつつもお腹が空いて笑
ドリンクとフィナンシェを頂き、2幕の時間になりました。
2幕では中国やアラビアの各国の踊りに続きマリー姫と王子のパ・ドゥ・ドゥ、ずっとわくわくドキドキしっぱなし。
最後はクララの夢から覚めるシーンで終わるのですが、これもストーリーがわかっているはずなのになぜか涙が、
「ああ、美しいな」と感じただけなのですが、涙が溢れる、不思議ですね。
兎に角、もう一度みたい!と、心から思えた作品でした。
最後にこの日のバレエ鑑賞コーデです。
この日はドレスではなくパンツスタイルで、バックにスリットが入ったトップスで華やかさをプラスしました。
それでは、本日も最後までお付き合い頂きありがとうございます。
Tamami