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エターナルなジュエリーこそ真のコスパアイテム ① 値段が爆上がりするジュエリー。 本当の買い時は一体いつなのか? 【エディター坪田あさみのおしゃれと暮らしと時々名品 #77】

あれよ、あれよという間に値段が爆上がりしている昨今のハイブランドジュエリー。エディター坪田が10年想い続け、最近ようやく手に入れたリングについてご紹介します。
坪田あさみ エディター・ライター

坪田あさみ エディター・ライター

大学卒業後、出版社勤務を経て独立、女性誌や広告、カタログを中心にフリーランスのエディター・ライターとして活躍。最近はアパレルブランドとの協業や講演なども精力的に取り組む。インスタ@asamit1201ではファッションはもちろんライフスタイル情報も発信。近著に大人のおしゃれメソッドをまとめた『大人のおしゃれはこなれがすべて 〜40歳からのFashion&Beauty Method〜』(PARCO出版)がある。

値段ではなく、長く使えて、使用頻度の

高いものこそコスパがよいもの

なんでも値段が上がっている昨今ですが、ハイブランドの時計やジュエリーの上がり方は「爆上がり」という言葉がぴったりの状況ですね。

円安や金の高騰、インフレによる影響もありますが、おそらく今後も値上げが避けられないのは確実です。自著『大人のおしゃれはこなれがすべて 〜40歳からのFashion&Beauty Method〜』(PARCO出版)の中でも書いていますが、私はコスパを「値段÷(年間使用回数×着用年数)=コスパ指数」と定義しているので、ちょっと背伸びをしてでも早く買うことはある意味正解だと思っています。

逆に私にとってバッグや靴は消耗品なので、早く買ったからコスパがいいとは限りません。そちらは欲しいものをその時のタイミングで買うようにしています(早すぎても遅すぎてもある意味もったいない)。


雑誌の1ページのビジュアルに

心を掴まれ、10年後ようやく購入


ハイブランドのジュエリーやアクセサリーは私のワードローブの中では数少ない「一生もの」(この連載の最初の方で書きましたね)。なので、そのブランドの中で長年定番として売られ続けている物を買うことが多いと思います(10万円以下のものはもっと気軽に買っています)。


例えば、去年自分への誕生日プレゼントとして買ったTASAKIのバランス シグネチャーのリングですが、これは10年近く前からずっと購入を考え続けていたもの。

  • 坪田あさみ ジュエリー

▲2009年からTASAKIのクリエイティブディレクターを務めていたタクーンが手がけた「バランス」コレクション。5つのパールが直線のバーに並ぶ浮遊感のある、エレガントかつモダンな素晴らしいデザイン。ちなみに小さなパールがついた細いバングルは、20代で買ったMIKIMOTOのもの(一体何年ものだ!?)。

このTASAKIのバランスは、私にとってちょっと通常とは違う思い入れがあるのです。理由はこのページとの出合いがあったから。

  • 坪田あさみ ジュエリー

▲2013年6月号の『GINZA』(マガジンハウス)。雑誌の誌面をアップするのはルール違反かと思いますが、10年も前のものだし、言葉では説明できないのでどうぞお許しください。

これは2013年の雑誌「GINZA」のジュエリー企画の1ページなのですが、私はこの号をコンビニの雑誌コーナーで読んだ時、感動して泣きそうになりました(実際泣いた気がする)。海外の雑誌のアプローチとは全く違う、日本人的なロマンティックで細やかなアイディアが素晴らしくて、楽しくて忘れられないページ。ちなみにこの企画の中ページの1カットがこの号の表紙にもなっているのですが、後にも先にも日本のファッション誌でジュエリーをこんな風に使った表紙を見たことがありません。いろいろとジュエリー撮影にはブランド側からのNG項目も多く、こんな風に使う発想自体がありませんでした。

 

  • 坪田あさみ ジュエリー

▲これがその号の表紙。「小さきものよ!」のキャッチコピーといい、イラストとの組み合わせ方といい、タイトルの入り方といい、当時言葉どおり震えました。平林奈緒美さんがADだった時代の『GINZA』は毎回感動的で。今でも保存している号が何冊もあります。

  • 坪田あさみ ジュエリー

▲同企画内にはこんな素敵なビジュアルもありました。全然興味のなかったハリー・ウィンストンのテニスブレスレットまでうっかり欲しくなってしまったのですから、恐ろしい魔力です(笑)。

もちろんこのページで初めてTASAKIのバランスを知ったわけではないし、自分もリース時にプレスルームで手にしたこともありました。

でも、このページを見た瞬間、私の脳裏にバランスのイメージが新たに刻み込まれたのは事実です。

これは当時『GINZA』のアートディレクターをされていた平林奈緒美さんのアイデアだったそうで(このページを撮影されたカメラマン山口恵史さんに後日お会いした時に根掘り葉掘りお聞きしてしまいました)、私にとってはどんな広告よりも、めちゃくちゃ刺さったのです。

 

雑誌の中でモデルがつけていて素敵だったからお店に見に行った、ということは過去にもありますが、一枚の写真のパワーだけでなく、写真を使ってビジュアル化したそのアイデア自体がここまで心に突き刺さったことはそれまで一度もありませんでした。 

   

次回2月17日(土)の更新では、リングを購入した日のことと、もうひとつの愛用品についてご紹介します。



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