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• WEB美容エディター 原田千裕
• ちょっとやそっとじゃ揺るがないのが自慢だった鋼鉄の肌に明らかな陰りが……ということで、アンチエイジングにフルスロットル中！ そんな日々の中でキャッチした、アラフォー向けの“マーヴェラス”な美容トピックスをシェア。コスメも男性もお酒も“ディープで濃いめ”が好み。Instagram:@marvelous.h

ひとつめはCOSME Week TOKYOで再会を果たした「Bueno（ブエノ）」。前回の開催時にもチェックしたブランドです。

ホップに豊富に含まれる抗酸化成分・キサントフモールをはじめ、ビタミンBや酵母・韓方エキスなどを配合したキサントフモール シャンプー（中央上の茶色くて四角いボトル）、天然のバラの花びらが入ったムーンライト フローラル クレンジング（写真左側のチューブです。低刺激タイプで大人肌におすすめ！）などは、韓国コスメ好きなら見覚えがあるかも。

そうそう、カメラロールを遡ったらありました。前回はこのシートマスクを購入したのでした。

サーモン S.O.S マスクは、チャームのようなレモン型のパウチに入ったビタミンCのアンプルを塗布した後にサケの卵、すなわちイクラエキス配合のシートマスクでケアする２stepのシートマスク。ちょっとペタペタが残りますが保湿力が高く、肌もトーンアップした記憶が。

そんなBueno、今回はシルバーラインの中で最も気になったアイテムをゲットしてきました。

シルバーラインは乾燥＆シワケアのみならず、ブライトニングも期待できるマルチなアイテムがそろうシリーズ。

BAKUCHIOL ANTI WRINKLE AMPOULE EYE PATCHは、その名の通り次世代レチノールとも言われるバクチオール配合のアイケアです。

フタを開けると……肌のリペアを促すアラントイン、ビタミンC、ペプチドなどを贅沢に配合したというぷるぷるのハイドロゲルタイプのアイパッチが入っています。見た目もキラキラしていて、使う前から気分が上がります！

丸いアイパッチは、ふたつのパーツにセパレート。大きなサイズは、目の下から頬骨あたりまで覆ってくれるので大助かり。シワやシミ、お疲れ感などいちばん年齢が出やすい部分を覆ってくれて、広範囲をまとめてケアできちゃいます。

小さいほうは、その日によって口角やまぶたなどピンポイントケアに。寒天のような（でもタフ）ぷるっぷるのゲルパッチは密着力も高く、20～30分ほど貼りっぱなしにしておいてもズレや剥がれは気になりませんでした。

密閉ケア後の肌は、まるでアイロンがけしたかのようにピンとしてふっくら。まだ２回試しただけなのでブライトニング効果など詳しくはこれからジャッジですが、翌日は目もとのちりめんジワがあまり気にならなかったかも。使いやすくて使い続けたい、さすが美容大国発！といった感じのめっけもののアイテムでした。

レッドラインはサンプルをいただきました

グロースファクター研究に長けたブランドであるBueno。このほか、５種類のグロースファクターから生まれた独自成分・MGFなどを配合したエイジングケアにぴったりのレッドラインも要チェックです。

そのレッドライン、間もなく新作が発売されるというニュースもキャッチ。

ちょっと見づらいですが、品名はExosome Booster Mist Plus。肌のハリツヤをサポートすると言われるエクソソーム配合のよう……。しかも、ボトルの中身はジェル状。実際にその場でお試しさせていただきましたが、これが実に細かいミストになって出てくるんです！ もちろん、通常のトナーミストより保湿力を感じる頼もしい使用感でした。

BuenoのアイテムはQoo10でも取り扱いがあり（一部アイテムのぞく）、ぱっと見たところレッドラインのセラム以外は￥10000以内で購入できる模様。前半でご紹介したアイパッチは、なんと￥3700でした（2024年1月現在）。ご興味のある方はぜひ！

余談ですが、同じブースで展示されていた「SU NATURAL」というカンパニーのプロダクトも気になりました。

下のイエロー＆ピンクのスティックに注目。こちらはGABAやオリザノール・食物繊維・ビタミン・ミネラルなどがギュッと詰まったお米の胚芽部分だけを取り出したパウダー（というか胚芽そのもの）。

上から3番めのイエローを試食しましたが、本当にシンプルに“胚芽”で、香ばしくて美味しかった！ ちなみにピンクのほうは、胚芽+美容成分をブーストしているそう。日本上陸が待ち遠しい！

（　）内の金額は配布されていたパンフレットに記載されていた日本での販売価格です

同じくCOSME Week TOKYOで今回初めて出合ったブランド「Lassie’el（ラシエル）」。Qoo10でも販売されているのを見つけましたが、間もなく日本展開予定のブランドです。まず、このシンプルなパッケージがおしゃれ！

Oat Scrub Multi Bar（￥2370）は、99％自然由来成分仕立てのフェイス＆ボディ両方につかえる石けん。７つの穀物の微粒子スクラブ入りで、古い角質や老廃物をやさしくオフします。この、浴室に吊り下げておけるデザインも気が利いてる！

ブースでいただいたパンフレットによると、71％までが穀物の現物なのだとか

そして私のおすすめは、このEnzyme Oat Scrub Powder Wash（60g ￥3200、100g ￥4600）。オーツ麦やハトムギの種、米ぬかなど保湿や角質ケアに役立つ多彩な穀物成分を配合した弱酸性のパウダーウォッシュです。

このアイテムのポイントは、加える水の量によって異なるケア体験ができるところ。

水を多めに加えて泡立てるとふんわりして、少し水を控えめにすると、ねっちり濃密泡。ライトに洗うかディープにいくか、自分のその日の“落としたい”度合いによって調整できるのが好み。さらに水を減らせば、スクラブとして集中的な角栓ケアとしても活躍します。

持ち運びに便利なスティックタイプ（14包入り ￥1690）があるのもありがたい！ 店頭に並ぶのが待ち遠しい、注目ブランドです。

↓本国のサイトに飛びます↓

ラストは、コスメキッチンの展示会で見つけた韓方オーガニックビューティブランド「mirari（ミラリ）」の新作。

以前、シートマスクをご紹介したことがあるmirari。2/1、コスメキッチンと共同開発したオーガニックスキンケア「mirari organic」をローンチします。厳密にいうと韓国コスメではないかもしれませんが……成り立ちがばっちり韓国発想なので、ぜひご紹介させてください！

mirari organicは、韓国人の食や美容、身体に大きく影響を与えている韓国の伝統医学・韓方（ハンバン）療法に着目。写真の８種の植物エネルギーを注ぎ込んだ独自のmirari organic complexで、うるおい・輝き・ハリに満ちた水光密度肌を目指します。

ラインアップは化粧水・セラム・クリームの３品。いずれも韓国発のCOSMOSオーガニック認証である「KTR」を取得しています。なかでも私が皆さまに断然おすすめしたいのは、こちらのトリートメント モイスチャー クリーム。

ふわっと軽くやさしいテクスチャーのクリームは、ほのかなベルガモットの香り。１日の終わりに深い呼吸を誘い、お手入れの時間がそのまま、心のこわばりも緩めてくれる“瞑想タイム”に変わるような体験をもたらします。

べたつきは残さずに薄膜のヴェールで覆い・うるおし続けてくれる使い心地は、ちょっと疲れた夜でも負担になりません。さまざまなタスクに追われる大人の肌にちょうどいい、韓国の知恵が詰まった宝物のようなクリーム。使い続けるうちに、韓方のチカラが内側からの美しさを引き出してくれるはず。

パッケージに書かれている優しさにじむメッセージにもきゅん。

mirari organicのコンセプトは“陰の時の自分へまで手を伸ばしてくれるスキンケア”。陰（negative）は決して悪いことではない、negativeな時を大事にすることにより、人はより強くなれる……ブランドの創設者、カン・ハンナさんのそんなエールを胸に、自身、そして肌と向き合う時間をいっそう大切にしたくなるアイテムです。

mirari organic treatment moisture cream(ミラリ オーガニック トリートメント モイスチャー クリーム) 52mL　￥5060／コスメキッチン＜２月１日（木）発売＞

成分も考え方も使い方も個性あふれる韓国発のコスメたち。これからもまだまだ、美容の可能性を広げてくれるアイテムが現れること間違いなし！ また素敵なプロダクトを見つけたらシェアしますね！