2023年12月22日

2024年に向けて。自分を知っていくことの大切さを感じています【SHIHO's Flow Life ＃05】

二十四節気の節目を意識しながら日々思うことをエッセイと近況スナップで綴るモデルSHIHOの「SHIHO’s FLOW LIFE」、今回は冬至。いよいよ年末。ヨガのティーチャーズトレーニングの全過程を終了したSHIHOが2023年を振り返ります。

冬至	とうじ。１年で一番、昼が短い日、太陽が最も低い位置までしかのぼらない日が冬至。それから徐々に日は長くなり、積もった雪の下から麦が青々とした葉をのぞかせる頃・第六十六候‘雪下出麦‘までで、今年は12/22～１/4。この間に年越しを行います。

太陽の黄経が270度となり、私たちが住む北半球では昼が最も短く、夜が最も長い時期になりましたね。最近、目覚めるとまだ日は昇っていなくて、朝日が昇り始めるグラデーションの綺麗な空に出会う機会が増えたように思います。いつもなら冬が好きじゃない私も、今年の冬は暖冬で、夕方に散歩しながら澄んだ空気にすごく癒されています。

いよいよ年末に近づいてきましたが、皆さん年越しはどのように過ごす予定ですか？

私は年末年始に日本にいる時は、比叡山延暦寺にて除夜の鐘を鳴らして、元旦は、比叡山から初日の出を拝む、というのが恒例の過ごし方になっています。山頂から見る朝日が最高で、毎年、ここから始めると１年がすごく充実するんです。その景色は毎年違っていて、透き通るようにクリアな年もあれば、雪景色の中の朝日、曇り空から太陽が覗くなどさまざま。2024年はどんな始まりになるのか、今から楽しみです。

前々回、断捨離の話をしましたが、自分の周りにある古いものや古い考え、こだわりや執着しているものはスッキリ手放して、新しい気持ちで新年を迎えたい。きっと何かにしがみついていたり、物を持ちすぎていると、新しいものが入りにくくなるような気がするので。そのほうが、未知なる新しい出会いや出来事に遭遇していく、そんな感じがするんです。今は、何かに囲まれるというよりも、自分自身であることの大切さや、私って本当はどんな人？って自分を知っていくことの大切さを改めて感じています。

先日、ヨガのティーチャーズトレーニングの全過程を修了したのですが、最終日に先生が話してくれて印象的だったのは、“本来の自分に出会う”というキーワード。知らなかった自分を発見していくと、在り方についてわかってくるんですよね。
それには“スマホ断ち”など外側にある情報や物事に目を向けるのを避けることだったり、“サイレント”で、いろんなことをむやみやたらに喋りすぎないことだそう。意識は外側ではなく、内側に向けることがいいんだとか。意識が内側とつながっていると、周りの状況や環境、自分の思考や感情に左右されにくくなるんです。

自分たちの内側には、自分の気づかない自分＝“本来の自分”が存在していて、そこには、自分の都合やエゴ、恐れや不安みたいなものがない、とっても純粋なものがあるような気がしていて。そこに気付けたら何かが変われる。自分を愛するってそんなことなのかなって思うんです。

振り返ると、2023年は、新しく動き出す2024年に向けての準備期間の１年だったような気がしています。まさにウォーミングアップのような年。2019年くらいから、ひとつずつ積み上げてきたものを、いよいよ本番に向け、本腰を入れてスタートするような、そんな感覚。
新年を目の前にして、また０から始める気持ちでスタートできたら！　風の時代が始まっていますが、やはり、今、身軽でシンプルに、ピュアでいることを求められている気がしています！

内側にエネルギーを溜め、ここぞという時に発揮できるように！　皆さん、2024年も素敵な１年になりますように！

〈ティーチャーズトレーニング、修了しました！〉