「BLISSTIA 箱根仙石原」は、全63室、部屋タイプは9つある分譲型ホテルコンドミニアム、ホテルレジデンスなので、キッチンはもちろんランドリー付きの部屋やランドリールームもあり、ホテルとしての居心地の良さは格別。天井も高く、ゆったりとしたスペースでくつろげ、箱根の伝統工芸品の寄木細工を思わせるローテーブル、オーバーサイズのソファなどモダンで静謐なインテリアにも癒されます。徒歩圏内に美術館や飲食店、コンビニエンスストアもあり快適です。また、ウェルカムドリンクは、県産の野菜や果物をミキサーにかけたジュースが供され、館内には、彫刻の森美術館監修のアートなどもあり、非日常にどっぷり浸かれます。
そしてもちろん、箱根といえば温泉。温泉も、早雲山と山間から立ち上る煙の景色の広がる大浴場や、露天風呂付きの部屋で存分に堪能することができます。箱根七湯で知られる、温泉湧出量も全国5位の箱根ですが、今では17の温泉場があるそう。その中でも屈指の湯の成分が濃いと言われるのが「BLISSTIA 箱根仙石原」の温泉、大涌谷温泉は酸性の硫黄泉。標高も700メートルほどと高いので、気分をアップさせてくれるうえ、極上の温泉も満喫できます。肌に吸い付くような白濁の湯は、優しいピーリング効果もあるので肌がつやつやに。保湿パックを持参すれば完璧です。露天風呂付きの部屋なら、夜はライトアップした庭と、夜空に瞬く星を眺めながら、朝は鳥のさえずりに耳を傾けながら極上のお湯を独り占めでき最高です。大浴場には髪の美容機器で人気のレプロナイザーや、リファのビューティックドライヤーが配され、優雅なスパ時間が過ごせます!
レストランで腕をふるうのは、木内和利料理長。箱根で三島の野菜や下田港の海産物、小田原のみかんや梅干し、伊東の干物、強羅銀豆腐など豊かな食材との出会いから創る旬の料理で楽しませてくれます。鮮魚のカルパッチョとじゃがいものチュロスなどのアミューズに始まり、金目鯛の柚子の香るソースマリニエール、ガス式ピザ窯で知られる高温の「窯 GRANDE」でローストした国産牛のローストビーフに、静岡県産あらぎり山葵のコンディメントやまろやかさが違う駿河湾の戸田塩を添えたもの、などのメインが選べるコース料理に舌鼓! 四季折々の料理とワインをゆっくり楽しめます。また、17時から22時までロビーに面したファイヤープレイスに火が灯るので、食後に一息つくのもお勧めです。
蒸気の立ちのぼる金時山を眺めながらの朝食も贅沢な時間。和食か洋食のメイン料理が選べて、三島野菜たっぷりのサラダや強羅銀豆腐厚揚げの筑前煮など、ビュッフェからも好きなものを選べます。サラダのドレッシングに小田原や湯河原の柑橘も使われていたり美味! このダイニングエリアは、14時から17時までカフェKoteiとしてオープンしていて、宿泊者以外もこの時間は利用できるので重宝しそう。カフェでは足柄茶や梅のパウンドケーキのほか、19世紀に、フランス滞在中のイギリス皇太子のために考案されたという説のあるクレープシュゼットを、目の前で仕上げてくれます。なんと、こちらのクレープシュゼットは、グランマニエだけでなく、キルシュなど4種のリキュールを用意、フランベするたびにいい香りが漂って癒されます。フレッシュなオレンジの酸味が効いて頬が落ちました。紅茶やハーブティーも12種類から選べます。朝方の芦ノ湖の霧をイメージしたというパッションフルーツやメリッサ、クロモジ、リンデンフラワー、ジャスミン、アニスシードのオリジナルブレンドハーブティーに癒されました!おかわり自由の深煎りのブレンドコーヒーには、プティ・フルが付きます。暖かい日にはテラス席も気持ちよさそうです。