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【冬の島根へ】星野リゾート"界"を巡る旅~出雲ひのみさき温泉編~

出雲大社観光にも最適な立地の【界 出雲】は圧巻の景色を見ながら温泉に入れる唯一無二の宿でした!

出雲大社詣りに最適な奥出雲・日御碕にオープンした【界 出雲】

ゆったりと静かな温泉街のイメージな『玉造温泉』から2日目は移動して出雲へ!
出雲大社や酒蔵などの観光をして、ゆっくり温泉。と計画をしていたのと、【界 玉造】がリニュアールオープンする際に、新たにオープンしたと聞いたので【界 出雲】にお世話になりました。
出雲 星野リゾート
出雲大社からは車で15分位に島根半島の西端に位置する『日御碕灯台』の横にありました。
向かう途中には昭和二十八年に、社殿のすべてと境内の石造建築物も含め、国指定重要文化財に指定された『日御碕神社』もありました。
宿は岬にあるので、部屋からは海!大浴場からも海!と壮大な景色を常に見れるようになっていて、自然の美しさがとっても印象的でした。

日本海をどど~んと目の前に眺めながら入る温泉!

【界 出雲】には客室温泉はなく、大浴場がありました。
この大浴場が入ってビックリ。
露天風呂から日本海、遠くは十六島の風車がみえるのですが、お風呂の前に囲いが無いんです。
遮るものがなく目の前の180℃パノラマビューで 転々とする日本海に浮かぶ島や岬を望みながら入る温泉はなかなかできない体験だと思います。
出雲 星野リゾート
画像引用元:お部屋のパンフレットから
温泉ソムリエなどではないので、詳しくはないのですが泉質は"しょっぱい"というのが第一印象でした。
入っていると、そこまで高温ではないのにポカポカし出てからも継続力が凄かったです。
強塩温泉(塩化物泉(ナトリウム-塩化物強塩泉))とのことで、温泉に浸かることにより塩分が毛穴をふさいで汗の蒸発を防ぐため、保温力が高く湯冷めしにくいそうです。

部屋から繋がる広いテラスでゆったり過ごす

【界 出雲】は日御碕側と海側で部屋のお部屋があり、今回は海側のお部屋に泊まりました。
部屋にはとても広いバルコニーがあり、海を見ながらコーヒーを飲んだり旅の計画を確認したりでき
ソファーからもバルコニーが続ているので、お部屋がとても広く感じられます。
  • 界 出雲

  • 界 出雲

  • 星野リゾート 出雲

    かわたれテラスの室内

  • 【冬の島根へ】星野リゾート"界"を巡る旅~出雲ひのみさき温泉編~_1_5-2

    かわたれテラスの外のカウンターから

同じフロアーには、24時間出入りできる『かわたれテラス』があり、出雲にゆかりのある書籍や
フリービバレッジ、広々ソファーにテラスと、こちらも海を眺めながら寛ぐことができます。

地元の食材と郷土料理でもてなされた食事の時間

今回の旅行で、後から気付き心配していたのが食事でした。
夕食でお願いしていた『季節の会席』を玉造でも出雲でもお願いしていて、もしかして同じ料理が出てきたらどうしよう。
考えれば、同じ宿に2泊する方もいらっしゃるので、構成は同じでも食材が全く同じで出されることは無いよね~と考えればわかる事だったんですが、心配で。
玉造のチェックアウトの時に聞いてしまったほど。。
そして【界 出雲】到着の時にも、前日は玉造だったんですね。とスタッフの方から言われ、安心しました。
  • 【冬の島根へ】星野リゾート"界"を巡る旅~出雲ひのみさき温泉編~_1_6-1

  • 界 出雲

【界】では、ご当地先付けが夕食の際に提供され、【界 出雲】では『出雲そばの薯蕷よせ』が福が舞い込んできそうな、打ち出の小槌を模った器に入って登場!
  • 【冬の島根へ】星野リゾート"界"を巡る旅~出雲ひのみさき温泉編~_1_7-1

  • 【冬の島根へ】星野リゾート"界"を巡る旅~出雲ひのみさき温泉編~_1_7-2

  • 星野リゾート 出雲

  • 【冬の島根へ】星野リゾート"界"を巡る旅~出雲ひのみさき温泉編~_1_8-1

  • 【冬の島根へ】星野リゾート"界"を巡る旅~出雲ひのみさき温泉編~_1_8-2

  • 界 出雲

  • 【冬の島根へ】星野リゾート"界"を巡る旅~出雲ひのみさき温泉編~_1_9-1

  • 【冬の島根へ】星野リゾート"界"を巡る旅~出雲ひのみさき温泉編~_1_9-2

  • 界 出雲

先付け 出雲そばの薯蕷寄せ
煮物椀 蟹のひろうす 菊花 三つ葉
宝楽盛り
≪八寸≫
  ・ずわい蟹小袖寿司
  ・ずいきの土佐和え
  ・錦玉子
  ・鴨とりんごの串
  ・なまこポン酢
  ・フォアグラ干し柿
  ・穴子と牛蒡の博多真薯
 ≪お造り≫ お造り取り合わせ
 ≪酢の物≫ 糸もずく酢
蓋物 蕪と塩鱈の饅頭 銀餡
焼き物 和牛と十六島海苔の小鍋
揚げ物 白子豆腐の包み揚げ たたき海老新挽き揚げ 野菜の天ぷら
旬彩土鍋ごはん 生姜と三つ葉の土鍋ごはん
        留椀 香の物
甘味 島根ワイナリー「ぶどう神話」いちじくのサバラン仕立て
どれも美味しかったのですが島根は柿も有名だそうで、八寸で出された「フォアグラ干し柿」と「和牛と十六島海苔の小鍋」が印象的でした。
朝ごはんでは、隠岐の名産である海藻類の『あらめ』と穴子やサザエなど海の幸を鍋にして炊いて卵でとじた『あらめ磯鍋』
初めて『あらめ』を食べたのですが、昆布でもわかめでもなく何とも言えない食感で、日本海の旨味を朝からたっぷり頂きました!
  • 【冬の島根へ】星野リゾート"界"を巡る旅~出雲ひのみさき温泉編~_1_10-1

  • 界 朝ごはん

  • 界 朝ごはん

    あらめ磯鍋。

本日の焼き魚

玉子焼き

昆布梅

牛の生姜煮
彩りなます

豆腐

厚焼き
あご野焼き
赤天

あらめ磯鍋
白米

しじみ汁
香の物
ヨーグルト

あごの野焼きに赤天と練り物も島根の名物!
そして島根と言ったら宍道湖のしじみ!と
こちらの宿でも朝から島根の食材を感じられる朝食をたっぷりと頂き大満足でした。
界出雲
海側 部屋からの眺め
【界 出雲】では夕日も朝日も残念ながら見れませんでした。
雲が出る。曇りが多いのは分かっていたのですが
素晴らしい立地を考えると、どっちかは見たかった!
ただ、雨も降らず12月だと言うのに暖かい日だったので
観光はしやすく、2泊3日素敵な思い出になりました。

出雲周辺の観光スポットはコチラ!

【出雲と言ったら出雲そば】

せっかく出雲に来たんだから出雲そば食べたい!
出雲と言ったら『割子そば』
三段重ねの丸い漆器に薬味とそばが入っていて、出汁を蕎麦の器に入れて食べていく独特の食べ方をします。
出雲大社へ向かう前に、腹ごしらえをと向かったのが【そば処 神門(じんもん)】
店内で蕎麦の実を石臼で挽いて、打って、茹でたてのお蕎麦が頂けると聞き開店10分前に到着しました。
  • 出雲そば

  • 【冬の島根へ】星野リゾート"界"を巡る旅~出雲ひのみさき温泉編~_1_13-2

出雲そば 美味しい店
駐車場にチラホラと車が止まっているのですが、お店の前には並んでいなく11:30オープン時間に一斉に店内に駆け込む!という珍事があり、危うく1回転目で入店できないところをギリギリセーフで滑り込みました。
地元の方に人気なお店とGoogleに書いてあったのですが、食べ終わった時にも待っている方が沢山!
出雲そば ランキング
肝心なお蕎麦ですが、国産の厳選された蕎麦の実を使い、そば殻はほとんど入れず白めなお蕎麦でした。
そばつゆも化学調味料など添加物を一切使用していなく、辛めのつゆ。
こだわりが随所に感じられたお蕎麦の美味しさったら!

【じっくりとお詣りできた出雲大社】

出雲の最大の目的は【出雲大社】
出雲大社に関しては、皆さんも良くご存知と思うので、割愛させて頂きます。
出雲大社 
が、今回の出雲大社詣りですがガイドさんにお願いをしました。
【出雲大社かたりべガイドの会】という、地元のシニアの方々に事前予約で申し込みが出来るのですが、ガイド1名につき15名まで予約が出来き、時間も7時~17時30分までガイド可能。
コースもいくつかあり、案内して頂く時間も柔軟にアレンジして頂けます。
出雲大社 ガイド
自分たちだけでは知らなかった事や、境内の見逃していたポイントや歴史などを分かりやすく紹介して頂けて本当に申し込んでよかったし、もし出雲へ行く方がいたらお勧めしたい!と思えるアクティビティでした。

まるで竜宮城!出雲大社の祖神様の【日御碕神社】

出雲大社から日御碕にある【界 出雲】に向かう途中、右手に日本海を見ながら車を走らせていると眼下に現れるのが、国の重要文化財でもある【日御碕神社】
出雲 日御碕
  • 【冬の島根へ】星野リゾート"界"を巡る旅~出雲ひのみさき温泉編~_1_21-1

    開けたと思ったら神社が!

  • 日御碕神社

日が昇る東の伊勢神宮に対して、日が沈む西の日御碕神社。
伊勢神宮が日本の昼を守る神社であり、日御碕神社は夜を守る神社で
出雲大社の祖神様(おやがみさま)として素盞嗚尊(スサノオノミコト)と、
その姉である天照大神を祀る神社で、社殿が朱色に彩られ海の脇にあるので
竜宮城と例えられています。
  • 【冬の島根へ】星野リゾート"界"を巡る旅~出雲ひのみさき温泉編~_1_22-1

この日御碕神社から、海沿いの遊歩道を歩いて【日御碕灯台】までお散歩も
いいコースでした。
  • 日御碕 灯台

    日御碕灯台

  • 【冬の島根へ】星野リゾート"界"を巡る旅~出雲ひのみさき温泉編~_1_23-2

    ゴツゴツの岩

【日御碕】の『碕』文字に馴染みがなく『崎』じゃないの?と思っていたのですが
石がゴロゴロしている場所を示す場合には『碕』
山の様子が険しい場所を示す場合には『崎』
陸地が海に突き出している場所を示す場合には『岬』
日御碕は確かに、石がゴロゴロというより洗濯板のような岩肌が続いていました。

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