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40代、私らしく丁寧に歳を重ねていけたら嬉しいです。

お花やガーデニング、美術館巡り、映画、旅が好きです。

タイ、インドネシア、ベトナム生活を経て、今は日本で暮らしています。


身長:165cm

我が家のスピード帰国生受験、終わりました。

転勤族、子供の進路を決めるのも試行錯誤です。
突如始まった我が家の帰国生受験、気が変わったらまだ受けるかもだけど、、いちお終わりました!

また転勤もあるようだし、全く考えていなかった中学受験。

駐在中にしかできない異文化体験を思い切りしてほしい、そして成長のゴールデンエイジは好きなスポーツをエンジョイして体力つけて欲しい!という思いもあり、、駐在中はサッカー漬け&友達と散々遊び。補習校も日系塾も行かずZ会のみ。
本は勝手によく読むけれど、日本人駐在家庭の中でもかなり勉強していないほうだったと思います。



小6夏の本帰国後、友達たちとは毎日遊んで楽しそうなのに日本の学校の諸々への疑問がどんどん増えていき、「やっぱりインターみたいな授業スタイルの中学なら受けてみたい」と本人から。


知り合いの方からも、またすぐ日本を出ることになるにしても中高一貫の私学に席を確保しておくと、義務教育でない高校生になって帰ってきた場合に安心ですよ、とアドバイスを頂き私も「確かに!」となり。
すぐに転勤することになっても、どのみち駐在先の学校の入学試験がまたあるしそれの役にも立つかね、、と夫婦で話し合い。

そんなこんなで、そんな人なかなかいないと思いますが、なんと6年の10月から受験対策をスタートしました。

帰国生受験 駐在 
とにかくマイペース&自己肯定感高い息子。試験当日もあまりに緊張感がないので「今からサッカーの試合だと思ってやってごらん」と伝えたら急に腑に落ちたように戦闘モードな顔つきに。
国算の対策はもう無理なので、英語受験のみで受けられる学校から通いやすい学校を選び、慌てて入試説明会や体験授業、学校訪問をし、会社には海外在留証明書を発行してもらい(結構時間かかる&学校によって雛型が違う)、1ヶ月半後には第一弾の受験日というスピード受験でした。

帰国子女受験 駐在
エッセイは受験でだいたい出題されるので、英語保持のために通っている英語塾でエッセイの書き方を叩き込んでもらう日々。この日は世界の貧困問題について。毎回お題も面白くて本人も楽しみながら書いています。
受けられそうな学校自体が少なかったので願書を出したのは三校のみ。息子の希望と今後のことを考えて、英語でほとんどの教科の授業を行うイマージョン教育をやっている学校を受けることにしました。

英語受験だからいわゆるEnglishのみかと思ったら、Reasoning(math)も含まれることを初めて知り(遅すぎる)。

学校別の直前集中対策がお世話になっている英語塾でちょうど始まったので、それを受け、あとは自宅で私や夫と過去問を何回か解き。
math苦手な私なのでそこは得意な夫にできるだけ任せ、解答見ても苦悩してる私に息子が解説してくれたり、いきなり弟たちに教え出したりして、最初解けなかった問題もなんだかんだ覚えていったようです。

interviewもあるので、過去出題された質問を全て書き出して答えを考え、親子で練習しました。

実際の試験では、向こうの文化でadjust 出来なかったものはあるか?とか、3カ国の中でどの国が良かった?住んだ国ならではのuniqueな文化は?という質問から、タイムスリップできるとしたらどこに行きたい?という質問もあったり、うちの学校にどうcontribute できる?なんていう就活のような質問もあったようです。

結果、なんとかご縁を頂けて我が家のスピード受験は終了となりました。対策はほぼやれなかった代わりに帰国直後でリスニングはかなり強かったのも幸運だったかもしれません。

もっと準備していたらもっと受けられる学校の選択肢も多かったし、もっと良い学校にも受かったかも、、?と思うけれど、かなりのびのびで育ってきた今の我が子にはこのくらいの短期決戦でちょうどよかったな、と思います。

勉強する気になれば(なれば!)意外ときちんとやるのがわかったのも、今回トライしてみた収穫でした。



文化祭に行って色々調べて、憧れの学校に出願、というのはすっ飛ばして、まるで駐在決まった時にいつも慌てて学校選ぶ感覚で受験した感がありますが、息子も同じなようで、学校はその時その時の通過点ということを経験してきているからかかなりあっさり決断できました。

一年先どこにいるか分からないこの暮らしで、子供が大きくなるにつれ教育の悩みはどんどん多くなってきているけれど、きっと我が子たちは大丈夫。一見遠回りや失敗もするだろうけど、それが彼らの人生を全部作っていくものだから大丈夫、と信じるようにしています。


本帰国を考えてきちんと計画的に準備されている方が大半だと思うのでお恥ずかしいですが、こんな感じでゆるく帰国受験に臨む人も中にはいるんだよと言うことで、、
どなたかの参考になれば幸いです。

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