Vol.2 40代、ひさびさに恋愛をする前に必須の3ステップ
読者の皆さん、こんにちは。モテ期プロデューサーの荒野です。
前回「40代は崖っぷち」であり、「重い愛」をすることをお勧めしましたが、そうはいっても“恋愛”というものからずいぶん遠ざかっている‥…そんな方に向けて、2回目はもう少し具体的な話をさせてください。
誰か気になる人ができたら、あなたはどうしますか? さっそくアプローチする? 友人に相談する? ひとりでもんもんと悩んでいるだけの人もいるかもしれません。
多くの方の悩みを聞いてきた僕の経験から言わせてもらうと、うまくいかない人に共通しているのは、自分の思考や行動が客観視できなくなっていることです。「やっと人を好きになれた」「好きな人にめぐりあえた」という点にフォーカスしてしまう。それは、ある意味当然ですよね。みんな自分が人生の主人公なのですから。でも、ここでもう一度思い出していただきたいのは、あなたが40代だということ。人生100年時代、「誰かの恋愛対象になりうるチャンス」はまだ一応残っていますが、とはいえ正直僕が思うにあと数回あるかないか。そして、40代のワンミスは恋愛人生において立ち直れないほどの痛手になって取り返しがつかない、なんていう可能性も十分あるのです!
今現在パートナーがいようと独身だろうと、“ともに生きていく相手”を40代の時点で見つけられているかが重要です。「いくか」「いかないか」、もとい、誰かと生きていくか、ずっと孤独なのか! の瀬戸際なのです。
“恋愛”以前の3つのウォーミングアップ
この貴重なチャンスをものするには、確実に結果を出していかなくてはいけません。そこで、僕のこれまでの相談経験を踏まえて、40代の恋愛に必要だと思う「“恋愛”以前のウォーミングアップ」を提案します。3つの手順で進めてみてください。
【① 幸せな結末を迎えないと思いながらの“恋”は終わらせる】
経験上、恋愛に苦手意識のある40代は、いわゆる身にならない“恋愛”をしがちです。「元彼が忘れられない」「不倫してます」「絶対結婚につながらないけどめちゃ年下の男性と付き合ってます」などなど。その“恋愛”が幸せな結末を迎えないと自分でわかるなら、それは時間の無駄です。婚活を考えているなら、なおさら火遊びや現実逃避の恋愛は終わりにしましょう。
【② “市場”に自ら出ていき、自分の価値を知る】
次に、結婚相談所や婚活アプリに登録してみましょう。婚活パーティに参加するのでもいいでしょう。その目的は、相手を見つけるためではありません。自分のいわゆる“市場価値”が現在どの程度かを知るためです。今の40代はきれいな方も多いですし、Marisol読者の皆さんなら普段から見た目にも気を遣っていらっしゃると思います。でも、男女ともに「婚活」という土俵に上がった時に下される評価には、もしかしたら自己評価との乖離を感じるかもしれません。第三者からの評価を知り、現実と向き合ってこそ正しいスタートラインに立てるのです。
【③ 好きな男性の好きなタイプの女性と自分とのギャップを埋める】
最後に、好きなタイプの男性が“好きであろうタイプの女性像”をリサーチしてみましょう。好みに近いメンズ誌を見つけてページをめくってみてください。注目すべきは、その男性モデルの隣に写っている女性モデル。こういうふうにならなければ、眼中に入らないというのがわかります。そして、イメージが掴めたらギャップを埋める努力をしましょう。そこに行くためには、どうすればいいかを考えて行動するのが近道になります。
特にファッションにおいては僕の経験上、圧倒的に男性に人気があるのは、ご想像の通りコンサバティブな雰囲気の女性です。これだけは強くお伝えしておきたいです!
自分の偏差値に合った相手を選ぶことが成功率を上げる
さて、3つお伝えしましたが、なかでも一番重要なのが、2つ目の“自分の恋愛市場価値を知ること”。「はいはい、わかってますよ」とおっしゃる人ほど、再認識してほしいのです。
受験経験者も多いと思いますが、市場価値を知るというのは模試を受けることと同じです。それなりに恋愛経験も積んだ40代の方々となると、ほとんどの人が偏差値70レベルの人を望んだり、好きになりがちです。しかし、恋愛市場で模試を受けて自分自身の偏差値を把握し、例えば55とわかっていれば、偏差値70のレベルに受かるのが難しいことは明白。自分の市場価値を知ることで恋愛における視野が広がり、ひいては成功率を上げることにもつながるのです。
凝り固まった理想やや妄想を打ち砕いて、今の自分と向き合うのが40代の恋愛成功法。まだ今の自分を受け止めきれない…そんなあなたに贈る今回の格言はこちら。
【今回の格言】
40代こそ、恋愛前の模試必須!
己の市場価値を知れ