出雲大社詣りに最適な奥出雲・日御碕にオープンした【界 出雲】
出雲大社や酒蔵などの観光をして、ゆっくり温泉。と計画をしていたのと、【界 玉造】がリニュアールオープンする際に、新たにオープンしたと聞いたので【界 出雲】にお世話になりました。
向かう途中には昭和二十八年に、社殿のすべてと境内の石造建築物も含め、国指定重要文化財に指定された『日御碕神社』もありました。
日本海をどど~んと目の前に眺めながら入る温泉!
この大浴場が入ってビックリ。
遮るものがなく目の前の180℃パノラマビューで 転々とする日本海に浮かぶ島や岬を望みながら入る温泉はなかなかできない体験だと思います。
入っていると、そこまで高温ではないのにポカポカし出てからも継続力が凄かったです。
強塩温泉(塩化物泉(ナトリウム-塩化物強塩泉))とのことで、温泉に浸かることにより塩分が毛穴をふさいで汗の蒸発を防ぐため、保温力が高く湯冷めしにくいそうです。
部屋から繋がる広いテラスでゆったり過ごす
部屋にはとても広いバルコニーがあり、海を見ながらコーヒーを飲んだり旅の計画を確認したりでき
ソファーからもバルコニーが続ているので、お部屋がとても広く感じられます。
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かわたれテラスの室内
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かわたれテラスの外のカウンターから
フリービバレッジ、広々ソファーにテラスと、こちらも海を眺めながら寛ぐことができます。
地元の食材と郷土料理でもてなされた食事の時間
夕食でお願いしていた『季節の会席』を玉造でも出雲でもお願いしていて、もしかして同じ料理が出てきたらどうしよう。
考えれば、同じ宿に2泊する方もいらっしゃるので、構成は同じでも食材が全く同じで出されることは無いよね~と考えればわかる事だったんですが、心配で。
玉造のチェックアウトの時に聞いてしまったほど。。
煮物椀 蟹のひろうす 菊花 三つ葉
宝楽盛り
≪八寸≫
・ずわい蟹小袖寿司
・ずいきの土佐和え
・錦玉子
・鴨とりんごの串
・なまこポン酢
・フォアグラ干し柿
・穴子と牛蒡の博多真薯
≪お造り≫ お造り取り合わせ
≪酢の物≫ 糸もずく酢
蓋物 蕪と塩鱈の饅頭 銀餡
焼き物 和牛と十六島海苔の小鍋
揚げ物 白子豆腐の包み揚げ たたき海老新挽き揚げ 野菜の天ぷら
旬彩土鍋ごはん 生姜と三つ葉の土鍋ごはん
留椀 香の物
甘味 島根ワイナリー「ぶどう神話」いちじくのサバラン仕立て
初めて『あらめ』を食べたのですが、昆布でもわかめでもなく何とも言えない食感で、日本海の旨味を朝からたっぷり頂きました!
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あらめ磯鍋。
玉子焼き
昆布梅
牛の生姜煮
彩りなます
豆腐
厚焼き
あご野焼き
赤天
あらめ磯鍋
白米
しじみ汁
香の物
ヨーグルト
そして島根と言ったら宍道湖のしじみ!と
こちらの宿でも朝から島根の食材を感じられる朝食をたっぷりと頂き大満足でした。
雲が出る。曇りが多いのは分かっていたのですが
素晴らしい立地を考えると、どっちかは見たかった!
ただ、雨も降らず12月だと言うのに暖かい日だったので
観光はしやすく、2泊3日素敵な思い出になりました。
出雲周辺の観光スポットはコチラ!
【出雲と言ったら出雲そば】
出雲と言ったら『割子そば』
三段重ねの丸い漆器に薬味とそばが入っていて、出汁を蕎麦の器に入れて食べていく独特の食べ方をします。
店内で蕎麦の実を石臼で挽いて、打って、茹でたてのお蕎麦が頂けると聞き開店10分前に到着しました。
地元の方に人気なお店とGoogleに書いてあったのですが、食べ終わった時にも待っている方が沢山!
そばつゆも化学調味料など添加物を一切使用していなく、辛めのつゆ。
こだわりが随所に感じられたお蕎麦の美味しさったら!
【じっくりとお詣りできた出雲大社】
出雲大社に関しては、皆さんも良くご存知と思うので、割愛させて頂きます。
【出雲大社かたりべガイドの会】という、地元のシニアの方々に事前予約で申し込みが出来るのですが、ガイド1名につき15名まで予約が出来き、時間も7時~17時30分までガイド可能。
コースもいくつかあり、案内して頂く時間も柔軟にアレンジして頂けます。
まるで竜宮城!出雲大社の祖神様の【日御碕神社】
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開けたと思ったら神社が!
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伊勢神宮が日本の昼を守る神社であり、日御碕神社は夜を守る神社で
出雲大社の祖神様(おやがみさま)として素盞嗚尊(スサノオノミコト)と、
その姉である天照大神を祀る神社で、社殿が朱色に彩られ海の脇にあるので
竜宮城と例えられています。
いいコースでした。
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日御碕灯台
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ゴツゴツの岩
石がゴロゴロしている場所を示す場合には『碕』
山の様子が険しい場所を示す場合には『崎』
陸地が海に突き出している場所を示す場合には『岬』
日御碕は確かに、石がゴロゴロというより洗濯板のような岩肌が続いていました。