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私的名品「メゾン マルジェラのタビ」②どの色・形が使いやすい? 冬の装いでタビを検証 【エディター坪田あさみのおしゃれと暮らしと時々名品 #74】

クセが強いデザインながら実は合わせやすい、不思議な魅力を持つタビ。今季新たにワードローブにNEW INした新作もご紹介します。
坪田あさみ エディター・ライター

坪田あさみ エディター・ライター

大学卒業後、出版社勤務を経て独立、女性誌や広告、カタログを中心にフリーランスのエディター・ライターとして活躍。最近はアパレルブランドとの協業や講演なども精力的に取り組む。インスタ@asamit1201ではファッションはもちろんライフスタイル情報も発信。近著に大人のおしゃれメソッドをまとめた『大人のおしゃれはこなれがすべて 〜40歳からのFashion&Beauty Method〜』(PARCO出版)がある。

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黒の次にヘビロテ

ベージュのタビシューズ

黒の次に私がよく履いているのがベージュ。実は白い靴がコーディネートに便利なので、白のタビを購入しようかと思ったのですが、私の場合、背が高いからか、壊滅的なほど似合わず断念(タビは同じデザインでも色によって似合う・似合わないがはっきりあります)。その代替として投入したのがベージュです。黒い靴では全体が重くなってしまう時に活躍します。

  • 坪田あさみ タビ

靴/Maison Margiela パンツ/ATON
  • 坪田あさみ タビ

▲淡い色が多いコーディネートの時は、足もとに黒を合わせないほうが決まります。似合う人は白タビもよいかと思います。

靴/Maison Margiela トップス・コート/ATON デニム/woadblue×ASAMI TSUBOTA

私の場合、ベージュのタビはデニムやチノ、カーゴパンツなど、どちらかというとあいまいな色のボトムの時に合わせることが多い気がします。ちょっとくすんだベージュが、そうした着こなしと相性がいいのです。

  • 坪田あさみ タビ

▲バレエタイプが便利だったので、冬はベージュのブーティも購入。ライトブルーのデニムとの色の合わせがお気に入りです。

靴/Maison Margiela デニム/woadblue×ASAMI TSUBOTA
  • 坪田あさみ タビ

▲カーキのパンツやブラウンのジャケットなど、私が大好きな“おじさんカラー”の組み合わせ(脳内ではダイアン・キートンコーデ)に、ベージュのタビブーティがぴったり。

靴/Maison Margiela ニット/JOHN SMEDLEY ジャケット/L'Appartement パンツ/LOEFF バッグ/A VACATION

さらに今季、思い切って追加購入したのがシルバーのミラータイプです。以前なら絶対に手を出さなかったモード色の強い一足ですが、数年タビを履いてきたことで、すっかり免疫力のついた私は、こんなインパクトたっぷりなカラーにも挑戦してみました。


ふだんからシルバーの靴やバッグが、一見派手なように見えて、実は合わせやすくとっても便利なことを実感していたので、それならタビでもいけるのでは?と思ったのです。

  • 坪田あさみ タビ

靴/Maison Margiela パンツ/LOEFF
私的名品「メゾン マルジェラのタビ」②どの色・形が使いやすい? 冬の装いでタビを検証  【エディター坪田あさみのおしゃれと暮らしと時々名品 #74】_1_7

▲素材違いのオールブラックコーディネートに、アクセントとして足もとにシルバーを光らせた着こなしに。

靴/Maison Margiela ジャケット/BOWTE ニット/DRAWER スカート/THIRD MAGAZINE×ASAMI TSUBOTA×HAPPY PLUS STORE
  • 坪田あさみ タビ

▲ともするとご近所スタイルになってしまうスウェットなどのアイテムも、キラキラのタビブーティで格上げします。

靴/Maison Margiela スウェット/THIRD MAGAZINE×ASAMI TSUBOTA×HAPPY PLUS STORE パンツ/Chaos
  • 坪田あさみ タビ

▲シルバーが欲しかった一番の理由は、グレーのワントーンコーデに取り入れたかったから。足もとが黒だと重いですが、シルバーがほどよいアクセントに。つま先だけちらっと見えるバランスで使います。

靴/Maison Margiela カーディガン/INSCRIRE パンツ/STORY×ASAMI TSUBOTA 
坪田あさみ タビ

▲デニムと合わせやすいのもシルバーのいいところ。カジュアルモードな着こなしがかないます。

靴/Maison Margiela ニット/Chaos ブルゾン/AP STUDIO デニム/woadblue×ASAMI TSUBOTA バッグ/Jil Sander

いかがでしたでしょうか? コンサバ度が高いコーディネートが好きな人にはちょっと使いづらいかもしれませんが、カジュアル好きな人にはかなり取り入れやすいと思います。最近着こなしがマンネリ化していてつまらない人は、ぜひ挑戦してみてくださいね。


少しずつ寒さが厳しくなってきていますので、皆様どうぞご自愛くださいませ。

今年も読んでくださりありがとうございました。次回更新は2024年1月13日(土)です。

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